▲▲ 2011 /  3月 ▲▲

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NO 876  希望を持って。 

2011  3/30(水) 

  厳しい状況になかなか変化が見られない原発事故。つらく不安な毎日が続きますが、とにかく信じて少しでも元気を出してやっていくしかありません。本日は先日早期終了したパウダーパフでご協力いただいた義援金募金に私 とスタッフの分もプラスして納めて参りました。ご報告かたがた厚く御礼を申し上げる次第であります。誠にありがとうございました。 また夏には山小屋の方でも引き続いてやっていきたいと思いますのでその節は多くの皆様のご協力をお願いしたいと思います。

  さて三月も終わりというのに、いつまでも寒い日が続いた大町です。昨日までの10日間ほどは10度超えもなく、真冬日こそなかったものの、最高気温 がプラス0.1度までしか上がらないという  “準真冬日” が2日間もあったりで本当にいつまでたってもなかなか暖房から離れられませんでた。 でも今日は久々に11度近くまで上がるちょっぴり暖かな一日になり、日差しにしても周辺の田畑や山の端を見るにつけても、いよいよ春到来の感を強くしました。被災地の皆さんにおかれても、まだまだ 寒の戻りもあるかと思いますがご自愛いただきたいと思います。そんな中で3/20の静岡からスタートしたサクラ前線は、九州、四国、近畿、東海、関東へと順調に広がってきているようですね。これからも千葉、 水戸、いわき、相馬、仙台、気仙沼、宮古、八戸・・・ とサクラ前線もどんどん北上していくことでしょう。大町の開花予想は4/22とのこと。たぶん入山して山小屋の除雪作業に追われて いるころで、サクラの開花は見られないかもしれませんが、各地からのサクラ開花のニュースを聞き、サクラに思いを馳せながら、近い未来 も、その先の未来も、さらにずうっと先の未来も信じていきたいと思っています。

  ところで先週末には、以前当 H.P(2/21付け NO.867)でもご紹介した第1回『信濃おおまち達人検定』が、開催され私も参加して参りました。120人の定員に対して、目一杯会場を詰めて県内外から148人の参加者が受験。キャンセル待ちの人も何十人もおられたとのことですので、たいへんうれしいことです。試験後にいただいた正解集と照らし合わせると、私は100問中数問間違っただけで、祝    達人認定! のようです。 (お〜っと勝手に自分で合格判定しちゃいけませんね! 結果報告は4/10以降に届けられるそうですので、楽しみに待ちたいものです。捕らぬ狸の皮算用にならないようにしないと・・・   大震災後は大町をはじめ長野県内のスキー場、温泉地はどこもたいへんきびしい状況が続いていますが、こんな時こそ地元民が多方面にわたる地元の知識を深め、これからお越しいただくお客様に 大町のいろんな魅力を知っていただくことが必要かと思います。今後も継続されていくということですので、いつの日にか皆さんにもご参加いただきたいものです。 なお検定事務局の皆さんには、問題作成からはじまって手探りの中で、初めての『信濃おおまち達人検定』を成功裡に導かれましたこと御礼申し上げます。 下記の問題の答えは NO.875の中に載せてあります。

黒部ダムや登山に関した勉強は必須ですね。

ウチの小屋の問題も出ましたよ〜

NO 875  パウダーパフ ご来店ありがとうございました。 

2011  3/22(火) 

   なかなか先が見えてこない原発事故。原発事故や大地震に起因するさまざまな余波は被災地だけでなく日本中に広がっています。まだまだ本格的な光は射してきてくれませんが、原発の現場には三重県などの土建屋さんの大型ポンプクリート車なども出動して、関係者一同危険も顧みずみんな必死になって頑張ってくれています。必ずや一筋の光明が射してくれる日がくると信じて日本中で力を合わせるしかありません。被災地からも高校の合格発表シーンや子供たちが避難所で手伝っている場面の報告もあったりで、少しずつではありますが明るいニュースも紹介されてきています。まだまだ被災地のきびしい状況が好転することは難しいことですが、皆で見守りたいものです。

   私どものパウダーパフも爺ガ岳スキー場も、諸般の事情で予定を早め昨日で今季の営業を終了いたしましたが、最後の春分の日3連休もゲレンデはとても寂しい、きびしいお客様の入り込みでした。ただそんな中でも大震災のことなどまったく何も知らないお子さんの無邪気な歓声を聞いていると、少しだけ元気も出てきました。スキー場だけでなく、このあとも登山、旅行、レジャーをはじめあらゆる観光産業にとってもたいへんきびしい年になると思われますが、萎縮せず前向きにがんばっていくしかないと思っています。皆さんも肩肘張らずに、今までどおりに普段どおりに普通にいきましょう。

   冬のスキーシーズンには爺ガ岳スキー場へ、パウダーパフへお越しくださいまして誠にありがとうございました。4シーズン目の今季、パウダーパフもまた一歩前進できたようです。スタッフともども重ねて御礼申し上げます。来冬もぜひまたおでかけくださいませ。お待ち申し上げます。このあとはまた冷池山荘の春山入山へ向けて気ぜわしくなっていきそうです。

子供たちからも元気がなくなったら大変です。

寂しい締めの3連休でしたが・・・・ 来冬こそ!

NO 874  爺ガ岳スキー場は春分の日3連休で終了になります。 

2011  3/18(金) 

  今回の寒波もようやく去って、大町も朝から好天におおわれて北アルプスもきれいに姿を見せた一日になりました。なお昨日は最高気温がマイナス3.5度の真冬日。今朝 もなんとマイナス10.4度まで下がり、久々の厳冬日になった大町です。東北地方の被災地の皆さんも 、また長野県北部地震で被災された皆さんも、 真冬並みの厳しい一両日をお過ごしになったことと思います。

  東日本大震災 の影響は当地でもいろいろと出てきており、爺ガ岳スキー場でも節電、圧雪車等の燃料供給不足等も含め、総合的に判断されてスキー場の今季営業を一週間早めて、3/21(月)をもって終了にすることを決定いたしました。また私どものパウダーパフについても諸般の事情を鑑み同様に3/21(月)をもって今季営業を終了させていただきます。突然のことでお客様には誠に申し訳ありませんが、ご理解の程よろしくお願い申し上げたいと思います。なお明日から始まる春分の日3連休に関しても、お客様の入り込みもまったく予想が立ちませんので、仕込み、仕入れの関係上、途中で品切れになりお客様に提供できない品も出るかと思いますが、何卒ご了承くださいませ。よろしくお願い申し上げます。

  なおゴールデンウィークの山小屋 春山営業については、冷池山荘のみ営業する予定でいますが、皆様お知り置きのようにまだまだいろいろと不透明な部分も多い状況ですし、何よりも余震等の心配もまだまだなくなりません。とにかく人里離れた北アルプスのてっぺんのこと、今後の突発的な事態の発生によっては、ゴールデンウィークの営業は中止ということもあるかもしれませんのでお含み置き下さるようお願い申し上げます。

NO 873  支援の輪。 

2011  3/18(金) 

    東日本大震災発生から一週間が経ちましたが、まったく先が見えない原発事故、拡大一途の地震津波による被害報告、救援物資の偏り、大震災から派生する買い占め、モノ不足、停電等等のトラブル。どれをとっても心が痛むばかりです。一方では支援活動も各地に広がり、当 大町市からも消防隊員の救助活動、大町市立病院からも2回に渡って医療隊が派遣されています。また大町市も市営住宅の空室の提供も申し出て、昨日は早速福島県から避難されたご家族が緊急入居されたそうです。原発事故にしましても周辺の皆さんのご心配は、私たちが想像できるものではないでしょう。また事故現場においてはすべての作業員が不眠不休の中、命を張って対処されていることと思います。今はとにかく信じて祈るばかりです。

   当方のパウダーパフの隣にあるシャンティロッジはスノーボードショップも兼ねているのですが、オーナーのスノーボード仲間で岩手県にいる友人が、被災地へ防寒着等を届けたいということで、オーナーの呼び掛けで防寒着を集め、何箱もの段ボールに詰めて、送るべく準備をすすめておられました。(現在は終了)  私も何点か供出させていただきました。その一方では善意の義援金への振込みが集中しすぎて? の銀行のシステムダウン? といった日本人の生真面目さが逆に思わぬトラブルを生んだ??  そんな大きな事象も発生しています。 私も入金しようと思っていますが・・・  とにかく今は落ち着いて、普段どおりの生活をしつつ日本国民全員で支えてこの未曾有の国難を乗り切っていくしかないと思います。民放テレビなどでは、通常の内容の番組放送も再開されてきていますが、ときには力を抜いて娯楽番組を見て息抜きするのも必要でしょう。皆さんもすでにいろんな形で協力されていると思いますが、そんな中でいま一段の協力をしていけたらよろしいのではないでしょうか。

   また当H.Pをご覧の方から私の留守中にお電話をいただき、山小屋のトイレの技術を被災地で用いることができないものか? とお尋ねがあったようですが、当山荘で用いている3種類の方法の中では、太陽光を用いたバイオ方式が比較的すぐに設置が可能かと思います。この方式は何社かで作られており、国土交通省関係の工事現場や各地の公園等でも導入されていますので、、国土交通省や各県庁でもご存知だと思いますしメーカーでも今後きっと積極的に紹介されていくことと思います。ただ原子力プールへの放水にしても、そんなに簡単に行かないように、バイオトイレにしても金額的にも一朝一夕に導入と言うわけにはいかないと思われます。また製造しているメーカーにしても皆さん地方の中小企業であり、とても何台も寄贈なんてこともできないことだと思います。でもなんとか避難所のトイレや寝る場所が少しでも快適になっていけたらいいですね。ご心配いただきありがとうございました。

爺ガ岳スキー場パウダーパフにて。

爺ガ岳スキー場シャンティロッジにて。

NO 872  春は必ずやって来るはず。 

2011  3/15(火) 

  連日の東日本大震災、原発事故の報道には心を痛めるばかりです。震源、被災地から遠く離れた方でも、不安に思わない方は誰一人居られないことと思います。今は 全ての国民がどんな小さなことでも、どんな形であっても協力して行かなければと思っております。 昨日は後輩の大町青年会議所のメンバーが早速に義援金の募金活動を開始したので、私も些少ながらカンパして参りました。私も大町青年会議所(JC)在籍中の平成7年1/17(1995年)発生の阪神大震災の際には、2月の終わり頃に大町青年会議所メンバーとして、4日間ほどボランティア活動で芦屋市に赴き、芦屋市内の高校に寝泊りしながら避難所の皆さんへの朝昼晩の弁当の配達作業に微力ながら携わらせてもらいました。ただもう少し被災者の皆さんと接することができ、いろいろな お話し相手になることができればもっと良かったんですが・・・  時間があればもっと何かができたのではと、多少の後悔も残った活動でもありました。でも自分にとってもボランティアという概念が身に付くきっかけにもなりましたし、日本にとってもボランティアという言葉が始めて根付いたのが阪神大震災であったかと思います。

  当時2月末に芦屋市に赴いた際には、既に市内は2トンダンプ、4トンダンプを中心にがれきを積んだダンプカーが引っ切り無しに走り回り、既に復興へ向けた槌音が相当に高まっており、その早さに少々驚いたくらいでした。まだまだこんなことを言う段階でないことは重々承知しておりますが、この度の東日本大震災でも必ずや復興の第一歩がやってくるはずです。原発事故にしてもたいへん 憂慮される心配な状況が続いていますが、なんとかこれ以上被害が拡大せぬことを信じ、祈るばかりです。 私どもも人里離れた北アルプスのてっぺんで山小屋という仕事をしていると、人知れぬいろんなプレッシャーがかかりますが、今回の原発事故にも胃が痛くなる思いです。とにかく今は日本国の英知 、人材の総力を結集してこの国難に対峙して、なんとか克服していただきたいものです。    

NO 871  歴史的、国家的 大受難。 

2011  3/13(日) 

   3月11日午後発生の東日本大震災。超巨大 大津波、予断をゆるさない原発事故の発生、過去の地震からは想像もできない超広範囲で繰り返す地震、余震の発生、テレビ画面には目を覆わんばかりの かって見たことのない信じられない光景・・・・  どれをとっても過去に、日本を襲った自然災害のどれをも凌駕するものと思われます。 今現在テレビ等で報告されている人的、物的被害の報告もほんとうに一端のものだけと思われます。どれだけの被害なのか、不明者の発見や被災地の復興にはどれくらいの歳月がかかるのか、どれをとっても誰も答えられるものではありません。  今はただ、日本人全員が自分自身の苦難だと思って立ち向かっていくだけかと思います。日本人の持つ、勤勉さ、英知、そして日本人としての気概、誇りを持ってすれば必ずやこの大困難、艱難辛苦を克服していけるものと信じています。あわせて被災地の皆さんには心よりお見舞い申し上げる次第であります。

   私どもの山小屋にも過去に、夏山スタッフとして東北6県からも何人もの方に来ていただいていますし、壊滅状態の三陸海岸の陸前高田市から20年前に3年間ほど来てくださった方もいらっしゃいました。とにかく今はメンバーを含め、被災地域全域の皆さんのご無事を祈るばかりです。また今回の巨大地震に触発されるかのように、長野県北部の栄村周辺でも大きな地震が発生しましたが、大町周辺にはまったく被害等はありません。一方3/11の最初の M9.0の巨大地震の際の大町の震度は震度3でしたが、同時刻ごろ? に発生した雪崩に巻き込まれて? 白馬三山につながる小日向山で 山スキーヤー3人が遭難といった残念なニュースが今朝の新聞にでていました。詳細については不確定なところが多いですが、余震も続くおり、登山者にも雪山登山等には注意が必要かと思います。   

こんな穏やかな朝が一日も早く、被災地に戻りますよう願っております。(3/13)

爺ヶ岳も静かな表情で見守ってくれます。(3/13)

NO 870  クボタのテレビCMに鹿島槍ヶ岳発見! 

2011  3/ 7(月) 

   昨日家族が見ていたテレビに何気なく目を向けると、コマーシャルの中で遠く鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳が写っているじゃないですか。初めて見るCMです。いったいいつから放映されているのか知らないが、早速インターネットで検索してみました。昨夜見たのも一番最後のところを見ただけでしたので、クボタのコマーシャルなんだなというぐらいしかわからなかったんですが、インターネットによるとどうもシリーズ化されていて4パターンあるらしい。こういことも直ぐにわかるんで便利ですね  内容はというと安曇野の農家に生まれた青年が、家業を嫌って?都会生活に憧れて出て行ってしまったが、何年かぶりに両親と妹の待つ安曇野に戻ってくるという、ちょっと涙腺がゆるんでしまう心温まる 内容のようです。CMは動画で見られますのでぜひ皆さんもご覧になってくださいね。CMの最後には穂高川のはるか向こうに初雪をかぶった蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳などの後立山連峰の峰々がそびえ 、青年をあたたかく迎えてくれます。やっぱり独特の双耳峰を持つ鹿島槍ヶ岳はすぐにわかりますね。 いろいろなところで鹿島槍も登場できて、私にとってはさらにしあわせな気分になります。 

   ところで今春4月から始まるNHKの朝の連続ドラマ『おひさま』という番組も安曇野や松本が舞台になって登場しますが、昨年夏には早々に大町市内でもロケが行なわれ、ソバの花が満開の中山高原等で撮影されたそうです。中山高原については当H.Pの2010年5/11のNO730 をご覧ください。写真は菜の花畑ですが、菜の花収穫後には秋ソバの種が蒔かれますそのシーンにはまたまた鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳も登場するかもしれませんね。蕎麦屋を舞台にしたドラマのようですが、ぜひまたご覧になってくださいね。

  とにもかくにもこんな風にドラマや旅行番組、CMそして映画にとに安曇野や大町を取り上げていただくとたいへんうれしい思いです。こんなことがきっかけになって、信州へ足を運んでいただいたり、農業に興味をもっていただく人が増えればとてもうれしい次第です。  ところでみなさんクボタって知っていますよね? 田舎の人間なら知らない人のほうが珍しいと思うんですが・・・・  ヤンマー、イセキ、クボタ・・・・ CMの中でもでもさりげなく赤いトラクターが写っています。ただインターネットで再生CMを見ても可愛い妹さん役の雰囲気からも農業機械の 会社のCMってイメージじゃないですよね。時代は大きく変わりました、もう小林 旭や田村亮子が農業機械のCMに出て馬力を強調するような時代ではないようです。   かなり古い? 失礼いたしました。   ちなみに我が家のトラクターはヤンマーの赤いトラクターです。

NO 869  暖冬だった長野県内。 

2011  3/ 5(土) 

   昨日の 長野県内NHKニュースを見ていると、今冬の県内のお天気の傾向を気象予報士が解説しており、12月〜2月中の県内各地の平均気温は長野市がプラス0.5度、松本市がプラス0.8度、軽井沢がプラス0.7度など軒並み平年より高く、暖冬傾向だったと解説していました。大町も1月だけは超低温傾向で滅茶苦茶寒かったですが、12月および2月は温度高めに推移して楽に過ごせました。おまけに大町でいえば、降雪についても、今の感じで いけばかなり少ない部類の冬で終わりそうです。今日までに市街地北はずれの我が家で降った雪が累計で192センチ、これって都会の方から見ればとても多く思えると思いますが、私の感覚からいけば平年の60パーセント前後といったところでしょうか。まあまだ3週間ほど降雪期間がありますが・・・  大糸線沿線スキー場の最南端に位置する爺ガ岳スキー場は、よくこの積雪状況で暮れから比較的良好な積雪状態をキープできたものだと感心するのと同時に山の神にも感謝申し上げている次第で あります。(山間部にある爺ガ岳スキー場は当然192センチよりは、はるかに多い降雪です。)

   今週も3日、4日と終日マイナス下の真冬日へ戻り、今朝もマイナス10度ぐらいまで下がった大町でしたが、雪については今回もほんとうにお印し程度に舞っただけでした。残念・・・・   ところで来週も今週とまったく同じようなパターンで週明け月曜日に南岸低気圧が通過して、そのあとには冬型気圧配置が強まるとか・・・  もう本当かなって感じ?  とにかく雪の少ない大町界隈なんです。 そして明日の夜からあさってにかけては、またまたニュースや天気予報で 月曜日には東京で雪が降る?!  いや雨だ!?  って大騒ぎになりそうですね。2月下旬から4月上旬にかけて、南岸低気圧で名古屋や東京に雪が降るのなんて、全然不思議なことでないのにね。私がう十年前に上京した年には4月の第1週に10センチぐらいの春雪が降りましたが、今のような大騒ぎはなかったかと思います。まあ都会の人間だけでなく田舎の人間も含めいろいろな意味で年々雪や寒さに弱くなっていっているようですね。雪や寒さがなければ北アルプスの魅力なんて半減してしまいますよね、きっと。 山好きの皆さんはこれからもしっかりと耐寒体質を造っていきましょう!   ところで明日の朝も結構冷え込みそう・・・ ぶるぶるっ

久しぶりの北アルプス。市街地周辺は日影に雪が少し残るだけになってしまいました。(3/3)

NO 868  今日から3月。 

2011  3/ 1(火) 

   昨日の20ミリ近いまとまった雨で、大町市街地北はずれにある我が家の周辺の田んぼの雪もほとんど消え去りました。暮れから全国的な豪雪が報道された今冬でしたが、大町は例年より少なく、2月にいたっては累計の降雪が40センチほどしかありませんでした。ここ2週間はまったく降雪もなく、爺ガ岳スキー場の積雪状況も気になる毎日です。ただ今夜以降はほんとうに久しぶりに冬型の気圧配置が復活! 寒気の流入も週末まで続くとか・・・ 期待したいですね。 午後には湿った雪が舞いだしました。

   そうは言っても今日はいよいよ3月入り、日一日と水も温み、期待の春到来も間近なことでしょう。なぜなのか今年の2月は今までにないぐらいに 長さを覚えた月で、それこそ35日間ぐらいあるんじゃないかと感じるぐらいでした。その反動できっと3月はあっというまに時間が過ぎて行きそうな予感です。4月下旬の冷池山荘の入山までも1ヵ月半、いろいろと気ばかりあせってきます。