▲▲ 2011 / 12月 ▲▲

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NO 1068   穏やかな一年の終わり。

2011  12/ 31(土) 

  大晦日の今日は、年の瀬にふさわしく、マイナス12度まで下がって、今冬一番の冷え込み。朝までは雪雲におおわれていた後立山連峰も次第に姿を現し、夕刻迫るころには、全貌を惜しみなく見せてくれました。そしてほんとうに、厳しかった2011年もまもなく終了ですね。誰もが忘れることができない2011年、誰もが苦しんだ2011年。まもなく新しい年も始まるわけですが、平成24年は日本の誇りを取り戻せるような年になることを信じて一歩一歩確実に進んでいきたいものです。本年も一年間お付き合いいただきましてまことにありがとうございました。佳き新年をお迎え下さい。

NO 1067   2011夏山より』   来年も『登魂』 と『登山力』 でがんばります。

2011  12/ 30(金) 

  8月に来年の岳人別冊『2012夏山』 の取材で、中村カメラマンが各山荘にお越しになりました。山荘ではお決まりのスタッフ集合写真もパチリ。新越山荘ではスタッフが、登魂Tシャツと登山力Tシャツで気合十分で撮影に臨みました。もちろんバッチリOK! きっと周辺のコースガイドとともに、掲載していただけることでしょう。 

  今年は天候不安定で、『登魂』 も『登山力』 も100パーセント発揮できる日が、少なかったシーズンでしたが、来年こそはフル回転できるような、いいシーズンになってほしいものです。そのためには『天気魂』 とか『晴天力』 のTシャツも作らなきゃいけないですかね。

どんなポーズがいいかな〜 あっち向いてぇ 決まりました! どうですか!

NO 1066   今年もあと2日。

2011  12/ 30(金) 

  大町は一昨日、昨日と最低気温はマイナス11度以下まで下がり、さらに真冬日(終日のマイナス気温)も24日から5日間続きましたが、そのクリスマス寒波もようやく抜け去ったようで、昨日は久々に最高気温はプラス2.3度と上がり少しだけ暖かみを覚える一日となりました。ただ正直な話し、12月は雪そのものに関しては、たいへん少なく、市街地にとってはたいへん楽なんですが、爺ガ岳スキー場をはじめ、スキー場はどこももまだまだ降って欲しいのが本音でしょうか。先日の長野地方気象台の発表では、想像どおり今年は雨の多い一年だったとか・・・・  その分、今冬の雪が少なくならなければいいんですが。それにしても先日雪が少しだけでも、降ってくれて良かったです。雪のないお年取りなんて、気の抜けたビールみたいなもんですよね。

師走30日の後立山連峰は雪雲の中ですが、雪雲そのものに厚みはないですね。(12/30 7:30)
餓鬼岳や燕岳など表銀座の山々は吹雪いているものの、薄っすらと見え隠れしています。(12/30)
クリスマスリースは稲穂とミニしめ飾りを付けて新年バージョンに変身。 年神様を迎えるしめ縄もOK。昨今当地では “おやす” にみかんをのせるのが流行?

NO 1065  『2011夏山より   うまかった大船渡のサンマ。

2011  12/ 27(火) 

  今夏山、秋山はいずれも週末の天候が恵まれず、お客様の入り込みも期待を大きく裏切るものとなってしまいました。とにかくお天気が良かったのは海の日連休、お盆、そして最後の体育の日連休の3回だけの印象しか残っていません。あとの週末はことごとく悪天候と、週末前の台風にやられたと言う感じです。大相撲でいえば、まさに“3勝12敗”で十両へ陥落といったイメージでしょうか。それから、最初の海の日連休はいい感じでスタートできたので、東日本大震災の影響はあまり心配しなくてもいいのかななんて 淡い期待も持ったのでしたが、最終的にはやはり東日本大震災や原発事故の影響も多分にあったのかもしれません。とにかくいろんな意味できびしいシーズンになりましたが、今も被災地や遠く離れた仮設住宅等で生活なさっている方々のご苦労を考えれば、なんのこれくらいといったところですね。気持ちを入れ替えて来シーズンに向かっていきたいものです。

  さて今年は少しでも何か力になれないものかと、5月に4泊5日で被災地の岩手県へ山小屋スタッフと炊き出し (最新情報5月:NO900.901.903) に行ってきたり、夏には3つの山小屋でも震災義援金を皆さんにも募りました。さらに本年にかぎっては3つの小屋のトイレチップも加えて義援金とさせていただき、おかげさまで全部で35万円ほど集まりました。そこへ私どもの分も含めて50万円を、9月30日に大町市役所を窓口に被災地へ送らせていただきました。皆様には多大なるご支援をたまわりましたことを厚く御礼を申し上げる次第であります。まことにありがとうございました。なおこのことについては、10月1日ごろの当最新情報内においてすでにご報告を申し上げておったのでしたが、まったくの私のミスでそのころの最新情報のNO.999からNO.1002までの、4回分をいつのまにか誤って削除してしまったようで、『今までの情報』 から見ることができません。先日それに気づいたのですが、まだバックアップもしてなく、すでにあとの祭りで、自分でも結構ショックを受けてしまった次第です。今後はしっかりと こまめにバックアップしていきたいものです。

  さて5月に岩手県の炊き出しへ行った際には、私どもの山小屋の旧きスタッフのKさんにも遠野市で再会してきました。Kさんも大津波で陸前高田市の自宅は流失全壊してしまい、1カ月余の体育館での避難生活のあと、病身の老母と内陸の遠野市へ避難されていたのです。炊き出し終了後にお会いして、激励してきたわけですが、とても大した力にはなれずに、 後ろ髪を引かれる思いで、岩手を後にしてまいりました。その後Kさんからは秋に、そのときの御礼にと、山の仲間みんなで食べてくれと大船渡のサンマを送っていただき、山の上でスタッフ一同たいへん美味しくいただきました。ほとんど 全てのものを失った方から、逆に全員分をもってしても余りあるたくさんのサンマを送っていただき、それだけでも感激で涙がでてきます。こんなに美味しいサンマは初めてでした。Kさんの住んでいた陸前高田市は、私どもが炊き出しをさせていただいた大槌町とともに、被災地でももっとも激しい大津波を受けて壊滅した町です。現在も港を含めほとんどなにも復興できてない状態にあるものと思われます。いつになるかはまったく想像もつきませんが、、いつの日にか復興が叶ったその陸前高田や大槌の港に水揚げされたサンマも食してみたいものです。きっとうまいでしょうね。それまでは被災地のことを忘れることなく、なんとか少しずつでも 、どんな形でもいいから力になっていきたいものです。まだまだ脳裏から消え去るには、いくらなんでも早すぎる3・11東日本大震災です。

鹿島槍ヶ岳や周辺の山々にもお供えしてから、皆で一尾ずつありがたく頂戴いたしました。
前日水揚げのサンマが大町へ届きました。山小屋へは後日ヘリにて荷揚げ。

NO 1064  明晩 『ナニコレ珍百景』 で明かされる扇沢駅の秘密?!

2011  12/  27(火) 

  明日12/28(水)の晩の、テレビ朝日系テレビ番組(夕方6時から3時間)『ナニコレ珍百景2011年総決算スペシャル』に扇沢駅の売店職員さんが登場! という情報が届きました。ちなみに私はこの番組を見たことがないものですから、よくわからないのですが、おそらく何か珍しい光景があるとか、超珍しいものを売っているといったことなのでしょうか。私もシーズンを通して何かとお世話になっている施設ですが、そんなに珍しいものがあったとは、ついぞ知りませんでした。皆さんのうちのほとんどの方も扇沢駅にはお立ち寄りになっていると思いますが、何か思い当たるものはおありでしょうか?

  明晩はしっかりと確認して、来年以降は当方でもちゃんと紹介していきたいものです。それにしても、何かなあ・・・  今夜は眠れなくなりそう・・・

いったい何が・・・ この建物の中に。 乞うご期待!

NO 1063   祝 爺ガ岳スキー場オープン。

2011  12/  26(月) 

  大町は今日で3日間連続の真冬日。昨日も今日も最高気温はマイナス3度ほどと、よく冷え込んでいます。12月の終わりに3日間も続けて、真冬日というのは、まあ珍しい部類の記録かもしれません。テレビでは寒波寒波と大騒ぎをするものだから、いったいどこの世界のニュースかと思っていましたが、ようやく大町上空にも寒波と雪雲がやって来てくれたようです。おかげで一昨日の午前中までは、まったく雪のなかった大町も、ようやくの雪化粧です。昨朝、今朝とどちらのお宅も雪かきで大忙しです。そしてこの降雪で大町以北のスキー場は、どこもオープンにこぎつけたようで、とりあえずはどちらもひと安心といったところでしょうか。願わくばもう一降り、二降りほしいのが本音ですが、とにもかくにも師走の光景らしくなりました。ぜひ冬の大町へもお出かけくださいませ。

  なおそろそろ大学をはじめ、年末登山の時季になってきましたが、後立山連峰主稜線は12月に入ってからは、ほぼ連日の降雪模様です。登山口から下部は少なめとしても、2000m以上は積雪も相当に増していることでしょう。お気をつけて入山下さい。

信濃大町駅でも20センチ超の積雪。 爺ガ岳スキー場も待ちに待ったオープン。

NO 1062   ビッグなクリスマスプレゼント。

2011  12/  24(土) 

  テレビニュースでは冒頭から、大雪や寒波の話題でもちきりのここ数日でしたが、大町にとってはそれって一体どこの話し? って感じで、まったく蚊帳の外に置かれた感じでした。でもそれにもようやく終わりを告げて、冬本番、雪の季節を迎えられそうです。

  今朝はマイナス9度、日中の最高気温もマイナス0.3度の真冬日、それが冬本番への号砲となったか、昼からは今冬初めて大町上空も完全に雪を降らす鉛色の空が広がり、夕方からは今季初の本格的降雪を迎えています。私どもの爺ガ岳スキー場をはじめ、大町以北のスキー場はどこも雪不足で苦しんでいましたが、明日にかけてさらに積雪を増し、とっても大きなクリスマスプレゼントになってくれそうです。

昨日までは、北アルプスは雪雲に隠れても、大町の上空には青空が広がる毎日。 今日も朝は爺ヶ岳稜線も見えたりしていましたが、昼前からはどんどん鉛色の空が大町上空を覆う。

NO 1061   クリスマスイブの24日は “黒部ダムカレー” のスペシャルデー。

2011  12/  22(木) 

   熱烈なファンの皆さんの後押しや、関係者の皆さんの熱意で最近は結構人気になるつつある、“黒部ダムカレー” です。マスコミに登場する機会も日に日に増えて、知名度も急上昇中!で、市内では提供する店舗が、ここへきてかなり増えてもきているようです。そんななかで今回は24日に急きょクリスマスイブ限定キャンペーンを行なうことになり、有志の店11店舗で、ささやかではありますが、それぞれの店なりのミニサービスを実施することになりました。

  わがパウダーパフでは、黒部ダム湖に見立てたカレールウの上に浮かぶ、これまた遊覧船『ガルベ号』に見立てたミニピザを、通常は一隻のところを24日にかぎって2隻お乗せしてのW就航とあいなります。お値段はいつもどおりの1100円!ぜひお出かけ下さい! 

  パウダーパフの黒部ダムカレーは自慢のカレーとこれまた人気の手づくり焼きたてミニピザが同時に味わうことができるので、結構人気なんです。24日はスキー場もオープンしていればなおうれしいんですけどね。

黒部ダム湖に浮かぶ遊覧船『ガルベ』1号と2号。これはお得感満載!お腹は満タン! こちらは下流から眺めて見ました。なんとなく黒部ダムっぽいじゃないですか!?

NO 1060   残念・・・ 22日の爺ガ岳スキー場オープンは延期。

2011  12/  22(木) 

   連日パラパラしてるんですが、なかなか本格的な降雪になりません。積雪は10センチちょっと。当然まだまだオープンと言うわけには参りません。申し訳ありませんが、もうしばらくお待ち下さい。今日も午後からは結構舞ってはいるんですが・・・ とにかく、今夜、そして明日、明後日と冬型の気圧配置、そして恵みの雪に期待です。もうスキー場の準備も万端、雪さえ積もれば早々にオープンになるんですがね。期待しましょう!

なかなか降らないですね〜 明日こそは

NO 1059   『2011夏山より   ミッドナイトイーグルの世界。

2011  12/  21(水) 

   4年ほど前に、『ミッドナイトイーグル』という日本映画が作られ、大町でも一部ロケが行なわれたりしました。冬の北アルプスに国籍所属不明の最新鋭ステルス戦闘機らしきものが墜落して、大きな騒動になっていくといった話しだったと覚えています。ちなみに大町周辺には映画館がなかったりで、ついぞ観賞する機会がないまま今にいたっています。おりしも今朝の新聞では、日本の領空を守る航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)に、最新鋭ステルス戦闘機F35が正式決定したという記事が掲載されていました。本州中部の山岳地帯では、実際にときどき訓練飛行が行なわれているようですので、数年後にはF35も北アルプス上空にもやってくるかもしれませんね。

とにかく速い速い。あっというまです。

NO 1058   『2011夏山より  今年おぼえた高山植物の名前。

2011  12/  20(火) 

   高山植物の数っていったい幾つあるんでしょうね。また何をもって高山植物というのかもよくわかりませんが、とにかく登山口より上、1200mぐらいから上部に咲いている花々はその範疇に入れてもいいのでしょうかね。みなさんだってそんなこと聞かれても困りますよね。 まあ悩み深い問題? ではあります。まあそんなことはさておき、今夏もあらたにひとつ高山植物の名前をおぼえました。まあ私もあんまりこまかいことを聞かれたり、微妙な違いを指摘された りするとボロがでてしまうので、あまり専門的なことは聞かないでくださいね。とはいってもまあ、周辺のかなりの種類の名前は知っているつもりですが、それでもやはり知らないものや、新たに発見するものが毎年のようにひとつ二つあります。 今夏名前を覚えたお花が下の写真のセイタカスギゴケ(もしかしたらコセイタカスギゴケ?)。お花というよりは文字通り コケでしょうね。今までもずうっと存在は知っていたのですが、あまりにも地味すぎるので・・・  図鑑で調べることもなかったというのが実際のところです。というよりは調べても、収載されてない高山植物図鑑がほとんどで、毎年毎年横を通り過ぎながらも、なぜか申し訳なく思っていました。皆さんだってお隣に住んでいる方が、なんて方なのかわからいのっていやですよね。今年はちょっと気合を入れて図鑑やインターネットで調べてみました。たぶん間違いないと思うんですが・・・  まあどちらにしてもスギゴケの仲間ということでしょうか。 もしかしたら下界にもあるコケかもしれません。とにかくようやく名前を知ることができて、まさにノドの奥に刺さった魚の骨が取れたような気分です。(実は先日ほんとうに魚の骨がノドの奥に刺さって、お医者さんに行って取ってもらったんです。笑い。) と同時により親近感も増してきたものです。

  ところで、実はわたしは苔類が大好きなんです。 今夏は新越山荘に偶然泊まられたカナダからのお客様もコケが好きで、登山道沿いのコケが素晴らしかったとおっしゃってくださり、外国の方にも苔が好きな人がいることを知り感激したくらいでした。ときに登山道が崩壊したりで、新しく登山道を付け替えたりするときがあるのですが、そんなときハイマツやシャクナゲなどを申し訳なくも伐採したあと、登山道を開削した法面の地面に何年後かにいちばん最初に咲くというか、根を下ろすのがコケ類なんですよね。そして最低限の伐採をほどこしたハイマツの切り口をやさしく保護するように、かさぶたのように毎年少しずつ覆っていくのがコケなんです。そんな姿を見ているとなんかいとおしくなってきます。コケ類は山岳地帯においてはいちばんのパイオニア植物(先駆植物)なんでしょうね。そしてさらに数年後にはそのコケが覆った斜面にはハイマツやシャクナゲやダケカンバなどの種が落ちて、いずれ芽を出して大きくなって枝を張っていく。北アルプスの厳しい条件下での営みですので、下界の道路工事現場の法面のようには、簡単に芝生を張っ たり、種を蒔いて養生とは参りません。そしてその間はあっという間に、10年そして20年と経過してしまいます。しかしその頃には新しい登山道も付近にすっかり馴染んでなんの違和感も感じなくなってきます。こんなところにも大自然の偉大さを感じないわけには参りません。

  昨今はトレイルランや早歩き、日帰り強行軍を自慢にピークハントだけが目的のような方が、以前にも増して増えてきているようで残念でならないんですが、ひとつでも多くの花や樹木の名前を覚えたり、 見つけたり、花の名前のいわれを覚えたり、遠くの山の名前を確認したり、地形の面白さを理解したりする“知的登山”に重きを置く登山者が増えていってくれたらなあといつも願っております。今夏もコバイケイソウをウルップソウと仲間の女性達に教えてらっしゃる男性がおられて、さりげなくお教えしたんですが・・・・  ちょっと、いらぬおせっかいだったでしょうか。皆さんもお花のなまえをたくさん覚えてくださいね。花を愛する第一歩です。ちなみにウルップソウは五竜岳や白馬岳、八ヶ岳にはありますが、鹿島槍ヶ岳以南にはありません。不思議なもんですね。

セイタカスギゴケ(コセイタカスギゴケ?) のお花というか胞子嚢。 年月を経て、シャクナゲやコケモモ、ネバリノギランなども同居を始める。

十数年前に開削した登山道の法面と伐採したハイマツを手当て養生するかのように包み込む。

NO 1057  ちりも積もれば山となる。

2011  12/  20(火) 

  昨年の今頃の当最新情報を見てみれば、まったく今冬と同じパターンなんですね。昨年も今頃は雪不足で苦しんでいたようです。つい先日も同じ長野県内でも 、飯山のほうでは60センチ以上の新雪が降ったというのに・・・ 大糸沿線はいまひとつ降り方が甘いですね。それでも毎日毎日パラパラしていて、いたって降雪が少ない爺ガ岳スキー場でも少しずつ積雪も増してきています。温度も一気に下降傾向! あさって以降の寒波到来予想には心底期待です。

  なお先日は『パワースポット 鷹狩山』のページもアップしましたので、ぜひまた鷹狩山にも、来春はパワーを求めてお出かけ下さい。鷹狩山の魅力も引き続き発信していけたらなあと思っています。 ところでパワースポット 鷹狩山のご利益かどうか、ほんとうにちょこっとだけいいことがありました。もう年末ジャンボも明後日までだから、もう少しだけ買ってこなくちゃ。それにしても今朝の信濃毎日新聞の記事によると昨年暮れの年末ジャンボの、松本駅前で販売された2等賞  1億円の当たりくじがいまだに換金されていないんだそうです。なんでも換金されないと長野県の会計に入るのだそうです。それはそれで長野県民としてはありがたいのですが、それにしてもなんて奇特な方なんでしょうか・・・・  せめて10万円でいいので、一度だけでも当たってみたいものです。  しかしパワースポットとといわれるところは金運といった世俗的なものより、肉体の健全や心の安定を求める場所なんでしょうね

NO 1056  クリスマス リースづくり。

2010  12/ 19(月)

  週末にテレビを見ていたらクリスマスリース作りの手ほどきをしていました。意外に簡単にできそうなので、さっそく今日はチャレンジ! びっくりするほど簡単にできあがりました。土台に使う番線や針金はウチにあるし・・・  用いる材料にもとくに制約もないようだし・・・  それならウチの庭にも使えそうな木がいろいろとあるぞというわけで、早速リース作りに挑戦です。使ったカイズカイブキの枝もヒイラギの枝も、本来剪定しなければならない伸びきった徒長枝ですので、なんら問題もありません。長さ30センチぐらいのカイズカイブキの徒長枝は、いたって番線に巻き付けやすく最高です。何本もぐるぐると巻きつけて、針金で4箇所ほど留めて、後はヒイラギと南天を挿すだけ。最後にハサミで修整して、紐をつければ完成です。材料費はゼロ円、製作時間 はすべて込みで1時間。いい感じで仕上がりました。家族からは 『まあ男の作ったリースだね』 『なかなか重厚味があるよ』 『南天とヒイラギも使っているから、お正月にもバッチリだよ』 と、いろいろとおほめ? の言葉ももらいました。ちゃんとクリスマスとお正月を使い分けるように、 鈴のデコレーションとミニしめ飾りだけ100円ショップで買ってきて、取り付けなくちゃ! ついでに年賀ハガキも買ってきて、早くやらなくちゃいけませんね!

  ところで、今週末にはもうクリスマスですが、ようやく全国的に冬らしくなってきましたね。大町にしても、ここ4日間は最高気温も2度ぐらいまでしか上がらず、冷え込んできました。連日雪もパラパラしています。ただ本格的な降雪には、まだまだ程遠く、クリスマス寒波の到来がひたすら待たれるところです。北アルプス山麓のスキー場も 高いゲレンデから滑れるところが、日に日に増えてきていますが、まだまだ全面滑走というところは、数少ないです。わたしどものパウダーパフのある爺ガ岳スキー場もまだまだです。どこのスキー場も今週末にやってくるという今冬最強というクリスマス寒波がもたらしてくれるパウダースノーを待ち望んでいるところです。  

NO 1055  方言大好き。

2010  12/ 16(金)

   11月に長野県山岳協会の50周年パーティが長野市内であり、参加させていただきましたが、酒席にて県内の著名な企業の副社長さんが、信州の言葉まるだしで話されていて、とても好感を持ちました。私は信州の地の言葉が大好きで、地の言葉が飛びかうようなお酒が入った宴席とか、お年寄りと話しをするのが大好きです。そんな時に、面白い方言が出たりするとすぐに手帳に書き留めてきたくらいです。 ただ書きためるだけで整理が全然できないのは毎度のことなんですが・・・・  いろんな人との会話の中で、すっかり忘れ去られていたり、使われなくなっている方言が出てきたりすると、それこそ宝物を見つけたような感覚です。

  そんなくらいですので、信濃毎日新聞社が昨年春3月に『長野県方言辞典』 を出版すると、事前に予約をして購入したくらいです。ちなみに本の価格はというと、なんと15000円成り。しかし15000円という超高額本にもかかわらず 、県内では売れに売れて? 現在は絶版のようです。 (ちなみに現在発売中の広辞苑の第6版普通版が8400円ですから、その高額度が・・・ わかるってもんです。だけど内容の充実度といい、使いやすさ、親しみやすさといいなかなかのすぐれ物です。)  購入してからも、どこかなつかしい方言に出会うたびに700ページの分厚い辞典からチェックしては悦に入っています。とにかく私だけでなく長野県内に私のように信州の地の言葉が大好きな方、誇りに思っている方が大勢いるということがとてもうれしい次第です。今回大町周辺で今でも用いられる方言を 『長野県方言辞典』 で引いて見ると、掲載されていないものもまだまだ沢山あるようです。将来的には未集録の方言がさらに集められて、改訂版が出されるのが今から楽しみでなりません。

  また機会があればこのH.Pでも登山シーンでの会話実例? なども紹介していきたいですね。たとえば、とある夏山の日曜日、柏原新道を上り始めた男性登山者3人パーティの会話から・・・  『八ッ見ベンチに着いた、B男ちょっくら休んでくか。』  『おう。そうしましょや。それしても C男の野郎、えれぇ遅れてるみたいだじ〜。おれちょっくら見い行ってくるか。』 『まあ待ちぃ案じゃねえわ!C男のことだでゆんべおしきせた〜んとやったじゃねえかっちゃ。』  しばらくして、『おう、見えた見えた。お〜いまっと早く、たったたったと登ってこなきゃ冷池山荘まで行けねぇじ おめ様今から そんなおんじょ〜上げてどうするだい。だいじょうかい?』 『A男、 B男! オラ今日はこわくってこわくっててきねぇわ。さっきもちょっとあげちゃって。』  『ど〜れ、熱でも見てやっか。 頭かしぃ。おいおいこりゃえれぇだわ! 頭チンチンしてるわ。』 『ど〜れ、ふんとだわ!  汗もえれぇかいているじゃねぇかい。』 『こりゃすぐ下りなきゃいけねえずら。 おいB男! われリュック背負ってやりや。』 『A男さ、B男さ。わりぃねわりぃね。』 『何が悪かっちゃ! さあ、C男えびや。下りてすぐ病院行くじ ぃ。』 『なっちょか、頑張るわ。』 『よ〜し、行かずぃ! B男よ〜いと先頭行きや。』  『『おう、まかしときましょ。さあ行かずか! C男大丈か?  あげっぽくなったりこわくなったら、すぐゆうだよ。』  二人の助けもあって、すぐに下山して、日曜日の当番医院へ行って点滴をうってもらって事なきをえたC男さんでした。風邪っぽいときは 皆さんも絶対に無理はしないようにしましょうね。小屋泊まりのキャンセルもご一報の上、遠慮なく中止して下さい。 登山はかなりハードなスポーツです。いつでも体調管理だけはきちんとしたいものです。

  さて今年もいよいよ2週間あまり。インフルエンザも流行する季節です。お風邪など召しませぬようにして、お年取りをお迎え下さい。『風邪なんかひかなんで、みんなで、いい年取っとくれ。』   しかし、いい年取っとくれといっても、雪がいまひとつ降れえねえ今冬の大町です。今日16日もチラチラするのみ、確かに温度はようやく下がり気味傾向で、今日も最高でも1度までしか上がっていませんが、いかんせんテレビで騒ぐほどの雪を伴う寒波ではありません。まとまった雪がスキー場にどーんとほしい北アルプス山麓です。  

NO 1054  大町以北の格言 『月夜回りに雪降らず』 。

2011  12/  14(水) 

      鹿島槍ヶ岳がはっきりと姿を見せてくれたのは12/6以来、また一日中鹿島槍ヶ岳をはじめ後立山連峰全山が見えていたのは11/29以来でしょうか。貴重な師走の一日となりました。まだまだ今年最後の後立山連峰全山顔見世じゃないと思いますが、本当に久しぶりに出会えてよかったというのが実感です。下から見ても確実に雪の量を増しているのがわかる、後立山主稜線です。今朝は月明かりの下でも銀嶺の山並みがきれいに見えていた、師走らしい冷え込んだ朝になりました。

  ところで先日12/10の夜は全国各地で満月の皆既月食を楽しまれたことと思います。大町では風花で雪がチラチラする中での、月食を愛でながらのお月見となりました。皆さんも楽しまれたことと思います。さて話しは変わりますが、皆さんの住んでらっしゃる地方では、 『月夜回りには雪は降らない』 と言いませんか?  まあ雪があまり降らない地方では、関係ないとは思いますが・・・  また、だいたい “月夜回り” という言葉自体が広辞苑で引いても出てきませんが・・・  もしかしたらあまり用いられていない言葉なんでしょうか。 まあそういったことはさておき、要は満月の前後に、里では雪があまり降らない、大雪にはなれないということなんです。ひるがえって考えてみるに、大雪になるのは新月のころということに もなります。子供のころから親の言うのを聞いて、注意して見ていても、やはりかなりの確立で当たっています。昔の人の経験則というものはすごいものです。私にはよくわかりませんが、月の引力とかが関係あるのでしょうかね。なかなか里に雪が下りてこない今冬の序盤ですが、このあとは12/25の新月に向かって雪が降りやすくなる時期に入っていきます。なかなか里まで雪が下りてこない今冬で、北アルプス山麓のスキー場はどこもやきもきしていますが、今週末から、来週、そして年末へ向けてまとまった降雪に期待したいものです。

十九夜の月ということでしょうか。これからは月の欠けた分、雪が増していくはずの北アルプス山麓の大町です。皆既月食で2時間ほど月が消えても雪は降ってくれなかったですね・・・・ (12/14)

岩小屋沢岳〜新越山荘稜線には、もう雪庇が日に日に大きくなってきているのがわかりますね。(12/14)

雪煙舞い立つ爺ヶ岳。 “種まき爺さん” もようやく雪をかぶって冬籠もりに入れたようです。(12/14)

NO 1053  後立山連峰は日日降雪。

2011  12/  11(日) 

   作日までの3日間は、全国的にようやく冬到来を思わせる陽気になり、各地から初氷や初雪の便りが届きましたね。地球温暖化が言われる昨今、本来の寒さがやってくることに安心感を覚えます。ただ今回の寒気は大糸線沿線への流れ込みは いまひとつ弱く、まだまだどのスキー場も、最上部でも雪不足の状態が続いているようです。そんな中では、唯一五竜スキー場の最上部のみが、なんとか昨日オープンにこぎつけられたようです。長野県内のスキー場でも志賀や野沢などの高いところや、人工雪を造ってのゲレンデなどで、ぼちぼち 滑走可能になってきていますが、いまはとにもかくにも超本格的な寒気の流入が待たれるところです。

雪雲の厚みはなくなってきているものの、今日も後立山連峰は終日の雪降りです。(12/11)

12月に入ってから、鹿島槍ヶ岳はほとんどその姿を見せてくれません。(12/11)

NO 1052  遅れ気味の冬もようやく・・・

2011  12/  09(金) 

  今日の雪は北陸、山陰、関東の各地でも降ったようですね。東京でも雪が舞ったとか・・・・ そして大町市街地にとっても今冬初の積雪となりました。量は2〜3センチ程度で、日陰を除けばお昼までには消えてしまう程度の雪です。それでも、本当になかなか里へは下りてこない今冬の雪でしたので、ようやくの積雪には、安堵の一言です。このあとも寒気の流入が続いて、暮れに向けて、どんどんと降っていってほしいものです。

NO 1051  追悼  児玉 清さん。

2011  12/  08(木) 

   年の瀬になってくると、新聞には今年お亡くなりになった方々のお名前が、一覧になって掲載される “墓碑銘” といったページがまもなくでてきますね。それらを見てると、あっこの方も今年お亡くなりになったんだあ・・・  なんて妙に淋しくなります。今年でしたら、ゴールデンウィーク前に小屋開け入山して猛吹雪の中で除雪作業に当たっていた日に、昼食どきにラジオで聞いた元キャンディーズの田中好子さんのあまりに早すぎる訃報。とても悲しかったです。そしてもう御一方、児玉清さんも思い出します。ここ数年は本の紹介番組やラジオの人生相談に出られたり、児玉さんのモノマネをなさるタレントさんが現れたりして、 司会をずっとされていた超長寿番組の『クイズアタック25』 も再ブレイクしたりしていましたよね。そんな中での突然のご逝去でしたのでやはり残念でした。

  ずうっと以前に児玉さんが司会をされていた、その人気長寿番組『クイズアタック25』の中でのことでした。もううろ覚えで申し訳ないんですが、いちばん最後のヨーロッパ行きをかけたクイズのときだったでしょうか。正解はたしか『立山』 という問題 だったと思うんですが、その際に児玉さんが、『立山からは鹿島槍ヶ岳が見えるんですが、鹿島槍ヶ岳はとてもいい山なんですよ〜 』 みたいなことを唐突におっしゃったんです。そのときはああ児玉清さんも、鹿島槍ヶ岳を知っていてくれるんだ、こんな場面で鹿島槍ヶ岳の名前を紹介して くれてうれしいなあなんて妙に感激したものです。ただなんでそんなことを突拍子なく言われたのかは、不思議に思いつつも、その話しはそれで終ってしまうんですが、その後5年ほど前に元 山小屋スタッフの千葉県のK君から、東宝映画『ある遭難 』の映画を録画したDVDをいただいたんです。なんでもCS放送には日本映画専門チャンネルがあって、そこで放映されていたものを、お父様が録画して、わざわざ私に下さったのだそうでした。

  松本清張の黒い画集の中に収められた『遭難』が映画化されていたことは知っていましたし、『遭難』が鹿島槍ヶ岳を舞台に描かれていたことも、むかし本で読んで知ってはいました。また鹿島槍ヶ岳周辺や冷池山荘周辺で昭和35年ごろにロケ が行なわれたことも、うちにそのときのスチール写真をいただいたものがありったりして、子供の頃からほんとにおぼろげながら何となく知ってはいました。ただしその映画はいまだかって見たことはありませんでしたし、見る術も持ち合わせませんでした。そしてそんなこともすっかり忘れてしまって幾星霜、なんと封切から45年余りを経て実際にその映画をテレビ画面上で 再生することができたのです。感動ものでした。 モノクロームの世界に現れる昭和30年代の鹿島槍ヶ岳も素晴らしいものでした。今回は内容等については割愛させていただきますが、その映画に若かりしころの児玉清さんがなんと出演されてい たんです。それで合点がいきました。児玉清さんはまさにニューフェースの頃に、鹿島槍ヶ岳へ撮影に来られて、昭和3年に建てられた、いまはなき昔の“冷の小屋”に泊まられてロケに参加されていたん です。そのときの思い出がそれこそ40年以上も経っても脳裏の片隅に残っておられて、テレビでのあのコメントになったんだということが判明しました。  

  後日その話を妹たちにすると、その写真を見せて見せてという話しになって、皆で見ると、“冷の小屋”の前で、私の先々代の柏原長寿をかこんで撮影スタッフや俳優さんとの記念写真に児玉清さんが確かに写っているんです。そして先ほどのニューフェースの話しですが、なんでニューフェースかといえば、20人ぐらいの撮影スタッフメンバーの中の、最後方の左後ろに小さく小さく写っているのです。思わぬ発見にビックリでした。後年はいわずと知れた人気俳優、名俳優、人気司会者になられるわけですが、一番後ろの片隅に小さく納まる児玉さんにはまだまだニューフェースとしての、先輩方をたてられつつ、今後映画界でいつの日にか飛躍して行こうという謙虚な思いのようなものが、見受けられほほえましい思いでした。

  そして点と点を結ぶことによって解明した、故 児玉清さんのクイズ番組での台本にはない『鹿島槍ヶ岳はとてもいい山なんですよ』 のコメントの真意。まるで松本清張の推理小説『点と線』を読み終わったあとのような感じです。きっと鹿島槍ヶ岳は児玉さんにとっては生涯忘れることのない、役者人生の第一歩だったということでしょう。同時に人生最後の登頂もきっと鹿島槍ヶ岳へ足を運ばれたかったのでしょうね。ずうっと鹿島槍ヶ岳のこと、“冷の小屋”での思い出を心の奥底にしまっていていただいたことがわかって、とてもうれしい思いでした。慎んでご冥福をお祈り申し上げます。

  なお映画『ある遭難』をネットで調べたり、同映画の監督 故 杉江敏男さんを検索しましたら、1950年代から70年代にかけて加山雄三の『若大将シリーズ』 をはじめ数多くの作品を撮られた名監督さんだということも知ることができました。ただ故 杉江敏男さんのお写真はネット上にはいっさい公開されていないようですので、“冷の小屋”の前で、私の先々代の柏原長寿をかこんで撮影された写真もここでの紹介は控えさせていただきます。たぶん前列の恰幅のいい方が監督さんだと思います。このふくよかな監督さんの下で、昭和30年代半ばのまだまだ ヘリ輸送も始まらない中、山小屋の設備も、撮影環境も整わない北アルプスの山中での長い現地ロケに臨まれたんでしょうね。松本清張のスリルある重厚味あふれる作品を忠実にスクリーンに描き、残雪期をふくめ雄大な鹿島槍ヶ岳での現地ロケのシーンをふんだんに おりまぜて、後世にまで名作を残していただいたことにも厚く感謝申し上げる次第であります。 現在ではDVD化もされて販売されていますので、ぜひ昭和の名作をご覧になっていただきたいと思います。また原作の松本清張の『遭難』は今でも、双葉社の双葉文庫で読むことができますので、 そちらも本屋さんへ行ったらぜひ手にとってみてください。

NO 1050  初めて寒いと思った朝。

2011  12/  06(火) 

  いまひとつ冬への実感が湧いてこない師走入りの大町ですが、今朝は今冬初めて布団の中でも寒いと感じた朝でした。また日中も日差しは弱く、温度の上がりも鈍い一日 になっています。少しずつ少しずつ冬へ向かっているのは間違いないようです。また雪のほうも、明日は白くするでしょうとか、市街地にも銀世界が広がるでしょうとか、何回も言ってきたかもしれませんが、今週末あたりにはいよいよ、里にもやってきそうです。いい加減に降ってもらわないと、狼少年になってしまいそうですね。今日は車のタイヤもスタッドレスタイヤに交換しました。

扇沢の谷もまだまだ雪は少ないものの、新越山荘稜線は確実に積雪を増しています。(12/06)

奥に餓鬼岳。手前の鍬ノ峰の稜線は、降雪というよりも霧氷でしょうか。今日鍬ノ峰に登った人はきれいな木花が周囲に、そして頭上にと咲いていたことでしょうね。(12/06)

NO 1049  至福の一日。

2011  12/  04(日) 

   本格的な寒波は北アルプス山麓までは、なかなか下がってきません。師走最初の日曜日もいたって穏やかな一日でした。山小屋スタッフが頑張ってやってくれているパウダーパフも昨日オープンで、私も昨日、今日と顔を出して、要らぬおせっかいをやいたりしていますが、オープニングサービスのミックスピザ500円!の効果もあったりで、例年になくいい感じのスタートで、お客様にも足を運んでいただいています。私も半年ぶりの我がパウダーパフの溶岩窯のピザを早速いただいて、昨日はナスのピザ、今日はイカとエビのピザを舌鼓!絶賛です。(これを手前味噌と言わず何と言う) 今冬もたくさんの皆さんに焼きたての美味しいピザを召し上がっていただけそうです。

  さてうれしいニュースがひとつ。地元のサッカーチームの『松本山雅』(やまがと読みます)がJFL日本フットボールリーグの今季最終戦に勝利して、来季のJ2昇格をほぼ確定したことです。今季はシーズン真っ盛りに、メンバーの元全日本の松田選手が急逝するという悲痛なできごとがあったり、幾多の苦難を乗り越えての最終戦までもつれての朗報でしたので、選手の皆さんはもちろんのこと、関係者、サポーターの皆さんの喜びもひとしおと思います。ほんとうにおめでとうございました。J2昇格がかかる最終戦は宮崎県小林市で行なわれるということで、私も隠れファンから脱して応援に遠路九州まで行こうかと思ったくらいです。ちょうど小林市には鹿島槍ヶ岳、冷池山荘ファンのHさんが住んでおられ、以前からぜひ南九州の山にも来てくださいとお誘いを受けていたものですから、ちょうどいいかと・・・ それに今年初めの新燃岳の大噴火のお見舞いや、その後の新燃岳もぜひ見たかったりしたので、ぜひ行きたかったのですが、その願いはかないませんでした。でも夕方の県内ニュースでその朗報を耳にして、私のようなにわか隠れファンにも胸に迫るものがありました。来季からのさらなる飛躍が今から楽しみでなりません。おっとその前に元旦天皇杯サッカー決勝に向けて、『松本山雅』もベスト16で、Jリーグ勢以外では唯一残っているんです。来季のJ2昇格もほぼ確定したことで、ベスト16の激突!12/17の横浜マリノス戦へ勇躍乗り込んでいけそうです。 皆さんも今後ぜひとも、『松本山雅』に、ご注目いただき、応援もよろしくお願い申し上げます。

  また今日の夕方には、大好きな相撲のアマチュア横綱を決める全日本選手権をテレビ観戦し、大相撲以上に真剣味の伝わるトーナメント戦の醍醐味も味わえました。相撲内容もどれも甲乙付けがたいいい取り組みばかりでした。毎年NHKがこの試合の中継をするのが楽しみでならないくらいなんです。今日はいろいろといいことがあって、しっかりと英気を養うこともできて、今年の残り27日間に向かって行けそうです。みなさんもお風邪など召しませぬよう、師走の一日一日をお過ごしくださいませ。

中睦まじい、道祖神のお二方も鹿島槍を背ににっこり。道祖神に会いに行くだけでも元気が出てきまだとても穏やかな北アルプス山麓大町の師走入りです。(12/4)

師走に入っても、初冬というよりは未だ晩秋の趣きの北アルプス山麓です。昨日は夜こそ雪になったようですが、日中は雨模様のようだった鹿島槍ヶ岳。思うように雪線が下がってきません。(12/4)

NO 1048  鷹狩山からの超素晴らし い解説付きパノラマ写真発見。しかし・・・

2011  12/  01(木) 

  師走入りの今日は、寒気が南下して、東日本各地ではようやく温度が下がり始めましたね。ただテレビニュース等で大騒ぎするほどの寒さなのかというと、ちょっと首をかしげるくらいの寒波でしょうか。大町も最高気温がプラス3度ほどと、あまり上がりませんでしたが、寒いときはこんなもんじゃないでしょうか。なんかマスコミに踊らされて日本人の耐寒力がどんどん落ちていくように思えてならないんですが・・・・  それよりもやはり温度が思ったほど下がらないせいか、今朝の雪も里までは下りて来られません。1200mぐらいの山でも本当に粉砂糖をまぶした程度の雪です。そろそろ北アルプス山麓のスキー場も、高い位置のゲレンデには本格的な降雪が欲しいところです。そこで師走入りもしたし、雪も欲しいし・・・・  今日から当情報の外枠も紅葉のイメージの紅色から銀嶺色に変えてみました。

  さて、11/12および15日付けの当最新情報にて記事にしました、鷹狩山から立山雄山山頂発見! については、その後地元新聞の大糸タイムスでも記事にしていただいたりして、大町市民の興味のある皆さんにはそれなりに反響をいただき恐縮しております。とにかく鷹狩山の新たな宝物として広く皆さんに知っていただければ幸いに思っています。

  そしてそんな中で、偶然ネット上で2009年11/4撮影の鷹狩山からの素晴らしい大パノラマ写真が掲載されているのを見つけました。遠望できる山岳名や 安曇野大町平のあちこちの施設や神社等の名前も画面上に、とても詳しく表記されていて大変わかりやすく、きれいな大パノラマ写真です。   できることなら私も勉強してこんな素敵なパノラマ写真をアップできればいいのですが・・・・   まあずうっとずうっと限りなく先の宿題にしておきたいと思いますので悪しからず。 話しがそれましたが、やはりそのパノラマ写真にも立山雄山山頂 (雄山神社峰本社)の表記はありませんでした。どうやら パノラマ写真の専門家さえも見落としてしまうような見つけにくいもののようです。とにかく素晴らしい鷹狩山からの大パノラマ写真ですので、立山雄山山頂 発見! のことはさておき、ぜひみなさんもご覧になって、北アルプスの山々の名前をひとつひとつご確認くださればうれしいです。鷹狩山の頂上に立っているような感覚、錯覚さえ覚えるような素敵なパノラマ写真です。景図工房様(クリックして下さい) のトップページから入って 新着情報の14行目 北アルプス鷹狩山パノラマ展望図2010をぜひともご覧になってみてください。 もちろん他の場所からのパノラマ写真もすべて一見に値するものばかりです。作者様には感謝感謝です。  そしてみなさんにはしっかりと見ていただいた後は、ぜひとも信州の新たなるパワースポット鷹狩山 へお越しいただくことをお待ち申しあげます。尚 冬季間は雪が降れば、車道は通行できませんので、来春までお待ちいただきたいと思います。

立山雄山神社の遥拝もでき、北アルプス中の“気”も集まる鷹狩山頂上からの大パノラマ。