▲▲ 最 新 情 報    : 2016 / 6月  ▲▲

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NO  1956  7月に期待をつなぐ6月晦日。

2016  6/ 30(木)  

   月曜日の晴天以降は降ったり止んだり行ったり来たりの天気でしたが、今日は昨夕からの雨も朝方には上がり、なかなかのお天気に回復しました。さらに夕方は少しだけ焼けて、明日からの7月入りに期待を持たせる6月フィナーレとなりました。

   なお明日の7月1日からは新越山荘も営業開始です。今夏も私どもの3つの山小屋とスタッフが力合わせてやっていきますのでぜひともお出かけください。

明日から始まる7月入り、好天スタートを予想させる夕焼けです。
鹿島槍ヶ岳上空には、早々に秋っぽい雲もやってきてくれました。
種池山荘横のチングルマのお花畑も下部からどんどんと咲きだしています。正面には針ノ木岳と針ノ木大雪渓。明日から針ノ木小屋も営業開始です。針ノ木大雪渓については、慣れない方にはまだ軽アイゼン等の持参をおすすめいたします。

NO  1955  種池山荘でもコバイケイソウ開花!

2016  6/ 30(木)  

   先日は新越山荘からコバイケイソウ開花のニュースをお伝えしましたが、周辺ではもっとも大きなコバイケイソウ畑を有する種池山荘直下のお花畑でも咲き始めてくれました。お花の付き具合はというと、5株に1株ぐらいの割り合いで開花している感じです。どれくらい咲くかは微妙なところですが、これから7月 中旬にかけて咲きほこりそうです。

   またチングルマのお花畑も雪融けの早かった下部のほうからどんどんと咲き出しています。やはり7月中旬にかけて、爺ヶ岳へ向かう登山道脇が見頃になってきそうです。いずれも例年よりかなり早くにピークを迎えそうな気配です。

 

NO  1954  中晴れの一日。

2016  6/ 27(月)  

  週明け月曜日は見事な梅雨の中休み、布団干しに小屋内の空気の入れ替えにと、気持ちのいい一日となりました。願わくばこの好天がもう数日続いてくれたら、どんなかうれしいのですが・・・

 

NO  1953  6月最後の日曜日。

2016  6/ 26(日)  

  今日も日中は雨の止む時間帯もありましたが、朝方や夕方は雨模様の基本 梅雨空の一日でした。 6月もあと4日間だけ・・・  みなさん夏の山行立案に余念がないんでしょうね。それにしてもこんなに雪解けが早く、夏の訪れが早い年は、夏が長くなるんですかね? それとも秋が長くなるんですかね? はたまた次の冬の訪れが早くなるんですかね・・・・

種池山荘から新越山荘へ向かう途中の棒小屋乗越付近は大きなお花畑が続く場所ですが、今年はやはり3週間以上の早い咲き出しです。アオノツガザクラやシナノキンバイ、シラネアオイなどがどんどん咲き始めています。正面に爺ヶ岳南峰と種池山荘が見える。
このところの雨もあり種池テント場の雪もわずかに残るだけ。雪の少なさ、お花の早い咲き出し等の情報のなか、例年よりは登山者の動きも微妙に早いかなって感じ・・・でもやっぱり梅雨の真最中ですので、最盛期に比べたら比較にならない入山者数です。皆さん静かな鹿島槍ヶ岳爺ヶ岳を満喫中

NO  1952  コバイケイソウ咲き出す。

2016  6/ 26(日)  

  咲かない年には一輪たりともお花をつけないコバイケイソウです。今年も大当たりか中当たりか、はたまた小当たりかどうかはまだまだ判明は付きませんが、新越山荘の近くで最初の一輪が花をつけてくれました。これからどんどんと咲き出してくれたらうれしいですね。

いつもなら大きな雪庇が残る新越山荘周辺の登山道ですが、今夏はもうほとんどありません。道下にコバイケイソウ一輪、3週間近く早い咲き出しです。

NO  1951  6月最終の週末。

2016  6/ 25(土)  

  昨日午後からの雨は、未明から明け方にかけてがもっとも強く降りましたが、その後は雨も止み晴れ間ものぞく日中となり、登ってこられたお客様にも多少はラッキーな週末スタートとなりました。ただ梅雨の真っ只中のことです。夕方にはふたたび雨が降り出しました。6月最後の日曜日の明日はどんなお天気になるでしょうか。来週はもう7月入りですね・・・

明け方の強雨も上がり、安曇野方面も視界に。種池山荘周りのキヌガサソウも見頃に。

NO  1950  富士山もくっきり。

2016  6/ 24(金)  

  東日本は梅雨前線が下がって好天域ですね。南アルプスも八ヶ岳も富士山もしっかりと遠望できる朝です。滞っていたであろう各山域のヘリ作業が進む一日になりそうです。私どものヘリ荷上げは来週ですが、先に入っている作業がどんどんと順調に消化されていかなくては、ウチにはやってきてくれません。本当に大助かりの梅雨の中晴れです。ただ夕方からは西から低気圧を伴ないながら梅雨前線も再び北上、再び雨が降り出しそうですね。

富士山を真ん中にして左に八ヶ岳、右には南アルプス。気持ちのいい朝です。
例年なら種池山荘の周囲も、剱岳立山ももっともっと白いんですけど・・・
例年の7月中頃の雰囲気の鹿島槍ヶ岳です。

NO  1949  新越山荘小屋開け。

2016  6/ 23(木)  

  昨日好天のなか、新越山荘へスタッフが種池山荘から移動して小屋開けをしました。今日も午前中は雨模様も、午後からは回復してきて作業も順調に進んでいます。種池山荘から新越山荘の間の登山道も、小屋の周りも他と同様にいたって雪の少ない状況です。予定では7月1日からの営業開始の予定でおりますが、来週の天候次第でヘリ荷上げが延び延びになってしまうようなことがあれば、しばらくは素泊まりでのご宿泊のみということもありえますので、しっかりとご確認くださいませ。なお針ノ木岳方面も例年よりは少ない残雪状況ですが、まだまだアイゼンピッケル等を必ず携帯するようお願いします。

新越山荘の小屋開けで小屋の前にまったく雪がないなんて始めてのことです。
午後遅くには天候も回復して針ノ木大雪渓も見えてきました。

NO  1948  早い回復。

2016  6/ 23(木)  

   昨夜からのまとまった雨も昼前には上がり、午後遅くにすっかり回復しました。この雨でさらにさらに雪融けは進み、お花は開花の速度を増しています。場所によっては7月初旬にも見頃を迎えるお花畑もありそうです。

夕方には視界もしっかり回復です。種池平の雪ももうこれだけ・・・ 一ヶ月近く早いスピードです。
種池山荘周辺ではチングルマやコイワカガミなども咲き出しました。

NO  1947  梅雨らしく・・・

2016  6/ 21(火)  

   九州では記録的な大雨が続いているようで、4月の大地震の後でもありますので、なおのこと心配がつのります。このところの九州の雰囲気は梅雨末期の集中豪雨といった感じですが、このあとも梅雨前線は日本付近に停滞するようですし、九州の梅雨明けの平年値7月中旬から鑑みても、まだまだ梅雨明けといった感じは感じないですね。

   さて鹿島槍ヶ岳周辺も雨量が少ない状況が続いていますが、梅雨の雰囲気は日に日に深まってきています。火曜水曜は梅雨前線は東日本では下がるので、後立山連峰はまあまあのお天気になりそうですが、その後は週末にかけて梅雨前線も本州上に停滞しそうですので、ちょっと心配になってまいります。

   本日の鹿島槍ヶ岳爺ヶ岳周辺は、朝はどんよりとした高曇りの空でしたが、徐々に青空も広がってまいりました。そんななか本格的な夏山シーズン入りを前に、このところスタッフの入山も続き、本日も4名の入山がありますが、雨の心配もなんとか遣り過ごせそうでよかったです。なお夏場の最盛期のスタッフがまだまだ不十分な状況ですので、お知り合い等で山小屋で働いてみたい方が居られたらぜひとも事務所のほうにお声がけくださいませ。

雨の心配はなさそうですがどっぷりと梅雨空の下でのスタートです。
種池の雪も今日には消えそうyです。
針ノ木岳方面も鹿島槍ヶ岳方面も2800mから上に雲がかかる朝です。

NO  1946  胎動の週末。

2016  6/ 18(土)  

   今夏の登山シーンを期待させる週末、土曜日曜の好天を信じてたくさんの皆さんがお越しくださいました。   

無風快晴、絶好の鹿島槍〜爺ヶ岳稜線です。

NO  1945  中晴れというよりは梅雨明け?っていう感じ。

2016  6/ 18(土)  

   週末土曜日最高のお天気です。昨日までは日に数人、多くても10人程度のお客様の動きしかありませんでしたが、今日はお天気も登山者の動きもお花の咲き出しも夏本番を彷彿させる一日です。皆さん楽しそうに今夏最初の北アルプスを満喫されています。

   そしてそんななかで16日の沖縄に続いて本日は奄美地方にも平年よりかなり早めの梅雨明け宣言が出されました。ただ鹿島槍ヶ岳周辺の類似天気の指標としている新潟市の週間予報はというとご覧のとおりです。 まだまだ本州の梅雨明けはずうっと先のこと、これからが梅雨の本番です。梅雨入り宣言後も少雨傾向が続いていますが、どうなっていくでしょうかね。

 
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新潟
晴れ
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0/0/10/40
 
曇り一時雨
20 /28
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曇り時々晴れ
20 /28
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曇り一時雨
21 /29
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曇り一時雨
23 /27
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曇り一時雨
22 /28
50
 
曇り一時雨
22 /28
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平成28年6月18日10時45分 気象庁予報部発表

いつも申し上げていますが、鹿島槍ヶ岳を含む後立山連峰の天気予報を見るなら、新潟市のお天気傾向が最も鹿島槍ヶ岳周辺の天気傾向と類似しています。新潟市の天気予報ならNHK気象情報に必ず表示されていてわかりやすいと思うんですが・・・  私なんか極端な話しこれだけです。長野市や松本市の天気なんて見てたってダメですよ。

日の明けるのは早くなり、日が沈むのは遅くなりました。
閑散としていたベンチにもにぎわいが戻りました。はいラーメンお待たせしました!
種池の雪も残り少なくなりました。
いつもならまだまだ1m以上の残雪に全面おおわれている種池テント場も、半分以上顔を出しました
鹿島槍ヶ岳の強烈な遅霜にやられたハクサンイチゲも復活です。よくがんばったね!

NO  1944  週末を前に、早めの回復。

2016  6/ 17(金)  

   昨日からの雨模様はお昼にかけて回復、午後はさわやかな青空が広がる時間帯も・・・・  明日からの週末は期待できそうですね。梅雨の合い間の好天予報に、お客様も少し動いていただけそうです。

朝方の強雨もなかったように、午後は一転の青空。

NO  1943  梅雨空へ逆戻り。

2016  6/ 16(木)  

   梅雨の中晴れは昨日一日だけ。朝のうちこそお天気も持ってくれていましたが、9時ごろには雨も降り出しました。なおこのあと週末土曜日は梅雨前線も弱まり、一時的に太平洋高気圧も張り出しそうということで、ちょっと期待できそうなお天気予報に。ただそのあと来週はまたまた梅雨空が戻りそう・・・・  梅雨の真最中ですから仕方ないですね。

鹿島槍ヶ岳もどんより空の下、朝のうちこそ見えていましたが・・・ 足元にはミヤマキンバイ。
種池山荘の前の雪も今日の雨で消えそうです。
種池の雪もまもなくなくなりそう。サンショウウオくんたちも産卵にやってきそうです。
新緑も主稜線に到達、どんどんと草木も芽吹きます。朝は立山もみえてました。

NO  1942  早い夏の到来。

2016  6/ 15(水)  

   先日名古屋での夏山フェスタの開催の際に、黒部峡谷の阿曽原温泉小屋ご主人とお会いしましたが、今シーズンの雪の少なさが話題になりました。爺ヶ岳から俯瞰して見る黒部峡谷の雪の少なさは、もう4月の入山時から承知していたことですが、ご主人に伺ってもやっぱり相当に少ないみたい・・・・    昨年は残雪が例年になく多く、黒部ダムから阿曽原温泉小屋へと歩く “下廊下” はついに通行解除に至らず、秋の黒部峡谷の紅葉の絶景もついに見ることもできませんでしたが、今年はまちがいなく錦秋の黒部峡谷を往来できそうですね。例年9月下旬ごろに通行可能になる “下廊下” ですが、今季は雪融け後の整備作業が順調に進み、安全が確保されれば相当に早くに通行解除になるのではと期待されておりました。一方では普段なら万年雪の大量の厚い残雪に覆われる剱沢雪渓が、どんな状況になるのかも心配されていました。どちらにしてもしっかりと現地情報を把握していただきたいものです。

   さて鹿島槍爺ヶ岳周辺についてももう何度となく、お話し申し上げてまいりましたが、超少雪、超暖春に伴なう超早い雪消えで、高山植物の咲き出しも相当に早まりそうです。だいたい大きなお花畑になるところは、大きな雪田や雪庇痕の雪が消えた場所がなるのですが、鹿島槍や爺ヶ岳周辺のそういった場所の雪はまもなく消えそうな状況です。消えてから10日から2週間もして、地面が乾いてくるとどんどんと高山植物の芽吹きが始まるのが常ですので、例年なら7月末ごろから8月初頭にかけて一番の見頃になりますが、今夏のお花たちのクライマックスは相当に早まりそうなのは致しかたないようです。いつもなら梅雨明けイコールお花たちの見頃という感じですが、今夏はちょっと状況も変わりそうです。

赤岩尾根登山道の雪も最上部のこれだけ。ここの雪渓も雪の多い年だと、7月20頃にこの3倍ぐらい残っていた年もあったぐらいですが・・・・  (6/15)
正面中央の針ノ木岳周辺はまだまだ残雪多いですので気を抜かないで、アイゼン等必携でお願いします。針ノ木小屋にスタッフが入山するのもまだ先、6月末です。
種池山荘直下のコバイケイソウ。昨年はほとんど咲かない“裏年”になってしまいましたが、今年はどうでしょうか。コバイケイソウは気分屋さん・・・  大咲きの年、ほとんど咲かない年、全く咲かない年、適度に咲く年などいろいろです。
例年になく早い“夏山シーズン”入りですが、まだまだお客さまはチラホラお見えになるだけ。どうしたって梅雨の盛りですからね。やっぱり7月の声を聞かないとお客様も動かないですかね・・・   なお柏原新道の残雪も“ガラバ”の雪渓15mほどだけです。

NO  1941  中休みの一日。

2016  6/ 15(水)  

   梅雨の中晴れの一日となりました。沖縄地方ではそろそろ梅雨明け間近といったニュースもチラホラと流れはじめましたが、そんなニュースが聞こえる頃には、いよいよ本州では梅雨本番でしょうか。  

布団干しの向こう、剱岳立山上空には夏の雲が沸き立ちます。
昨日ご紹介した写真の雪ももうこれだけ・・・ 明日にはなくなりそうです。信州側には積乱雲沸く。

NO  1940  梅雨空続く。

2016  6/ 14(火)  

   雨量こそ大したことはありませんでしたが、昨日に続いて今日も梅雨空にどっぷりと浸かった一日となりました。雪融けは順調過ぎるぐらいに進んでおり、小屋前の高台へリポートの残雪もあとわずかになりました。道標を立てるための穴の中の氷も溶けて、今日は小屋前の道標の据付けも完了。今夏はこの道標の根元に咲くミヤマキンポウゲの開花も早くなりそうです。

NO  1939  ようやくの梅雨空。

2016  6/ 13(月)  

   本日は新潟および北陸地方、さらには東北北部まで梅雨入り宣言が出され、いよいよ梅雨も本格化というところですね。昨夕から今日午後にかけては60ミリを超える久方ぶりのまとまった雨になり、長野県に続いて北陸も入ったことにより、後立山連峰もこれで名実ともに梅雨入りという感じです。それでなくとも超早い雪消えはさらにスピードを増していきそうです。

例年にくらべ3週間あまり早いナナカマドの花の季節。
残雪の少ない今夏、降るときには降ってもらわないと・・・
冷池の雪も早々に融け、サンショウウオも早々に産卵。何もかもが早い今夏です。

NO  1938  夏のようなお天気。

2016  6/ 10(金)  

   雨が予想された昨日もほとんど降らずじまいに終わってしまいましたが、梅雨前線が下がり移動性高気圧におおわれた本日は、梅雨の中晴れというよりは、夏本番といようなお天気になった鹿島槍ヶ岳周辺です。日曜日にかけても、この高気圧の下、まあまあのお天気に恵まれそうです。お客様も少しずつ動き始めましたが、少雪の今年は鹿島槍ヶ岳の頂上までアイゼン等なくてもほぼ安心して往復できる状態です。   

まだ梅雨に入ったばかりですが、夏本番を彷彿させる一日。
キバナシャクナゲ咲きほこる爺ヶ岳稜線。
爺ヶ岳南峰からの剱岳。黒部の谷の雪が少ないですね。
種池山荘からは雲海のはるか奥に南アルプスや富士山も遠望できる朝でした。

NO  1937  自然のきびしさ。

2016  6/ 8(水)  

    冷池山荘のスタッフが、大好きなハクサンイチゲの開花状況を見に休暇をつかって鹿島槍ヶ岳方面へ行ってきました。小屋の周りや柏原新道などでは、かなり早いペースでお花たちが芽を出したり、咲きだしてい るので、布引岳周辺のハクサンイチゲの群落 もかなり咲き出しているものと思いきや、それほど咲き出していなかったようです。どうやら6月2日朝の強烈な霜やら、雪混じりの一日でかなり霜焼けしてしまったようです。当日は小屋周りでマイナス5度ぐらいまで下がりましたので、鹿島槍ヶ岳頂上方面はさらに3度ぐらい低かったでしょう。元来が風衝帯で残雪も少なく風も強い場所ですので、ハクサンイチゲの新芽も相当にやられてしまったようです。あまりに早い芽出しには、過酷な自然の所業だったようです。

降霜に耐えてくれたハクサンイチゲがけなげに咲きほこります。正面に爺ヶ岳、右奥には槍穂高。
一面がハクサンイチゲにおおわれる場所ですが・・・ このあとがんばって復活して咲いてほしいです。
冷池テント場から布引岳の登り始めの地点までは、いつもなら6月中は大きな雪庇痕が残り、雪庇の上を通ったり夏道に下りたりしながら、注意しながら進みますが、今年は残雪が少なくもうほとんど夏道伝いに進みます。この辺りの雪が消えると大きなお花畑へと変身していきます。(6/8)

NO  1936  同じ晴れでも・・・

2016  6/ 8(水)  

   週中はまあまあのお天気でスタートです。ただ先週までの連日のスッキリとした青空とはどこか違う、黒っぽい雲の部分も多い、いかにも入梅っぽい空模様です。雪融けはさらに進み、主稜線のお花たちも早めに咲きだしています。

青空も黒い雲も混在のスタートです。
“種池”をおおう残雪もだいぶ少なくなってきました。
柏原新道に残る雪渓も“ガラバ”と“アザミ沢”だけです。例年の7月中旬並みの状況。

NO  1935  後退する氷河のよう・・・

2016  6/ 7(火)  

   一昨日は針ノ木岳の開山祭『慎太郎祭』が開催されました。慎太郎とは針ノ木小屋を開設したり、日本で最初に登山案内人組合を創設した百瀬慎太郎のことです。地元では毎年6月の第一日曜日に『慎太郎祭』を開催して慎太郎 翁の遺徳を偲ぶとともに、北アルプスの夏山シーズンの到来を告げるイベントととしてても定着しております。 なんでも慎太郎祭当日の一昨日は長野県も梅雨入り? したということでありましたが、絶好のアルプス晴れの下、250人近い参加者でにぎわいました。また式典の終了後には、針ノ木峠までの記念登山も挙行され、多くの皆さんが針ノ木大雪渓を往復され 、夏山入りを祝いました。

   私は記念登山への参加はかないませんでしたが、式典にだけは参加して、今シーズンの北アルプス登山の安全と盛況を神事において祈念して参りました。 さて会場となった針ノ木大雪渓ですが、こちらも御ご多分に漏れず、例年とは比べようもないくらいの超少雪状態です。種池山荘から俯瞰する針ノ木大雪渓は、4月の終わりごろから少ないとは思っていましたが、こんなに少ないとは ・・・というのが実感です。

   式典会場は大沢小屋から500m近く上流になりますが、今年はその地点が針ノ木大雪渓のまさに末端、雪の多い年や大きな雪崩が出た年などは、この時期ここから1キロ 以上も下流まで、雪渓がつながっている年もあるくらいですので、雪の少なさがわかろうかというものです。いつもなら残雪たっぷりの式典会場の周囲は、すでに広く河原も現れており、式典が始まる前は、皆さん 河原の石に腰を下ろしているといった、例年の慎太郎祭を知るものからは、信じられない光景でした。私はスイスアルプスもヒマラヤも行ったことはありませんので、壮大な氷河を見たことはありませんが、まさに近年よく 云われる氷河の後退、氷河の融解といった言葉が脳裏をよぎらざるをえませんでした。来年以降もこんな光景が続くとなると本当に地球温暖化が逼迫してきていると 、今まで以上に強く実感せざるをえなくなりそうです。

   いつもなら慎太郎祭は、北アルプス夏山登山の時期がまもなく到来! であることを告げるイベントとという感じなのですが、今年は文字通りの開山祭といった感じでした。例年お盆過ぎまでは、多少距離が短くなっても雪渓歩きが楽しめますが、今夏の針ノ木大雪渓は消えるのも早い時期になりそうです。さて関東甲信 は6/5に梅雨入りということですが、大町や後立山連峰は一昨日そして昨日と好天 に恵まれました。ただ本日は気圧の谷に向かって梅雨前線から湿った空気が流れ込み、朝方は岳の上も雨降り。 日中もどんよりとしたまさに梅雨空が広がっています。 週末はまた良さそうですが6/9(木)あたりは鹿島槍ヶ岳の類似天気の指標としている新潟市も雨の予想・・・・ どうやらここ数日内のタイミング もしくは来週明けあたりで新潟や北陸も梅雨入り宣言が出ても不思議でない感じですね。いよいよ後立山連峰も一ヶ月あまりの雨のシーズンに入っていきそうです。おだやかな雨降り、順調な梅雨明けそして安定した夏空がやってくるのを待ちたいものです。

県内外を含めおおぜいの参加者でシーズン中の安全登山、天候の安定、千客万来を祈願しました
周辺がこんな少雪は未だかってないことと80歳手前の古参アルピニストもびっくり。
外国からのお客様も針ノ木雪渓に感動。皆で元気に針ノ木峠目指してGO!

NO  1934  夏山営業開始。

2016  6/ 4(土)  

   昨日の朝の民放の天気予報を見ていたら、梅雨入り予想は6/9の九州南部から始まって、12日に北陸、そして最後は6/15に東北北部まで入梅なんて言っていたものですから、今日の九州から東海までの一気の梅雨入り宣言にはちょっとビックリです。

   鹿島槍ヶ岳周辺も日中はいい天気でしたが、夕方にかけて黒っぽい雲が増えました。北陸の梅雨入りがいつになるかわかりませんが、梅雨入りも近くなってきた感じはいなめませんね。ただ梅雨に入りでもしたら、この超少雪状態はさらにさらに加速しそうで、どうなっちゃうのか不安のほうが先立ちます。人によっては超少雪で夏山シーズンが1ヶ月も長くなっていいですねなんて言う方もおられますが、梅雨に入っちゃえば結局は一緒ですよね・・・・

   さて種池山荘と冷池山荘の2016夏山営業は本日より開始いたしました。いわゆる夏山営業という意味では史上最速でのオープン? ということになりました。今シーズンもよろしくお願い申し上げます。

夏の雲が浮かびます
例年なら堅く締まった残雪が1.5mはある種池山荘前のお花畑ですが・・・ これじゃぁどうしたってチングルマもコバイケイソウも目が覚めてしまいます。
どう見ても普段の7月1日頃の光景です。
この辺なんて例年なら厚さ2m以上の雪庇が残っているんですが・・・ もう夏道がそこかしこに。

NO  1933  早々に道直し。

2016  6/ 4(土)  

  普段なら2メートルも残雪がある柏原新道の最上部ですが、写真のように雪もなく良く乾いていてまさに絶好の道直し日和。しかも登山者もほとんどいないとくれば、やるしかありません。本当は昨年のうちにやりたかったのですが、なかなか時間が取れなくて・・・ しかも結構“大型土木工事”なので、往来が多い時にはなかなかできなかったりで・・・ そんなわけで昨日今日と皆でがんばって完成させました。

上側の法面が雪圧等で押し下げられ、下側の登山道の幅員が極端に狭くなってしまった現場。
大きな石と丸太を使っての階段工で、勾配もやや緩くして、幅も広くなって歩きやすくなりました。
写真で見れば大した風に見えないかもしれませんが、どの石も20〜30sぐらい、真ん中の大きなのは50sぐらい、柏原新道に愛着を持って少しずつ直しています。皆頑張ってくれました。

NO  1932  午後は鹿島槍もスッキリ!

2016  6/ 2(木)  

  寒冷渦に伴なう寒気もようやく抜けて、午後には鹿島槍ヶ岳も登場してくれました。北海道の山間部では積雪に見舞われたようですが、冬型の気圧配置時には後立山連峰もほぼ同様の天気だということがよくわかりますね。爺ヶ岳周辺では小雪がパラパラしたぐらいでしたが、名残りの冬を味わえて少しばかりうれしい次第です。

  さて明日あさっては移動性高気圧がやってきて好天が期待できそうです。また日曜日も南岸の梅雨前線上を低気圧が東進しますが、東京辺りでも雨マークが付いてないので、大きなくずれはなさそうな気配です。

  今年はどう見ても相当に早い夏山シーンがやってくるというか、相当に長〜い夏山になるというのか? とにかく高山植物たちの登場は相当に早そうですので、今週はともかくも、お花たちに逢いに来られる皆さんは、7月に入ったらお早めの登山計画をおすすめいたします。なおこれまたご連絡が遅れてしまいましたが、7月26日(火)の種池山荘は中学校登山で貸切に付きご宿泊できませんので、ご協力をおねがいいたします。

山小屋に住む者の特権でしょうか。“今冬”最後の素敵な贈り物を空からもらいました。
音をたててシラビソやダケカンバに着いた霧氷が落ちて行くなか、鹿島槍ヶ岳登場!

NO  1931  柏原新道通行OKです。

2016  6/ 2(木)  

  今日は種池山荘スタッフが柏原新道の上部に残る雪渓のカット作業をしました。とにかく例年のこの時期の残雪状況を知っている者にはもはや驚きの少雪といったところです。いつもなら安全確保にザイルを張っての作業ですが、今年はそんな必要もないし、ガラバ付近や富士見坂付近の怖いほどの高度感もありません。残雪は基本的には上部のアザミ沢とガラバと種池山荘下にあるだけです。雪消えの遅い年なら、7月中旬でもこのぐらいの残雪がある年もあるくらいですので、今年の雪の少なさ、そして雪消えの早さがわかろうかというものです。

   柏原新道の通行OKとともに、種池山荘と冷池山荘は史上最速の6月4日のご宿泊より、夏季営業開始いたします。本年もよろしくお願いいたします。

いつもならまだ1.5m以上の残雪におおわれている“石ベンチ”付近もこの様相。しかも新緑真っ盛り
“ガラバ”の雪渓がなくなるのも相当に早そう・・・
例年ならもっとも高度感を覚え慎重になる“富士見坂”の雪もこれだけ残るだけ。
例年雪切りの際に道の場所が判明しにくい“鉄砲坂”も夏の様相。
種池山荘直下。それでも油断することなく登って、下山してくださいね。

NO  1930  6月に咲く霧氷の華。

2016  6/ 2(木)  

  昨夕までに冷池山荘から種池山荘への移動もすんで、今日からは小屋開け作業や柏原新道の雪切り作業も本格化です。そんななか今朝は、見事な霧氷の華が咲きました。最低気温はマイナス5度近くまで下がり、とっても寒い朝です。一昨日から本日にかけては日本海から北海道を寒冷渦が通過し、北海道の高い山々では降雪を観測したようですが、その寒気は後立山連峰まで下がってきたようです。午前中は小雪もときどき舞う時雨模様も続きましたが、お昼前からは急速にお天気も回復です。このあとは日曜日が気圧の谷に入りそうですが、総じて好天が続きそうな6月序盤戦になりそうです。小屋開け作業もはかどりそうです。

種池山荘周りには霧氷の華が咲く寒〜い朝です。
お天気の回復とともに霧氷も消えていきます。
G.W前の除雪作業もありますが、とにかく小屋の周りの残雪が少ない小屋開けです。いつもなら小屋の前庭も雪だらけですが、さっそく庭にベンチも設置しました。

NO  1929  6月入り。

2016  6/ 1(水)  

  小屋周りの残雪も堅く締まる結氷の朝です。6月前半はまだまだ氷が張っても、雪が舞っても不思議でない季節なんですが、超少雪の今年はお花の咲き出しもいたって早い早い・・・ 超快速傾向です。冷池山荘周りのミネザクラも3週間以上早い開花です。当然のことながら大きなお花畑の見頃も、かなり早くなるのは自然の成り行きでしょうか・・・   海の日連休には、見頃を迎えている確率が高そうです。

冷池結氷の6月スタートです。
超少雪と言ったって、雪が全然ないんではないので、勘違いなさらないで下さい。(種池山荘方面)
冷池のミネザクラもまもなく満開へ。