扇沢登山口周辺案内図     ▲▲  最 新 情 報   更新日 : 2017/ 5/ 25 ▲▲

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NO  2081  柏原新道は現在通行不可能!

2017  5/ 25(金) 

     お天気に恵まれた5月もまもなく終わりになりますが、今日は久しぶりの雨降りとなっております。北アルプスも厚い雨雲の中で、何も見えません。そして来週には早くも梅雨の季節を迎える6月入りとなるわけですが、今年の梅雨はどんなシーンをもたらしてくれるのでしょうか・・・

   昨年は後立山連峰の天気の指標でもある北陸地方は順調に7/19には梅雨明けになって、鹿島槍ヶ岳周辺も例年より早めの夏空がやってくるようになったのですが、肝心の関東地方の梅雨明けが7/29までずれ込んでしまったため、お客さまの出鼻はすっかりくじかれてしまい、苦い思いのシーズン入りとなってしまった覚えがあります。今年はなんとか順調に梅雨に入って、できることなら少し早めの海の日連休の頃には梅雨明け!となってくれたらいいなあなんて皮算用を立てていますが、はたしてどうなることでしょうか・・・

   さて冒頭にも申し上げましたが、4月5月と雨が少なく、また結構肌寒い日も多かったりで、鹿島槍ヶ岳周辺の融雪のスピードは遅く、今ひとつ加速モードに切り替えられてない感じです。一昨日も扇沢へ柏原新道が走る爺ヶ岳南西斜面の残雪の状況をチェックしに行ってきましたが、中間帯から上は相当に残雪があり、柏原新道の姿はまったく見えていません。来週後半には種池山荘へスタッフも再入山の予定でおりますが、柏原新道の雪切り作業は斜面の雪消えの進捗状況も見ながら、タイミングを見て当たって行きたいと思います。今の感じではいくら早くても6月中旬の通行開始といったところでしょうか・・・・  ただ開通といっても、大量の残雪の上を歩いていくわけですから、危険はいっぱいです。どなたにも安心して爺ヶ岳登山をおすすめできるようになるのは、まだまだ1ヶ月先の6月も最終盤を迎えるころでしょうか。

“ガラバ”(右側の沢筋)から、“富士見坂”へと斜上する斜面はまだ相当な深さの残雪に覆われる。左上には種池山荘が見える。(5/23)
柏原新道“アザミ沢”から“ガラバ”あたりの斜面。(5/23)
柏原新道の中間帯“水平道”が通る斜面。“水平道”の姿がある程度現れてこないと雪切り作業も危険で開始できません。(5/23)

NO  2080  五月の朝。

2017  5/ 19(金) 

     ゴールデンウィークが終わって早や10日あまり。北アルプスももっとも静かな季節を迎えていますが、雨が少なめだったり、肌寒い日が多かったりで、後立山連峰の主稜線の雪融けもやや遅れ気味かなって感じに、下からは見えます。6月の再入山、そして種池山荘の小屋開けまでも、2週間あまりになり、いろいろと夏山準備に余念がない季節を迎えました。

さわやかな一日の始まりです。この時季早苗が植えられた水田は、北アルプスを映すみごとなまでの水鏡です。(5/19)

NO  2079   夏山イベントが目白押し!

2017  5/ 09(火) 

   5月10日から12日の3日間に、東京神田小川町3−6 『THE NORTH FACE b.c.map club神田店』 の7階 『ICI石井スポーツ・アースプラザ』(最寄り駅はJR御茶ノ水駅・地下鉄神保町 駅or小川町駅)にて北アルプスや尾瀬、八ヶ岳などの山小屋が集まっての 『第59回山松会・夏山相談所』 が開催されますので、東京関東のみなさんぜひともお出かけ下さい。宿泊割引券や山小屋グッズの抽選会等もあります。

   また5月13日と14日には安曇野市の安曇野スイス村サンモリッツホールで『信州安曇野・北アルプスパノラマ銀座山岳フェスティバル2017』が開催されますのでそちらへは長野県内のみなさんお出かけくださいませ。

NO  2078  G.W営業終了。

2017  5/ 09(火) 

    ゴールデンウィーク営業が終わって下山してきました。大型連休中にお越しいただいた皆さまには先ずもって御礼を申し上げます。お天気にもそこそこ恵まれて、事故もなくて良いゴールデンウィークだったと皆さんにご報告申し上げたかったところですが、最終日に爺ヶ岳南尾根を下山のお客さまが雪渓上を滑落して、ヘリでの発見も容易にできず、当方のスタッフも出ての二日がかりの捜索になってしまいましたが、無事長野県警救助隊員の皆さん等の懸命の救助活動によって救出することができて幸いでした。詳細についてはわかりませんが、今後事故の原因等は遭難減少に向け参考にしていきたいものです。この大型連休中も北アルプスでは穂高連峰と剱岳を中心に死傷事故が相次ぎ、当初の願いとはかけ離れた残念な結果となってしまいました。(旧知の富山県の小西ドクターが連休中の室堂の診療所へ応援で赴かれた際の立山室堂の写真を本日送ってくださいましたが、連休中は剱岳や立山での登山や春スキー等のいろんなケガや病気への応対にてんてこ舞いであられたようです)

   さてこれで冷池山荘の春山営業も終了です。小屋には夏山への準備も兼ねてスタッフも残りますが、宿泊営業はいたしません。テントの方への対応や緊急時の警察等への対応等はいたしますが、ご容赦くださいませ。なお6月上旬の種池山荘再入山までは、柏原新道の状況とか周辺のルートの状況とかもわかりかねます。当方でも基本的には、しばらくは上り下りもいたしませんのであしからず・・・  以前冷池山荘はゴールデンウィーク後も引き続いて営業してたことがありましたが、ほとんど来訪者がないにもかかわらず、毎週のように“遭難騒ぎ”があって、日に日に雪の状態も、山の状況も劇的に変化していくなかで、夏山気分で来られるお客さまには、少数スタッフで対応するだけの力量はないことを実感いたしました。それ以来いったん休業とすることにいたしました。

   ゴールデンウィークが終わって梅雨入りを迎えるこれからは、登山者も最も少ない季節を迎えます。一切がっさいご自分で判断できる力量のある方のみの入山をお願いしたいと思います。夏山登山道というものは現れていませんし、道標も雪の中であったり、倒れていたりです。 (よくニュースや新聞等で登山道を間違えたみたいな何だか理解できないことを言いますが、積雪期や残雪期に登山道なんてありません! 先ほどの小西ドクターからのメールにも今年の連休中剱岳に登ろうとするパーティの中には、剱岳の頂上までフィックスロープが張られているものと信じて室堂まで来た者がいたというのですから、驚きです。当方でも以前ゴールデンウィーク中にアイゼンも何の登攀用具のひとつも持たずに五竜岳まで縦走すると真顔でおっしゃる女性がおられました・・・)

連休に入る前と連休の最終盤に種池山荘の除雪を進めてなんとか完了。 (5/7)
すごい強風の中での爺ヶ岳南尾根の救助活動。ヘリの下方に赤黄色の隊員が見える。長野県警ヘリ『やまびこ』で無事にケガの2人を救出。((5/8)
富山の小西ドクターより送っていただいた写真。雷鳥沢のテントもにぎわったようですが、一方で診療所もヘリも大忙しのゴールデンウィークだったようです。富山県も長野県も救助隊員はじめ関係各位に置いては休む間もない連休となってしまいました。こちらは富山県消防防災ヘリ『とやま』。

NO  2077  雪たっぷりG.Wに大満足!

2017  5/ 05(金) 

    さすがにこの時季の鹿島槍ヶ岳主稜線にお子さんは皆無ですが、まさに絶好の子供の日でした。そして超少雪の昨年とは違った、今春のたっぷり感あふれる積雪には、登った方すべてが満たされたゴールデンウィークとなりました。このあとも順調な雪融け、梅雨入りそして梅雨明けと進んでいってほしいですね。今日はほとんどの皆さんが下山の途に着かれて、静けさが戻った冷池山荘です。

午後には行き交う人もすっかり少なくなった冷池山荘です。G.W後は6/中まで営業中断します。
種池山荘方面、岩小屋沢岳方面も今年はしっかりと雪が残ります。順調な雪消えを期待!

NO  2076  好天4日目

2017  5/ 05(金) 

    こどもの日も好天でスタートです。朝方は冷え込みも弱く、秋のような雲が広がる冷池山荘上空です。ただ明日の6日は寒冷前線が通過、そしてその後ろには寒気が流入する可能性もありそうで、大型連休の最終盤はやや不安定になるかもしれません。

   さて昨日も奥穂高周辺や剱岳などで残念な死亡事故が相次いだほか、北アルプス各所で遭難が多発したようです。なかでも昨日も雪崩発生によるものが何件かあったことは特筆すべ きことでしょうか。ゴールデンウィークも今日を含めてあと3日間。油断することなく慎重な行動をお願いいたします。

NO  2075  好天継続

2017  5/ 04(木) 

   一日を通して暖かで、穏やかな絶好の春山デーでした。どなたも大満足の鹿島槍ヶ岳登頂でしたが、週末土曜日が少しお天気も崩れそうということで、大方の皆さんは明日には下山に向かいそうで、また静寂も戻りそうです。

小屋前のこの時季だけの、雪上のテント場も朝から夕暮れまで、楽し気な声が途絶えません。

NO  2074  G.W後半戦が順調にスタート

2017  5/ 03(水) 

   思いの外日差しの弱いどんよりとした一日でしたが、視界もよく利いてみなさん大満足での冷池山荘ご到着です。ゴールデンウィークのにぎわいも、お天気の安定も明日にかけて続きそうです。

冷池山荘に到着。さっそくみなさん今宵のお宿の準備です。

NO  2073  今シーズンもよろしくお願いします。

2017  5/ 02(火) 

   さあ明日からは大型連休後半戦の3連休(日曜までだと5連休!)。まずはお天気も良さそうでひと安心!そしてこんなお天気が夏山秋山シーズンの大事な時期にもぜひ続きますように! また今シーズン中も事故や遭難がとにかくありませんように! そしてスタッフ一同も シーズンを通して元気でやっていけますように。いいスタートになってほしいです。

   まだまだ夏に仲間に加わってくださる、山小屋スタッフも募集中です。そちらのほうもぜひ連絡をお待ちしております。

大町白馬小谷で除雪機といったら絶対WADO工業! WADO1510機を囲んで小屋開けスタッフ一堂でパチリ。今年の小屋開けはみんな経験者ばかりで心強いです。
力仕事中には、3時のおやつに手作りアメリカンドッグを女性陣が揚げてくれました。中身は『丸善魚肉ソーセージ』これがうまいんだなぁ。いつも美味しいお料理ありがとう!
今季最初のメインイベント除雪作業もみんなで頑張りました。一番底にある玄関も無事に開放!

NO  2072  よく遠望の利いたお天気。

2017  5/ 02(火) 

   大型連休の後半戦を前にお天気もすっかり回復。絶好の春山日和になりました。スタッフは種池山荘や新越山荘の偵察に行ってくるメンバーや、鹿島槍ヶ岳へ休暇でいってくる者や、今年のゴールデンウィーク本番ともいえる後半戦を明日に、最終準備に余念のないスタッフとそれぞれ充実の一日となりました。出かけたスタッフの報告からは新越山荘周辺や鹿島槍ヶ岳頂上などは近年になく積雪があるようです。 

   さて今年の大型連休前半戦の長野県内での山岳遭難件数は例年になく増えたみたいで、明日からの後半戦も憂慮されているようです。そんななか3月の長野県防災ヘリの残念な事故で、才器あふれたスタッフと『アルプス』を失った長野県では、今日から後半連休中の遭難多発に備えて警視庁の救助ヘリの力をお借りして、長野県警ヘリ2機と合わせて3機体制で臨むことになったそうです。とにかく皆さんには救助ヘリを安易に救助要請すればいいような気持ちでの、軽はずみな無計画無鉄砲な登山だけは慎んでいただきたいと思います。

いつになく積雪が多い鹿島槍ヶ岳南峰頂上。このところの度重なる降雪で剣立山も真っ白に。
鹿島槍頂上からの爺ヶ岳稜線および槍穂高方面。他にも遠く中ア、南ア、富士山、奥秩父、白山、男体山、越後三山・・・ 全〜部見える気持ちいい一日。
新越山荘への道すがら岩小屋沢岳から見た鹿島槍ヶ岳以北の山々。
薄っすらと朝焼けに染まる鹿島槍ヶ岳と左側に冷池山荘。

NO  2071  猫の目天気もようやく・・・。

2017  5/ 01(月) 

   昨日の好天も一転、朝からの雨模様はその後吹雪へと変わり、またまた15センチ近い新雪となりました。ただ夕方前には晴れ間ものぞき始め、天気も早々に回復へ向かいそうな空模様となりました。お天気予報を見ても明日の2日から5日の子供の日の日中にかけては、全国的に良さそう・・・・ このところのお天気の変化は激しく、雪模様と晴れ模様が日毎に繰り返した感じでしたが、連休後半を迎えて少し安堵できそうです。ただ26日、29日、1日とそこそこ降雪があって、先日の白馬大雪渓の雪崩遭難に続いて昨日も剱岳でも雪崩遭難が発生したようです。明日からの温度上昇には注意が必要なのは申し上げるまでもありません。

夕方前にはまたまた白さと迫力を増して、鹿島槍ヶ岳が登場!
鹿島槍東尾根を見ると2000m以上で新雪が積もったみたい。雪雲去って青空が大きくなりました。
今夜は連泊のテントが2張りだけ。下から登ってこられたパーティは小屋泊まりを含めありません。

NO  2070  黄砂舞う好天の一日。

2017  4/ 30(日) 

   今日は昨日午後の雪も上がり、一日を通して好天に恵まれましたが、温度も急上昇ですので、そこかしこで小さな表層雪崩の発生が見受けられました。幸い雪崩等によるトラブル発生等の報告もなく、ご予約の皆さんは、爺ヶ岳南尾根、赤岩尾根、そして鹿島槍東尾根等から、腐った雪に少々手こずりながらも順調に冷池山荘に到着されました。

   また今日は一日じゅう黄砂が飛来するもやっとした一日でした。また昨日の雪にしましても少々黄砂混じりだったみたい・・・  明日の午後は昨日同様に、寒気を伴なった気圧の谷が通過するみたいですので、またまた降雪になる可能性が高いようです。既存の黄砂混じりの積雪上に、新たに積もった新雪は滑り易くなりますので、まとまった降雪になれば明後日以降は谷筋歩きや急斜面の通過等は要注意かと思います。

   その後はゴールデンウィークも後半戦に入りますが、5/2〜5/5の日中ぐらいにかけては、大きな移動性高気圧の圏内に入るみたいですので、しばらく春山モードに浸ることができるでしょうか。

昨日の雪は黄砂含みで少し黄味がかっている感じです。
昨日の降雪でふたたび白さを増した感じの爺ヶ岳北側斜面です。

NO  2069  大型連休初日は予想通りの荒れ模様に。

2017  4/ 29(土) 

   朝の内はまあまあも次第に雪が舞う時間帯もでてきた午前中でしたが、なんとか視界も利いてお客さまも順調に行動することができたゴールデンウィークのスタート となりました。しかし午後1時半ごろからは天候も急変。雷も伴なって大荒れの猛吹雪になってしまいました。夜までに小屋周りで10センチほどの新雪となりました。

   ただ今日の午後からの気圧の谷の通過、寒気の流入はある程度予想もされていたことでしたので、お客さまも早め早めの行動を取られたり、日を一日ずらされたパーティもあったりで、ご予約の皆さんのほとんどは大荒れになる前に冷池山荘まで到着されることができて本当に良かったです。明 日は北海道を低気圧が通過しますが、後立山連峰のほうはなんとか天候も回復してくれるものと期待しています。明朝は冷え込みも強まりそうです。

   とにかく昨日そして本日と今シーズン最初のお客さまを無事にお迎えできていいシーズンインができました。一方昨日は白馬大雪渓でたいへん残念な雪崩遭難が発生してしまいましたが、いかなるときでも気を緩めず慎重な行動をお願いいたします。

薄っすらと朝焼けに染まる鹿島槍ヶ岳でしたが・・・
あっという間に剱岳立山方面は雪雲に覆われはじめました。
午後はアラレ混じりの雪が吹き荒れる大荒れになってしまいました。

NO  2068 バリエーションルート。

2017  4/ 28(金) 

    昨夜も寒気が残り雪がパラついた鹿島槍ヶ岳周辺ですが、今朝はよく冷え込みマイナス10度ほどまで下がりました。さて今日は冷池山荘もゴールデンウィーク営業開始そして明日からはゴールデンウィーク本番も始まりますが、連休中も寒冷渦の通過等も予想されますので、こまめに気象情報に は耳を傾けていただきたいと思います。

   さて下の写真は鹿島槍ヶ岳南峰の拡大写真です。北股本谷から頂上へ向かって真っすぐに突き上げるダイレクト尾根を登る登山者を、除雪作業中に気がつき写真に納めたものです。鹿島槍ヶ岳は東尾根や天狗尾根などが“バリエーションルート”ととして人気が高く、ゴールデンウィーク中も幾つものパーティが挑戦しますが、ダイレクト尾根は登るパーティも少ない尾根です。ところで“バリエーションルート”という言葉ですが、山と渓谷社発行の山岳大全シリーズ『実用 登山用語データブック』によれば、『整備された一般登山道以外のルート。通常は一般道より困難で、クライミングや沢登りなどの対象となる』ということ のようです。

   ゴールデンウィーク中の冷池山荘にご宿泊やテントの方は、比較的難易度が低いと思われる扇沢出合登山口から爺ヶ岳南尾根をピストンされる方 の割合が圧倒的ですが、それにしても立派な“バリエーションルート”のひとつです。比較的難易度は低いかもしれませんが、装備、体力はもちろんのこと、地図や地形を読む力、そしてあらゆる気象条件化での的確な判断力を持った方でなきゃ、やっぱり登ってはいけないと思います。なんで毎年こんな同じようなことを書くかといえば、毎年私どもの常識とはかなりかけ離れた装備や計画、判断でまだまだ真冬の世界の鹿島槍へ来られる方がおられるからです。熟練者やベテランの方には少々うっとうしく思われるかもしれませんが、ご容赦願いたいと思います。

   残雪が異常すぎるくらいに少なかった昨年のゴールデンウィークは周辺でも事故がほとんどなく幸いしましたが、残雪がやや多めの今年も昨年に続きそうあっていただきたいと思います。ぜひともお天気に恵まれた事故のないいいゴールデンウィークになってくれればいいですね! (爺ヶ岳南尾根については、昨年4月のNO.1917もご参照ください)

※なお扇沢市営第二駐車場の除雪作業を昨日までにほぼ終わらせていただいたようですので、登山者はそちらへ入れてください。路上駐車や路肩駐車は絶対におやめ下さい

頂上までもう少し、鹿島槍ダイレクト尾根の核心部を越え、残された最後の雪稜を登る登山者が2人、尾根の右下に点になって見える。(4/23)
積雪期には幾多のバリエーションルートが登られる鹿島槍ヶ岳。(4/23)
今日は空もスッキリ、暖かくなりそう。(4/28)

NO  2067 赤岩尾根現況。

2017  4/ 27(木) 

    昨日赤岩尾根を下山偵察しました。中間の高千穂平を境に上部は平年並みの積雪、一方で下部は平年より残雪は多めで、西俣出合の赤岩尾根取り付き地点から尾根上にはたっぷりと残雪があり、下山の際には最後の最後まで気が抜けない状況です。慣れない方は雪が腐っていても最後までアイゼンを付けての下山をおすすめしますし、急な斜面では後ろ向きでの慎重な下降をなさってください。また夏道登山道はほぼ100パーセント現れていませんので、主尾根を外さぬように、また 下山時には間違えて支稜へ踏み込まぬよう要注意です。トレースにしても雨が降ったり、温度が急上昇すると消え去ってしまいます。ここ2年ほどは大きな事故はありませんが、赤岩尾根は元来残雪期の転滑落事故が多いので、下山の際には最上部の国境稜線から最下部の西俣出合まで転滑落には最大限の注意を払ってください。

   またルート上には、夏には巻き道できるが、残雪期にはむずかしい、大きな露岩が2箇所にあったりもしますので、的確なコース取り、慎重な通過をなさってください。また最上部の国境稜線直下の雪斜面は、昨日のようにまとまった新雪が降った際には表層雪崩の危険が大ですので、夏道のコース取りと同じようにトラバースする場合でも、直登する場合でも無理は絶対禁物です。過去にもゴールデンウィーク中の新雪による表層雪崩で大きな事故が発生しています。

赤岩尾根最上部を見る(冷池山荘より)
赤岩尾根高千穂平〜上部
下部は取り付き点の西俣出合の河原まで残雪たっぷり。(4/26)

NO  2066  まだまだ冬の中。

2017  4/ 27(木) 

   昨朝からの降雪は明け方までには止んで、冷池山荘周りで25センチほどの新雪となりました。25センチなんていうとすぐに“季節はずれの大雪”みたいな言い方や書き方をされる方がいらっしゃいますが、大町や白馬の街なかでのことならいざ知らず、ここは北アルプスの主稜線です。4月5月はまだまだ冬の世界、冬の領域だということです。

   なお今日はまあまあのお天気になってはいますが、23.24.25日の3日間連続のポカポカ陽気にはほど遠い感じです。昨日の当情報においては、28日頃に次の寒気が南下し易いみたいと書きましたが、今日の気象情報を見ていると一日ずれていたようで、29日頃に寒気が入りやすいみたい・・・  連休の初日になりますが、天候の急変には十二分にご注意いただきたいと思います。

昨夜はあんまり風がなくてよかった・・・ 強風でも吹き荒れれば、やっと掘り出した玄関まで、全部埋まって吹き溜まりになってしまうところでした。
どんよりとした寒空の下、鹿島槍ヶ岳爺ヶ岳はもちろん新雪を被って雄雄しさをふたたび増した剱岳立山連峰も登場です。

NO  2065  まだまだ雪降り。

2017  4/ 26(水) 

   寒冷前線の通過に伴ない、今日は明け方より雪が舞う一日になりました。夜までに20センチ近い新雪が積もりました。このあとも4/28頃と、5/1.2頃にはまた寒気が流れ込むような予報を夕方の天気予報でやっていましたので、まだまだ吹雪や落雷等への備えが必要ですね。ただその後に控える大型連休後半戦の5/3〜4にかけては大きな移動性高気圧におおわれて天気も期待できそうな予報も・・・・  直前までしっかりとお天気を確認して、無理のないゴールデンウィーク登山を楽しんでいただきたいと思います。冷池山荘のゴールデンウィーク営業は4/28(金)〜5/7(日)までの間です。種池山荘および新越山荘の営業はありません。

NO  2064  順調 。

2017  4/ 24(月) 

   先週の入山以降は雪が舞う時間帯が多かったですが、昨日今日は絶好のお天気が続いています。昨朝はマイナス11℃今朝もマイナス9℃と放射冷却で冷え込んでいます。そんななか冷池山荘の除雪作業と小屋開け作業はゴールデンウィーク営業に向けて順調に進んでおり、うまく行けば予定を一日早めて4月28日(金)にはオープンできそうです。

NO  2063  早々にお天気は復活。

2017  4/ 20(木) 

   天気の変化がずいぶんと早い このごろですが、昨日の大荒れも回復は早く、今朝はご覧の好天が広がる後立山連峰上空です。昨日の雪で鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳、五竜岳などの岩肌も、すっかり白くおおわれているのがわかります。3月から4月にかけては意外に雪の日が多かったようで、雪の量もそのかさをなかなか減らしてないようです。

   まだまだ5月中旬までは一晩に50センチ以上の降雪があっても全く不思議でない後立山連峰です。まもなく始まるゴールデンウィークも慎重な行動が必要です。

鹿島槍ヶ岳の黒い岩肌もすっかり雪化粧の朝です。(4/20)
里は緑も増してきましたが、岳の上はまだまだ真冬の世界が広がります。(4/20)

NO  2062  残雪も多めで登り応え。

2017  4/ 19(水) 

    昨夜の星空がうそのように、今朝は早々から雪雲に覆われた後立山連峰です。大町のすぐ裏の山まで白くしましたから、岳の主稜線は20センチ以上の降雪でしょうか。本日は大町市内も時雨れ模様の肌寒い一日でしたが、そんななか待ちに待った桜前線は市街地にもいよいよ到着しました。桜花爛漫を満喫したいところですが、このところお天気の変わり目がやたらと早いので、黄金連休に向けても気象情報のチェックはとっても大事ですね。さて先週後半には若い衆が赤岩尾根取り付きの確認や爺ヶ岳南尾根の偵察に行ってきましたが、今春の鹿島槍ヶ岳周辺の残雪はやや多めで春山にふさわしい残雪量が確保されています。昨年のような登っていても手応えもイマイチの超 体たらくな少雪状態とは違い、現時点では尾根の末端からしっかりと雪が残っており、藪こぎに終始したような昨春のようなことはなさそうです。

   当方でもまもなく冷池山荘へ入山して、除雪作業とゴールデンウィーク中の営業にあたりますが、ゴールデンウィークは夏山と違ってお客さまに安心して どんどんお越し下さいといった考えはまったくありません。ご自分でルートや天候への適切な対処、判断、そして危険回避ができる方のみにお越しいただきたいと思います。赤旗や赤布をつけて 、いかなる条件下においても登山者を小屋まで安全に100%誘導するといったことはこの時期当方ではできません。

   夏山登山道は通れますか? とか、危なくないでしょうか? とか、自分でもだいじょうでしょうか? 雪はどれくらいあるんでしょうか? はたまたアイゼンは・・・ ピッケルは持っていったほうがいいでしょうか? といったようなご質問をされる方はガイドさんを依頼するか、熟練者と同行されることをお勧めいたします。 まだまだゴールデンウィーク中の北アルプスは真冬の岳、厳冬期の岳となんら変わりはありません。

赤岩尾根も下部から積雪たっぷり。下山の際は滑落要注意!。(4/13)
西沢からの雪崩もしっかりと出ていて赤岩尾根への取り付きへも雪崩の上を渡れます。(4/13)
例年なら地面が見えている“八ッ見ベンチ”あたりもまだ1m以上の積雪。(4/15)
爺ヶ岳南尾根のジャンクションピーク付近も雪庇がしっかりと張り出しています。当日は一気に猛吹雪と雷が鳴り出して、目も開けておられず、あえなく撤退下山です。(4/15)

NO  2061  春の嵐も去って。

2017  4/ 18(火) 

   前線を伴う低気圧が急速に発達しながら日本海の東北沖を北東へ進んだため、九州をはじめ各所で被害もでたようですが、大きな被害になることがなくてよかったです。大町も昨夕から今朝までの総雨量が40ミリ近い今春いちばんのまとまった大雨になりました。北アルプスのほうも昨夕前から荒れ始めましたが、今朝は早々にスッキリと晴れ上がり、おだやかな春山の表情を浮かべているようです。岳の上でも今回の低気圧の通過は雪になることはなかったようで、昨朝の様子と比べれば、雪のない黒い斜面が、若干ながら拡がったように見受けられます。

   先週の中頃には寒の戻りがあってやや肌寒い日が続いた大町でしたが一昨日昨日と今春初の20℃超えとなって、ようやく春本番がやってきた感じです。今日も午前中から20℃を超えており、25度近を超えるような夏日になるかもしれませんね。そうすれば気象協会やウェザーニューズ社が直近で予想した、大町山岳博物館の前庭のソメイヨシノも開花に至りそうな感じです。このあとも比較的温度は高めに推移しそうですので、春遅い北アルプス山麓にもいよいよ桜花爛漫の季節がやってきそうです。

早々に雨も上がり、気持ちのいい朝です。(4/18)
爺ヶ岳の“種まき爺さん” の雪形も頭と足先が少し現れました。(4/18)
鹿島槍の岩肌にも新雪のあとはないようです 4/14に開花した我が家のウメは満開を迎えました

NO  2060  立山黒部アルペンルートもまもなくオープン。

2017  4/ 10(月) 

   今日は立山黒部アルペンルートの富山県側の立山山麓から標高1930mの弥陀ヶ原までが、部分開通しました。夕方の長野県内ニュースの中では室堂の“雪の大谷”の除雪作業の光景も流れていましたが、積雪は例年になく多いようです。次の週末15日(土)には大町から扇沢〜黒部ダム〜室堂〜弥陀ヶ原もオープンして、全通する予定になっています。

   いよいよ北アルプスにも春の足音が近づいてきた感ではありますが、明日の雨は岳ではきっと雪になりそうです。あくまでも足音は足音であって、本格的な春が北アルプスにやってくるのは、まだまだ先のことと思われます。

7日の鹿島集落。爺ヶ岳東尾根にはここから取り付きますが、まだまだ田んぼにも50センチ以上の積雪があるといった状況です。今ゴールデンウィークはどの尾根もたっぷりの積雪で、このままいけば充実の春山山行が楽しめそうな感じ・・・

NO  2059  入山前の気分転換。

2017  4/ 9(日) 

   4月 下旬の冷池山荘小屋開け入山を前に、この週末は大大大好きなサッカーJ2松本山雅の応援に松本市アルウィン球技場に足を運んできました。ゲームはV.ファーレン長崎を3対0で完封。順位も5位の好位置につけることができました。大きな声でチャント(応援歌)を歌って、精一杯の声で選手の名を連呼し、ゴールの瞬間には北アルプスに届かんばかりの雄叫びを上げて、選手を後押しするとともに、自身にとっても大いに英気を養うことができました。最高のゲームを選手の皆さん、会場のサポーターの皆さんありがとうございました。今年も松本山雅の活躍を励みに、まもなく自分自身もシーズンインです。

   また松本市美術館で開催している槍ヶ岳山荘初代オーナー・故 穂苅三寿雄翁の写真展『槍ヶ岳黎明 穂苅三寿雄の世界』も訪ねて参りました。数年前に東京写真美術館で黒部の主とも云われた故 冠 松次郎氏との合同写真展にも赴きましたが、やっぱり昔の岳の写真はいいですね。とにかく時間がゆっくりと流れているんです。自分も時間に追われない山登りをしてみたいものですが、今シーズンも小屋開けから小屋閉めまで、いつものことながら追われっ放しのシーズンになりそうです。皆さんはぜひ空や道端のお花、遠くに見える山々と会話しながらの時間に追われない、喧騒を忘れる山歩きをご堪能下さい。松本市美術館の山岳写真展『槍ヶ岳黎明 穂苅三寿雄の世界』は、今月16日(日)まで開催中です。ぜひお出かけになってください。

まもなく開花の松本城のサクラのお花見と合わせておでかけになってください。気分は100年前にタイムスリップ。
昭和初めの女性登山者のシルエットが素敵です。二人の女性の視界はるか先、左奥には鹿島槍ヶ岳の双耳峰も望めるどこまでも深く広い雲の海が横たわる一日。 北アルプスの峰々は幾星霜変わらねど、登山者も山小屋も、そして時代も大きく変わりました。
前半16分高崎選手のゴ〜ル! 松本山雅があるから・・・ 松本山雅が好きだから・・・ 毎試合こんな感じで長野県中からサポーターが集まります。次にアルウィンに応援に行けるのは北アルプスに根雪が降るころかな・・・ 来年こそJ1に再昇格! GO!

NO  2058  お笑い芸人 鉄拳さんのパラパラ漫画に爺ヶ岳登場!!

2017  4/ 2(日) 

  びっくりしました! 3月30日付けの新聞を見たら、地元紙の『大糸タイムス』と『信濃毎日新聞』に大きく、大町市出身 吉本興業のお笑い芸人でパラパラ漫画でも有名な鉄拳さんが、故郷大町への精一杯の思いを込めたパラパラ漫画を大町市からの依頼で作ってくださったとのこと・・・  そして作品は鉄拳さんにとっても、今までにない10分42秒もの大作とのことで、インターネットにも動画でアップされているとのことです。 新聞記事じゃぁ爺ヶ岳頂上からの大パノラマも描かれているとか・・・  さっそくパソコンをあけてアクセスしてみると、爺ヶ岳頂上の光景がしっかりとでているし、なんとなく種池山荘も描かれているじゃないですか。トップシークレットだったようで全然知りませんでした・・・  そして作品の内容が実に素晴らしい。爺ヶ岳が登場うんぬんの話しじゃないんです。大町の人の優しさ、自然の素晴らしさ、そして鉄拳さんの大町への心情がたまらなく胸に応えてくるんです。

  とにかく私がいろいろと講釈するよりも、まずは皆さんも下記のサイトにアクセスしていただいて一回作品をご覧になってください。そして皆さんも大好きなはずの大町を舞台にした、心温まるこの作品をご友人にもご紹介くだされば幸いです。

⇒⇒⇒⇒『きらり輝く』 http://www.shinanoomachi-kirari.jp

 

地元『大糸タイムス』3月30日付けのパラパラ漫画『きらり輝く』の完成発表の記事。

NO  2057  あっという間に、今年も春山入山の4月入り。

2017  4/ 2(日) 

   3月終わりの29日と30日は、ようやく10度を超えて少し春めきましたが、お彼岸のお中日あたりから肌寒い日が続く大町界隈です。4月入りの昨日も最高気温が3.8度という肌寒さです。世間じゃサクラが開花した、はたまた満開だとかまびすしいわけですが、大町のサクラ開花はまだ半月ほど先のことでしょうか。ちなみにウェザーニューズ社の予想では4/20開花との予想ですがどうなるでしょうか。

   さてこの3月は上旬に長野県防災ヘリコプターの墜落事故、そして下旬には栃木県の那須山系での冬山訓練中の高校山岳部生徒さんたちの雪崩遭難事故と、山岳関係のとても大きな事故が相次ぎいたたまれない気持ちでいっぱいです。同じ山岳関係に生きる者として、いつになく心重い弥生三月となってしまいました。今は幾多の御霊に心より哀悼の意を表し、おん安らかに永久の眠りにつかんことをご祈念申し上げるばかりです。

   北アルプスでは私どもを含め4月入山、小屋開けの山小屋もいくつかあり、またゴールデンウィークに向け春山登山者も増えるわけですが、安全第一でやっていきたいものです。つい先日も冷池山荘の冬期小屋を使用された方から、お手紙を頂戴しました。その方は昨年も同時期に入山されたそうですが、今春は昨年より冷池山荘周りもかなり多めの積雪だったとの情報でした。また過日観光関係の会議の席上でも立山室堂の積雪の話題がでて、近年ではもっとも積雪の多かった一昨年並みの積雪があるとか・・・・  少なめの積雪ではないかと思っていた北アルプス北部の今春の積雪も、どうやらそこそこあるようです。このところも雪が舞う日が多い後立山連峰です。昨年の超超少雪の経験をよりどころに安易に入山でもしようものなら、事故につながりかねません。しっかりとした経験者のもと計画、装備等きちんと立案しての山行を願います。当方では冷池山荘のみゴールデンウィーク中の営業をする予定です。

我が家のウメがほころぶにはもう少し時間が必要なようです。(4/1)
4月最初の後立山連峰全山御目見え。黄砂もなく主稜線の白さが際立つ朝です。(4/1)
そこかしこで田んぼの畦の枯れ草が焼かれ、まもなく水も入る季節になってきました。(4/1)

NO  2056  追悼。

2017  3/ 18(土) 

   長野県消防防災ヘリ“アルプス”の辛すぎる事故から、早や2週間。先日は地元大町市ご出身の伊藤隊員の告別式に参列させていただいたり、松本空港にも赴き 、慰霊献花台にお花を供えさせていただき、亡くなられた隊員の皆さんに黙祷を捧げてまいりました。なかなか事故の衝撃は癒えるはずもありませんが、少しずつ前へ進んで行くしかありません。9名の余りに偉大で尊い命、20年間一緒に頑張ってきてくれた“アルプス”、長野県消防防災航空隊が築いてきた歴史等々・・・ 失ったものはとてつもなく大きなものばかりですが、いつの日にか必ずや不死鳥のごとく蘇ることを信じて、我々も微力ながら後押ししていきたいものです。

肌寒い一日でしたが、次から次へと、お若い方から年配者まで多くの方が弔問に来て下さっていました。 県民に愛された消防防災航空隊と“アルプス”です。
松本平(塩尻〜松本〜安曇野〜大町)なら、どこからでも仰ぎ見ることができる鉢伏山ですが、当日は厚い雲の中。 松本駅からなら南東、松本空港や塩尻北I.Cからなら真東に見える山です。
今日の後立山連峰は黄砂にかすむ一日。大町の平野部の雪も日陰に残すだけ・・・

NO  2055  爺ガ岳スキー場もファイナルへ。

2017  3/ 18(土) 

   爺ガ岳スキー場もシーズン最後の週末、春分の日3連休を迎えました。雪の少ないシーズンで、オープンも遅れて、皆さんにはたいへんご迷惑をおかけいたしましたが、その後は降雪にもまあまあ恵まれ、予定通りの3月20日までの営業となりそうです。2年続きの少雪で、北アルプス山麓のスキー場はどこも痛手を被ったわけですが、なんとか来冬こそ! と、今から願わないわけには参りません。 あっと・・・  その前に、夏のお天気の安定もですね!

静かな3連休初日。名残り惜しむかのように雪遊びに、そしてパウダーパフのピザを堪能していただきました。

NO  2054  悲痛。

2017  3/ 6(月) 

   昨日5日の長野県消防防災ヘリコプターの墜落事故は、報道のとおりの最悪の結果となってしまい胸が張り裂けられそうな思いです。長野県の山小屋関係者なら知らぬ者がいないぐらいの超ベテランパイロットの岩田機長をはじめ、屈強かつ壮健な9名の長野県消防防災航空隊員の皆さまのご冥福を今はひたすらお祈り申し上げるばかりです。

   岩田機長には10数年前には、限られた夏休みに鹿島槍ヶ岳に登りにお越しいただき、大好きな山の話しやフットサル(屋内サッカー)の話しで仕事を忘れて盛り上がっていただきました。ただその時も次の日にはまたまた遭難が発生して慌てて下山されていったような記憶があります・・・ 

   鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳周辺にも何度となく愛機ベル412EP “アルプス” で飛来しては、多くの遭難者を救助していってくださった、岩田機長はじめ隊員の皆さまにはあらためて感謝を申し上げる次第であります。今はただただ皆さま安らかにお眠りください。心よりありがとうございました。

2013年ゴールデンウィークに除雪作業で種池山荘に滞在中。山スキーヤーが滑落脱臼の重症で種池山荘に収容された際、消防防災ヘリ“アルプス”が救出にきてくれました。うれしく頼もしい瞬間。

NO  2053  やっぱり暖冬?

2017  3/ 2(木) 

   先日テレビからは石川県内のスキー場が、少雪の影響で早々に閉鎖されてしまったなんていうとっても寂しいニュースが流れていました。こちら大町も少雪の今冬でしたが、北陸はもっとひどかったみたいですね・・・ 爺ガ岳スキー場も今のところは幸い積雪に恵まれていますが、3月の声とともに上がる温度や大雨で、このあとはどうなることやら心配になってきます。

   ところで昨日あたり、北アルプスをしっかりと見ていると、結構積雪が少ないみたいな感じです。冬の間は昨冬の超少雪のようなことはなく、なかなか良い感じで積雪を増しているように思っていたのですが・・・ やっぱり2年続きで北アルプス稜線も少ないようです。ゴールデンウィークまでも、もう2ヶ月を切っているのですが、昨年のゴールデンウィークのような雪の少なさじゃぁ、春山登山も興ざめですよね。まあ雪の降る季節があと2ヶ月ありますので、まとまった降雪を期待したいものです。

爺ヶ岳の“種まき爺さん”の雪形が現れる斜面も積雪に厚みがあまり感じられません。(3/1)
安曇野から見る北アルプス南部常念岳〜蝶ヶ岳〜大滝山稜線は少ないですね。(3/1)
同じく安曇野から見る北アルプス北部の五竜岳〜鹿島槍〜爺ヶ岳。こちらの方が確かに多いに違いはないのですが・・・ (3/1)

NO  2052  あっという間に2月も終了。

2017  2/ 28(火) 

   『あっという間に2月も終了』の表題は、1月最後の更新の際の表題『あっという間に1月も終了』の一字を変えただけ・・・・ 本当にあっという間にひと月経過です。この間全然更新できずじまいで、 当H.Pに足を運んでいただいた皆さんには本当に申しわけありませんでした。

   この一ヶ月は例年の2月のように? 体調を崩したり、パソコン廻りでもいろいろと不具合が起こったり、はたまたいろんな会議で毎週のように県外出張があったり、また各種新年会も続いたり、週末はパウダーパフのお手伝いに、もちろん夏山へ向けての準備も始まったりと、まったく余裕の 持てない2月になってしまいました。

   まあ言い訳はともかく、明日にはもう3月入り!大町もここへ来て雪のかさも一気に減らしてきており、 今週の木曜日あたりに予想される雨で、1月8日以降あった市街地の積雪もリセットされるかもしれません。4月下旬の小屋開けに向けて、いよいよお尻にも火が付きそうです。

大町もかなり春めいてきました。1月8日以降はずうっと30センチはあった我が家周辺の積雪もわずかになってきました。(2/28)
昨年は3月に入るとどんどんと雪が消えてしまった爺ガ岳スキー場でしたが、今冬はまだまだたっぷりです。ぜひともお出かけ下さい。(2/25)

NO  2051  あっという間に1月も終了。

2017  1/ 31(火) 

   週末にパウダーパフへやってきた友人の、本当に大町に雪が降ってよかった・・・ 気持ちが和らぐと言う言葉には全くの同感。全然雪無しの気持ちが萎えてしまうような年明けでしたが、ようやく安心して明日は2番目の月を迎えられそうです。

突然メタボな巨大鳩に変身です。楽しい冬の一日の主役は北アルプスでなく雲たちかな・・(1/28)

NO  2050  寒中お見舞い申し上げます。

2017  1/ 26(木) 

   久々に一点の雲もない冬晴れの朝を迎えた信州大町です。無風快晴の放射冷却がよく利いた今朝はマイナス14.9℃まで下がり今冬最低を観測しました。雪がまったくない実に味気なく淋しく心許ない年末年始でしたが、ここへきて雪量も増し朝は連日のマイナス10度以下、日中についても連日の真冬日と、遅ればせながら本当の冬到来の喜びを噛み締める毎日です。

   そして心ある長野県人なら心待ちにしている、諏訪湖の“御神渡り”にもさらなる期待が高まります。諏訪の最低気温も昨日今日とマイナス10度を下回り、条件はそろってきたようです。ただ明日の日中は本州を通過する低気圧に向かって南風が吹き込むみたいで、それがちょっと心配・・・・  東京なんか15度の予想気温ですよね・・・・ 

   ところで大好きな大相撲初場所も終わり、稀勢の里の悲願の初優勝そして待望久しい日本人横綱誕生につながり、また地元長野県出身の御嶽海も大活躍と最高の場所でしたが、初場所が終われば毎年春山そして夏山へ向けて、いろいろと気もそぞろになってきます。毎年大相撲の年6場所開催が、結構山小屋運営の一年のサイクルのポイントポイントにあるんですよね。さしずめ次の大阪場所が千秋楽を迎えるころには、春山入山に向けて毎年お尻に火がつく頃になってしまうんですよね。今年は遅咲き横綱 稀勢の里よろしく、今まで以上に地道にこつこつとやって慌てふためかないようにしていかないといけないですね。

昨冬は超少雪で春山登山もどこか物足りなかった北アルプスでしたが、今冬はここへ来て順調に雪量を増しています。(1/26)

NO  2049  大寒。

2017  1/ 20(金) 

   最高気温0.0度、最低気温は今冬2度目のマイナス10度を下回るマイナス10.7度。まあまあ大寒らしい冷え込みになった大町です。これから立春をはさんで2月10日頃までが、もっとも冷え込む季節。毎年決まったように体調を崩すのがまさにこの時期、食事の摂りかたや睡眠時間等々、体調管理に は気をつけたいですね。   

ようやく爺ガ岳スキー場の雪量も安定。スキー教室の小学生が連日来てくれます。
 

NO  2048  久しぶりの青空。

2017  1/ 18(水) 

   1月12日から始まった今回の寒波も今朝の今冬最低マイナス11.8度で一区切り。日中は青空が広がった北アルプス山麓の大町でした。ただ後立山連峰は黄砂にかすんで日中はなんか霞んで見える一日。そして夕方には再び雪雲の中に消えていきました。

   今回の寒波は本当に雪の降れなかった大町にも恵みの雪をもたらしてくれて、昨日までに我が家で累計で90センチ近い降雪量、最高積雪57センチになりました。また冷え込みも続き、15日には最高気温でもマイナス6.4度の“酷寒日”。2012年2月2日のマイナス6.6度以来、久々の最高気温がマイナス5度以下の一日となりました。

   そして今回の一級の寒波が去った後も、続いて寒波がやってきそうな1月後半戦、今度は諏訪湖の“御神渡り”の出現が待たれますね。ここ三年は現れていませんが、今年は期待ができそうな雰囲気になってきました。長野県木曽郡出身の大相撲、御嶽海の初場所大活躍で盛り上がる信州ですが、“御神渡り”も現れればさらに縁起のいい年の初めになりそうです。

↑1/18 ようやく冬らしく・・・ 降るときに降って、冷えるときにはとことん冷え込まなきゃ! 1/16↓
 

NO  2047  ようやく爺ガ岳スキー場オープン。

2017  1/ 13(金) 

   ようやく大町市街地にも雪雲が流れ込み、30センチ近い積雪になった今回の寒波です。おかげで爺ガ岳スキー場も今日の午後にはオープンとなりました。当初の予定より3週間ほど遅れての開始で皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。短いスキーシーズンになってしまいそうですが、ぜひお出かけになっていただきたいと思います。ピザをお召し上がりにパウダーパフにもぜひともお立ち寄りくださいませ。

 

NO  2046  産みの苦しみ。

2017  1/ 12(木) 

   今冬最強の触れ込みの寒波が到来中で、そこかしこで一日で50センチ降ったとか70センチ増えたとか景気のいい話しがテレビからは流れてきますが、こと大町周辺は今のところさほどの降雪になってはいません。それでも週初めにはほとんど積雪のなかった爺ガ岳スキー場も少しずつ少しずつ雪量を増してきて、ゲレンデの最下部でも25センチぐらいまでになってきました。今夜から明日日中の降雪次第では週末のオープンもようやく視界に入ってきた感じです。皆さんには超少雪でオープンが遅れてしまい、たいへんご迷惑やらご心配をおかけしておりますが、今しばらくのご猶予をお願い申し上げます。

爺ガ岳スキー場も、もう一降りというところまでこぎつけた感じです。
スキー場手前の集落にもようやくの冬景色。
 

NO  2046  恵みの雪になってくれるでしょうか。

2017  1/ 7(土) 

   今朝の最低気温はマイナス8度止まりで、今冬一番も思ったほどの冷え込みにはなりませんでした。明日夕方から予想される雪もだいじょうかなぁ・・・ なんて妙に心配になってきます。今朝の新聞によると白馬あたりの今冬の降雪は、今のところ平年の6分の一とか・・・ 心配を払拭してくれる大雪になることを願うばかりです。

そこそこ冷えてくれた朝でしたが、雪なしの年末年始が続く大町市内です。
周辺では標高が一番低い爺ガ岳スキー場はまだまだご覧の状況です・・・
県内でこの時期行なわれる新春恒例の“どんど焼き”ですが、我が地区では今日の開催。五穀豊穣や子供たちの安全、学業成就にまじって、いつも以上に天候の安定を願うばかりです。降るときには降って、暑くなるときはとことん暑くならなくちゃ・・・
 

NO  2046  明日は今冬一番の冷え込みでしょう。

2017  1/ 6(金) 

   東京辺りでテレビが騒ぐほどの冷え込みではありませんが、明朝は今冬一番の冷え込みになりそうな大町です。そして日曜の南岸低気圧通過の際やその後続くであろう冬型気圧配置は、待望久しい降雪をもたらしてくれそうです。折りしも気象庁は昨日下記の内容の早期警戒情報を発令して注意をうながしていますが、少雪際立つ北アルプス山麓にも今冬初の本格的降雪の気配がようやく漂いはじめました。

    気象庁 地球環境・海洋部発表  平成29年1月5日14時30分
       大雪に関する異常天候早期警戒情報(関東甲信地方)

 
 要早期警戒(降雪量)
 警戒期間 1月10日頃からの約1週間
 対象地域 長野県北部・群馬県北部
 警戒事項 大雪(7日合計地域平年比165%以上)
 確率   30%以上


  今回の検討対象期間(1月10日から1月19日まで)において、長野県北部・群馬県北部を    中心に、1月10日頃からの1週間は、降雪量が平年よりかなり多くなる確率が30%以上と見込まれます。 農作物の管理に注意するとともに、除雪などの対応に留意してください。また、今後の気象情報に注意してください。
 <参考>
 この期間の主な地点の7日間降雪量の平年値は、以下のとおりです。
 地点 平年値
 藤原 77センチ
 みなかみ 65センチ
 草津 38センチ
 野沢温泉 90センチ
 信濃町 55センチ
 飯山 69センチ
 小谷 64センチ
 白馬 46センチ
 長野 22センチ
 大町 39センチ

 

日中おおっていたガスもとれてうっすらと焼ける後立山連峰です。(1/6)
昨日は所用で松本へ。安曇野から見る表銀座の山々の雪の少なさは北部以上ですね。(1/5)
それでも燕岳や常念岳も主稜線はそこそこに積雪ありますが、中間帯から下や前山にはほとんど雪がないですね

NO  2045  明日は期待の“寒の入り”。

2017  1/ 4(水) 

   すっかり遅くなってしまいましたが、皆さま明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。山小屋の残務整理やら、年越しの準備やら、はたまた丸2年間の地元地区自治会長の引継ぎ事務やらであわただしく日が経った師走12月でした。そしてさらに追い討ちをかけるように全くと言っていいくらい降らない雪のせいで、スキー場での商いもままならず、テンションもとことん下がりっぱなしの残念な行く年来る年になってしまいました。

   おまけに正月2日はみごとなアルプス晴れが広がる中、次々と面白い吊るし雲がやってきて、少し気持ちにもゆとりが出て元気に写真を撮って皆さんにもお見せしようなんて思っていたら、なにを血迷ったのか夜にはデータを消去してしまう有り様です・・・・  

   今朝の地元紙を見ればこの2シーズン続きの暖冬、少雪は、白馬でも暮れの11月・12月の累計降雪量がたったの34センチという過去最低の積雪量だとか・・・・ 超少雪だった昨シーズンを上回るひどい有り様です。今はひたすら来週やって来るという南岸低気圧の通過に伴なう “南雪”、そしてその後の寒気流入に伴なう本格的 “北雪”に期待したいものです。

   いきなり年の初めからのボヤキ節になってしまいましたが、本年ものごひいきの程何卒よろしくお願い申し上げます。明日は小寒とか・・・ そろそろ・・・   

あまり荒れることもなく穏やかな表情が続いた年末年始の北アルプス。山岳遭難も少なくてよかったですね。(写真は12/25)

NO  2044  冷え込み到来。

2016  12/ 12(火) 

    昨日は最高気温がマイナス0.5度の今冬初の真冬日に、そして今朝は今冬最低のマイナス7.5度まで下がって冷え込みの強まった大町です。 昨冬の真冬日なんて1月19日まで観測されなかったんですから、今冬はいたって順調ってもんです。ただ本格的な雪はなかなか里まで下りてはこないですね。札幌などでは大雪に見舞われて新千歳空港の除雪が追い付かないで大変みたいですけど・・・・  それでも先日の降雪は北アルプス山麓でもスキー場の上部ではまとまった雪になったみたいで白馬方面のスキー場も部分的に何箇所かでオープンしたようで、まずはひと安心です。この次は今週後半にまた寒気が下がってくるようですので期待です。

   さてNHK全国ニュース等でも取り上げられているので、皆さんご存知かと思いますが、大町山岳博物館の人工飼育中のライチョウ2羽が飼育舎の窓から逃げ出してしまい、まだ1羽が見つかっていません。昨日から今朝の冷え込みに関しては、北アルプスで生きるライチョウですので心配はありませんが、卵から人の手によって育てられてきたライチョウですので、自然界でのえさの採り方や天敵への対応等心配でなりません。とにかく今は無事に保護されるのをひたすら願うばかりです。

まだまだ少ない降雪ですが、今週後半には雪かきの季節到来しそうです
爺ヶ岳モルゲンロート。順調に積雪を増しています。(12/12)
大町山岳博物館方面。ライチョウが元気で見つかってほしいです。

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