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 ▲▲  最 新 情 報   更新日 : 2024/ 3/ 30 ▲▲

NO 2735   5月15日より順次予約承ってまいります。

2024 3/ 30(土)   

  明後日にはもう4月入り。信じられないスピードで冬も終わり春が到来ですね。南のほうからはサクラの開花のニュースもどんどんと届き始めました。

  ここ大町は基本的にはかなりの暖冬だったのですが、2月の下旬から 一昨日あたりまでは、比較的肌寒い日が多く、また湿った“南雪”も割かし多い期間となりました。 ただシーズンを通して朝方の高温傾向が顕著でしたし、終日氷点下の真冬日は8日間ほどと平年よりずうっと少なく、基本的には暖冬に違いなかったと思うのですが ・・・・   降雪量は最後へ来て結構増してきてそこそこと言うかまあまあの累計降雪量になったりと、何かよくわからない今冬でした。

  以前にも書きましたが、12月から1月にかけては北アルプス山麓のスキー場はどこも降雪が少なくて悪戦していたのですが、2月以降は上述のとおり積雪が増して、どこのスキー場も現在でも余裕で滑れる状況にあるようです。ただやはり下から見た北アルプス主稜線のほうの積雪は少なめに見えるのですがどうでしょうか・・・・  巷では1900mぐらいを境に、それより上はやや多め、それより下は少なめとか言われているようです。

  さて遅くなってしまいましたが、今シーズンの受付体制等がほぼ決まりましたので、お知らせいたします。5月15日より、期間を区切って順次ご予約を承ってまいります。 何卒よろしくお願いを申し上げます。

山荘 ・テント案内&予約方法 ご覧いただきますようお願い申し上げます。

 

夕方前からは黄砂で霞み始めましたが、日中はきれいに後立山連峰全山が姿を見せてくれました。
爺ヶ岳も鹿島槍ヶ岳も主稜線の雪庇の張り出しも気持ち小さい感じがします。

NO 2734   超暖冬のまま最終盤入り。

2024 2/ 15(木)   

   1月にはいくらか冷え込んだ日も単発でありましたが、まったく長続きはしませんでした。一時的な寒気の流入はあっても“寒波”の到来はまったくなかったと言っても過言でない年末からの北アルプス山麓です。

  10日ほど前に東京で8センチの降雪があって、マスコミ等が大騒ぎしたときに、長野県内でもようやく各所で30センチ以上の降雪を観測して、正直なところ雪不足気味だった 県内各スキー場はどこもようやくホッとできたんじゃないでしょうか・・・  ただここ数日はまたまた高温の日が続き、心配は尽きません・・・ また北アルプス稜線においても2シーズン続きの少雪で推移しているように下から見て推測されますが、なんとか3月にはいくらかでもまとまった降雪が欲しいところです。 なお少雪といっても、それなりの積雪があって、雪山の厳冬北アルプスには変わりありませんので、勘違いをなさらないでいただきたいと思います。

  さてつい最近も冷池山荘のゴールデンウィーク営業のお問い合わせ電話をいただきましたが、本年においてもG.W営業する予定はございませんので、お知らせ申し上げます。 コロナになってから中止して、早や5シーズン目になりますが、いろいろと厳しいです。夏山営業に注力したいと思います。

  今季の小屋の宿泊営業は冷池山荘と種池山荘が7月1日〜10月20日、新越山荘が7月13日〜9月23日とさせていただきます。また予約体制に付きましては昨年とほぼ同様の受け付け体制にて、コロナ後においても完全予約にてお願い申し上げます。

2冬続きの少雪、暖冬に終わりそうな大町。諏訪湖の“御神渡り(おみわたり)”も、まったく気配もありませんでした。(2/14)
爺ヶ岳の積雪には、本物の厚みが感じられません。(2/14)
鹿島槍ヶ岳。手前の里山の雪ももうじき無くなってしまいそう・・・ (2/14)

NO 2733   超暖冬の年末年始。

2024 1/ 7(日)   

   小屋を閉めてから当情報もなかなか更新できぬままに、11月、12月と慌しく過ぎてしまい、新年もあっという間に、1週間が過ぎてしまいました。元旦には能登半島において大地震が発生したり、翌日には大きな航空事故があったりと、日本全体が不安の募る年明けとなってしまいました。被害に遇われた皆様にはお見舞いを申し上げますと共に、お亡くなりになられた方々には慎んで哀悼の誠を捧げる次第であります。また行方不明の皆さんに置かれては、一刻も早い救出を望むばかりです。救出等に携わる隊員各位におかれましては、冬の厳しい環境下での活動たいへんご苦労様です。私どもも何らかのお力添えができればと願っております。

  さて今冬も早や中盤に入ったかと思いますが、一向に寒さが増して参りません・・・ クリスマス前の頃に、10年に一度の大寒波襲来! とマスコミが大騒ぎしたときに、ほんのちょっぴりだけ寒かっただけで、年末年始に至ってはポカポカの陽気が続く北アルプス山麓の大町界隈です。大町では11月の終わりに一回だけまとまった降雪があっただけで、それ以降はまともな雪降りもほとんどない状況です。大町だけでなく長野県内のスキー場はどこも少雪に悪戦苦闘しているところではないでしょうか。

  後立山連峰においては主稜線こそ、そこそこの積雪がある感じですが、2000mから下はやはりとても少なめに見える新春の銀嶺の情景です。ただ今夜からは今冬一番のまとまった降雪になりそうですし、そのあとも冬型気圧配置や寒気の南下が度々やってきそうですので、ようやく本来の冬景色が遅ればせながら到来しそうです。

  なお『山と渓谷』誌の1月号では日本百名山と二百名山の特集が組まれていましたが、早々に夏山の計画を思い描かれ、日本アルプスに思いを馳せておられる方も、大勢いらっしゃったことでしょう。当方においては夏山の営業体制や宿泊予約の受付け等は昨年並みの日程を考えております。5月中旬からのご予約受付けで、昨年同様に期間を区切って、小屋泊まりもテント泊も対応させていただく予定でおります。おいおい発表して参りますのでよろしくお願いいたします。 また夏山スタッフの募集も2月から開始して参りますのでよろしくお願い申し上げます。

  令和6年は残念ながら能登半島地震という余りにも大きく悔しい自然災害でのスタートとなってしまいましたが、なんとか日本中のみんなで力あわせて乗りきっていきたいものです。

種池山荘から見る手前には富山県入善町の街並み。おだやかな富山湾をはさんで奥には能登半島の山並みがうっすらと横たわります。被害の大きかった能登町から珠洲市方面を俯瞰してます。富山湾や能登半島は北アルプスからもすぐそこの場所。遠い世界の話しには思えません。
今日は午後になってようやく山麓の里山にも雪が舞い始めました。長野県内スキー場はどこもまとまった雪が欲しいところです。(1/7)
年末年始と雪がまったくない大町でした。一昨日1月5日は温度も12度まで上がってしまう始末・・・ スイセンや福寿草でも咲き出しそうな困った陽気でした。(1/5)
パウダーパフのある爺ガ岳スキー場も人工雪でなんとか一部だけオープン。スキー場スタッフが頑張って深夜より雪を造ってくれています。冬期は種池山荘のピザを召し上がりにパウダーパフへお出かけ下さい。小屋ではミックスピザだけですが、種類もいろいろです。(1/5)
堂々たる鹿島槍ヶ岳。暮れの30日にはまだ雪の厚みを感じられませんでしたが、これからは日に日に増して行ってくれることでしょう。2冬続きの極端な少雪はもう勘弁ですね。(12/30)
300kgぐらいの大石のところで大きな段差になっていた箇所でしたが、下のように金てこバール2本を使って慎重に大石の向きと裏表を引っくり返して平らに設置し直しました。
小屋閉め後も道直しや小屋の残務に追われる毎日。みんなの力を借りて2024シーズンに向け、長年の懸案箇所を何ヶ所も直すことができました。今年もみんなで頑張ってやっていきます。

NO 2732   しばらく暖かな日が続きましたが・・・

2023 11/ 8(水)   

   10月の前半は平年より肌寒い日が続いて、このまま冬へ突き進んで行くものかと思いましたが、その後10月後半そして11月入りと、またまたポカポカ陽気というか異常な暖かさが戻ってしまった北アルプス山麓です。全国的にも異常な高温続きでなにかと心配されます。

  10月中は5日の初雪以降15日、21日、28日と最大で25センチぐらいの降雪があったであろう鹿島槍ヶ岳周辺でしたが、このところの高温傾向と昨朝の雨で、山麓から眺める山肌には白いものがほとんどなくなってしまいもの寂しい思いです。

  ただ立冬を迎えた今週末は、まとまった降雪になりそうな気圧配置へ移行していきそうですので、来週天気が回復した暁には、相当に下まで白く染まった、北アルプスの銀嶺が望めそうです。また10日間天気図を見ていると、次週末は素人目にも、もっと強い冬型が予想されますので、立山の初滑りも一気に可能になるかもしれませんね。 冬へ向けての再スタートになりそうです。

11月3日。鹿島槍ヶ岳と五竜岳の上部はいくらか雪が残っています。ところで今秋はモミジの紅葉が良いですよね。県内ニュースで見る県内各所のモミジの色付きがとても良いです。日照り続きと高温続きとで、色付きをとても心配していたんですが・・・ 何が良かったのでしょうか? 10月前半の突然の冷え込み続きが良かったのですかね 。
11月8日。今日には雪も主稜線や上部の谷筋に少し残るだけになってしまいました。 ただこちらからは見えない西面や北面にはもう少し積雪があることでしょう。
11月6日。柏原新道の道直しに行った際の針ノ木岳。

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