2021(R3年)直近のお役立ち情報ファイル

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NO 2564  『KAILAS(カイラス)』のショップが大町に国内初オープン!

2021 4/ 22(木) 

  大町市の木崎湖畔の日帰り温泉施設『ゆーぷる木崎湖』に併設して、中国のアウトドア・クライミング用品のトップブランド『KAILAS(カイラス)』のグッズを販売するショップが331日に仮オープンしました!

  大町市の北隣りの白馬村や、南隣りの安曇野市や松本市には多くのアウトドア用品のお店があるのですが、後立山連峰登山口の中心である大町には今まで、その手のお店が残念ながら全くありませんでした。そんななか今回 『KAILAS(カイラス)』 の日本総代理店である 潟Jイラス・ジャパンが勇躍木崎湖畔に進出してくれました。

  私自身もすごくうれしくて、先般 『ゆーぷる木崎湖』 で汗を流した後にお店に伺ったところ、お店の共同経営者のお一人が、ショップ立ち上げにおいても先頭になってやってこられたという廣川健太郎さんということでまたまたビックリ・・・ 私と同世代の廣川健太郎って言えば、アイスクライミングや雪山の登攀、そして技術解説において、もう何十年も前から日本を代表するクライマーのおひとりです。各種解説書の著者としてや、『山と渓谷』、『岳人』等の誌面でも、多くの皆さんがご存知かと思います。

  私は今回初めてお目にかかったのですが、廣川さんは縁あって『KAILAS(カイラス)』の日本総代理店を一昨年創立されて、ご自身の定年を機に同ブランドの日本国内での更なる認知度アップに現在力を注がれておられるとのことです。  いま日本においては国内メーカーやフランス、イタリア、アメリカ等のメーカーのアウトドアウェアーやザック、登攀用具、キャンプ用品が主流でありますが、これからは少しずつ 『KAILAS(カイラス)』 ブランドも定着して行ってほしいものです。品質等においては、廣川さんのお墨付きです! 

  中国製品は食品から雑貨、日用品まであらゆる分野の商品でお世話になっていますが、こと中国の『ブランド品』ということになれば、なかなか所有してないのが実態かと思います・・・ ただ中国でもキャンプやハイキングといったものは相当に人気になってきているそうで、これからはアウトドア商品のラインナップも充実していくことは間違いなさそうです。ぜひ皆さんも北アルプスにお越しになった際には、同店にお立ち寄りいただければと思います。また今後は日本国内の登山用品店やアウトドアショップでも 『KAILAS』 のロゴが目に入ってくるかと思いますが、ぜひお手に取っていただければ幸いに思います。 

  廣川さんのお話しでは 『ゆーぷる木崎湖』 内のお店 『信濃木崎アウトドアステーション』 の店頭においても、またカイラスジャパンのネットショッッピングのホームページにおいても少しずつ品揃えを充実させていきたいとのことでした。ネットショッピング内を拝見すると商品紹介もすごく丁寧にされている感じがいたします。なお木崎湖のお店は近いうちに本オープンになるそうで、新しい店長さんも着任されるとのことです。廣川さん自身も大町に来たときは店頭に立たれるそうですので、ぜひお気軽に声をかけて下さいとのことでした。もの静かな感じの中に闘志をこめられた方です。コロナ禍や米中間の緊張やらいろいろとあって大変な時期ですが、ショップの開店を祝うとともに、お店とカイラスブランドのご隆盛をご祈念申し上げます。

潟Jイラス・ジャパンの廣川社長。上梓されている本の数々も!七福神巡りの本も出されているんですよ!
クライミングギアも充実!
アンテナショップとして北アルプス帰りやスキー帰りにはぜひお立ち寄り下さい。
今後はKAILASのお日様マークも稜線上に増えてくることでしょう。
木崎湖温泉『ゆーぷる木崎湖』の中にあります。木崎湖キャンプ場もすぐそば!

NO 2561  北アルプスを愛する全国の登山愛好者の皆様へ 

2021 3/ 29(月) 

 本年3月22日に北アルプスに建つほとんどの山小屋が加盟する『北アルプス山小屋協会』では、所管の環境省『中部山岳国立公園事務所』とともに、昨年来の新型コロナウィルス禍にともなう山小屋の困窮および近年のヘリコプター荷上げ環境の激変や著しい気候変動、そしてスタッフ確保の困難さ等が複雑に絡み合って、従来は山小屋が自費で行なってきた登山道整備や各種情報提供、また遭難救助等への対応が今後困難になっていくのではなかろうかという思いのなかから、『北アルプスにおける山岳利用についてご理解・ご協力のお願い』を発表いたしました。これは今後も末永く北アルプスの山岳利用そして登山文化の持続可能性を追求する為のものであります。ぜひ皆様にもご一読いただき一層のご理解ご協力をお願い申し上げる次第であります。

 

クリックして下さい→ 『北アルプスにおける山岳利用についてご理解・ご協力のお願い』

  

NO 2560  本年の営業体制の概要です。

2021 3/ 15(月) 

    皆様方には昨年来の新型コロナウィルス禍のなか、山小屋運営にご協力ご理解いただき誠にありがとうございます。本年におきましてもまだまだ新型コロナウィルス禍は続いているわけですが、昨シーズン実施した対応策にほぼ準じた対策等を講じて本年も営業再開に向けて邁進していく所存です。  (昨年度の新型ウィルス対策はトップページに残っていますので、参考にして下さい。6月までにはしっかりと見直しして書き換えて参ります。)  ご協力の程なにとぞよろしくお願い申し上げます。遅くなってしまいましたが、おおよその本年の営業概要になります。

    なお昨年は宿泊定員を4分の一以下に削減したり、登山者の皆さんの入山自粛もあって、小屋の売り上げも大幅なダウンになり、かってないたいへん厳しいシーズンになりました。今季においては定員も若干緩和して参りますが、難局はまだまだ続いて行くものと思われます。つきましては大変心苦しいところですが、皆様方には宿泊料金やテント料金等の値上げへのご理解を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

  下記は現時点での2021シーズンの営業方針概要です。今後もコロナウィルス感染状況等を見ながら、随時内容の変更や追記をして参りたいと思います。 今は今夏の感染状況に改善が見られることを信じつつ、制約もまだまだ多い頃かと思いますが、皆様に北アルプス登山をご計画いただけましたら幸いであります。

  なお山荘テント案内ページの内容がまだ書き換えられていませんのでご注意下さい。

 

2021年度 営業体制概要 2021/03/15
T.2021年予定   開設期間 冷池山荘

7月3日(土)〜10月16日(土)のご宿泊まで(予定)

種池山荘

7月3日(土)〜10月16日(土)のご宿泊まで(予定)

新越山荘

7月17日(土)〜8月15日(日)のご宿泊まで(予定)

 

※なお例年営業している冷池山荘春山の小屋泊り営業に関しては、今のところ中止の予定でおります。一応小屋の管理や除雪作業のために、スタッフは入山予定でいますので、入山した際は、G.W中のテントの方への最低限のトイレ対応や売品の販売等はする予定です。

※新越山荘は期間を例年に比べ大幅に短縮しての営業となります。

U.予約について   ※冷池山荘と種池山荘に関しては、3月30日(火)10:00から、本年も完全予約にてご予約を受けて参りたいと思います。本年におきましても今のところはネット予約は中止し、電話のみでの対応を予定しています。

※なお新越山荘の受付は6月1日(火)以降開始する予定です。      

※現在キャンセル料をいただく予定はありませんが、定数大幅削減の中、不確実な予約は小屋にとっても、他のお客様にとってもマイナスになりますので、確実な日程でお願いいたします。山小屋の今後の安定した継続にも関わることですので、ご理解をお願いいたします。またご自分の予約内容はしっかりと手元で保管もお願いいたします。

V.定員について 冷池山荘 一昨年まで250人→→→昨年50人→→→ 本年100人の予定
種池山荘 一昨年まで200人→→→昨年50人→→→ 本年80人の予定
新越山荘 一昨年まで80人→→→昨年休業→→→ 本年25人の予定
W.料金について   2021年料金(税込) 週末(金土日)及び連休・祝日 平日(月火水木) 参考:昨年
一泊2食付き 12000円 10800円 10000円
一泊夕食付き 11000円 10000円 9100円
ちらし寿司弁当 1100円 1100円 1000円

※週末に集中する入り込みを、何とか平日へも分散平準化できるよう、平日の金額を割引いたします。2年続きの大幅な定数削減の中で、平日にも平均してお泊りいただくのが、今後引き続いて山小屋が安定経営していく手立てのひとつと考えております。

※本年も完全予約に付き、万一予約なしで来られた場合は3,000円の割増料金を頂きます。必ず前日までにご予約をお願いいたします。

X.素泊りについて  

※自炊室が狭く3密になりやすいため、昨年に続き本年も素泊まりは承りません。

Y.テント泊について  

※今季も混雑予想日については、張り数を制限させていただきます。またテント料金はお一人様1張り 2000円を基本とさせていただきます。

※1張りに複数人の場合は、お一人に付き1000円追加になります。(1張りに2人なら3000円、3人なら4000円、4人なら5000円となります)

※2人で来られて、2張りの場合は2000円+2000円=4000円になります。

※本年もテント泊まりの方の、小屋食(夕食及び朝食)は承りません。

※テントの予約については、昨年を参考にして、週末等の混雑が予想される日のみ完全予約で受付して制限させていただきたいと思います。こちらは4月13日(火)以降予約受付を開始する予定です。

※テントの要予約の混雑予想日については後日掲載いたします。

Z.宿泊名簿について  

昨年同様に当ホームページに今後掲載する宿泊者名簿(小屋泊り及びテント泊り)を印刷の上で、出発前に自宅でしっかりとすべてを記入した上、お持ちいただくようお願いいたします。受付が短時間でスムーズに完了してフロント周りが3密にならないようにするためです。また全員の名簿を事前に記入して頂くことで遭難等のトラブル発生時にも素早い対応が 可能になります。

[.飲食メニュー   昼時のみラーメン・カレーライスを販売予定。焼き立てピザは種池山荘のみで販売いたします。

NO 2487  待ってました! 菊池哲男写真展『天と地の間に』 開催。

2020 6/ 30(火) 

  山岳フォトグラファー・菊池哲男さんの写真集 『天と地の間に 北アルプス 鹿島槍ヶ岳・五竜岳』(山と渓谷社)の発刊を記念しての、鹿島槍ヶ岳と五竜岳の山岳写真展が、本日より新宿にて3週間のロングランで開催されます。 また7月30日からは大阪においても開催されます。本当は3月の写真集出版に合わせて開催予定だった写真展でしたが、新型ウィルスの影響で、あらゆる催事と同様にずうっと延期になってしまっていたものです。

  まだまだ新型ウィルス禍も先が見えてこない状況ですが、ぜひ迫力ある大型パネル写真の数々をご覧になっていただき、皆さんも鹿島槍ヶ岳へ五竜岳へそして北アルプスへと思いを馳せていただきたいです。と同時に写真集もぜひともお買い求めいただき、かたわらに置いていただければ幸いであります。

 
 
 

 
 

NO 2474   長野県からの今シーズンのお願い。 

2020 5/ 28(木)