▲▲ 2010 / 1月 ▲▲

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NO 685   早い早い、一月ももうお仕舞い。

2010  1 / 31(日)

   あっという間に一月も終わりですね。中旬に冷え込みが続いたり、12月17日以降正月三ガ日まで3回ほどまとまった雪が降ったりで、結構寒い1月のような気がしていましたが、昨年の超暖冬と思われる1月の温度と比較しても、実は大差がないんですよね。ということはやっぱり暖冬なのかな? でも雪だけは大町以北はしっかりとあるんですよね。昨冬はほんとうにたまらず、すぐに消えてしまった雪が今冬は何故かしらしっかりとあるんですよね。でもその雪も我が家の在る辺りでは昨年の1月よりも降雪量は少ないくらいなんですが・・・・ 12/18以降はほぼ連日30センチ以上の積雪があります。昨年の今日はたった3センチの積雪でした。2/3にはゼロセンチでした。地元の人たちはみなさん今年は寒い寒いというんですけど、その実そんなに凍みこんでいないんですけどね。しっかりと考察したいものです。

  大町に住んでいる人に話しても ??・・・ の話題を当地以外のみなさんにお話してもさらに実感がわかないですよね。どうもすみません。くどくどした私の疑問はさておいて・・・ とにかく積雪だけはたっぷりの大町以北です。忘年会、お正月、新年会と続いたメタボリックな生活を断ちきらんが為にもぜひスキーへ、雪山遊びへとぜひお越しくださいませ。

   最後に、たまに4コマ漫画を作って見ました。玉を振れば首やしっぽが上下するインドのおもちゃです。 むかしインド旅行に行ったスタッフがお土産に持ってきてくれたものです。    今年もがんばっていきましょう。

ん。パブ『しましま』の縞子ママから電話だ! 寅年最高! 今夜も新年会だぞ! ウォー いったいいつまで正月気分でいるんですか! もう明日から2月なんだから!。 すみません・・・

NO 684   ちゃんと確認してきましたよ〜。 山座同定は登山の醍醐味。

2010  1/ 26(火)

   鹿島槍ヶ岳の頂上からは遠く鳥海山が見えるらしいとか・・・  和歌山県や大阪府の山からも富士山が見えるらしいとかって話を聞くことがあります。額に汗して頂上に立って遠くの山々や景色を眼下に収めることは登山の醍醐味ですよね。そしてそれらの山々や山から眺められる街並みや建物を同定することも大いなる楽しみのひとつです。以前羽田空港から千歳空港への機上にて筑波山あたりの上空から遠く北アルプス、そして鹿島槍ヶ岳を見つけたときもとってもうれしかったことを覚えています。

  実は一昨年(H20)の夏山シーズン中に種池山荘2階から発見したまま未確認だった物体を、先週富山であった富山森林管理署との夏山へ向けての打ち合わせ会議に行った際、見つけに行ってきました。大きな大きなその物体を探すのに時間は要りません。見つけることはいたって容易でした。やっぱり予想通りの高さ103.5mの大きな風車でした。そしてその風車は入善町の浄化センターの電力をまかなっていて平成19年の秋に完成したこともわかりました。ここ数年ずっと気がかりになっていただけに、な〜んだという感じもしますが、幾つになっても発見の喜びはやはり大小に関わらず格別なものです。自分なりに溜飲を下げた小さな旅でした。

  昨今はパソコンの前に座って居ながらにして山座同定できるカシミール3Dなどというとても便利で楽しいソフトもあるわけですが、そういったものも利用してさらに登山の楽しみを広げていきたいものです。私もダウンロードして使い方を覚えなくちゃ・・・  それと今度は入善町の海岸線から逆に種池山荘の写真も撮らないと片手落ちですね。ぜひともチャンスを窺いたいものです。あと入善町ではもうひとつ撮りたい、逢いたい光景があるんですがそちらも機会を待ちたいものです。  

種池山荘からは遠く能登半島と富山県入善町の街並みを俯瞰できるんですよ。 写真の上部にうっすらと横たわっているのが能登半島の北部。 夜には富山湾の漁り火だって見えるんです。 でもいつの間にか中央になにか大きなものが立っている? なんだ何だ?!

NO 683  週末はお天気に恵まれて・・・

2010  1/ 25(月)

   昨冬は少雪や高温や、週末の度の大雨やらで最低の冬でしたが、今冬は12月後半からは冬らしい冬が続いています。でも先週なんかは真冬日(最高気温もマイナスの終日氷点下の日のこと)も大町では一日もなく大寒の20日には最高気温がプラス9.9度のていたらくといったところです。ただ市街地を含めて意外と雪は消えずにたっぷりとあるので、その点だけは一安心です。気象庁の予想では2月も暖冬気味とのことですので、この後の冬将軍の再度の襲来を期待したいところです。寒いときには寒くなければぜったいにだめですね。

   1月は週末は比較的お天気にも恵まれた北アルプス山麓でした。年末年始の入込が今ひとつだっただけに、どこのスキー場も週末に関してはにぎわったようです。爺ガ岳スキー場も昨日は子供たちを中心に大にぎわいでした。いよいよバンクーバーオリンピックも近づいてきましたが、日本選手団の大活躍を期待申し上げるとともに、スキー人気の復活やウィンタースポーツの活性化がもっともっと進むことを祈るばかりです。写真は1/24の爺ガ岳スキー場にて。

NO 682  二年ぶりのマイナス15度も、大寒の今日は大寒ならぬ大緩なり。

2010  1/ 20(水)

   大寒の今日は最低気温がマイナス6度、最高気温にいたってはプラス10度と三月下旬ころの暖かさでした。1/13から17日まで5日間続いた真冬日、最低気温がマイナス15,7度の17日、そしてマイナス13,0度の18日と寒い日が一週間近く続きましたので、体もすっかり寒さに順応して、今日のプラス 10度なんていう温度にいたってはもう暑いくらいの感覚です。 外へ出てさんさんと輝く初春の陽光を浴びれば、トレーナー一枚で十分なくらいです。ただこの後はまたまた寒気が流れ込んできそうですので正しい冬に戻ってくれそうで 一安心です。これから2月3日の節分、そして大町の場合は 2月19日の雨水のころまでは厳しい寒さが続いてくれるはずです。2月如月は衣更着の文字が当てられることもありますが、さらに重ね着するぐらいに冷え込むときにはしっかりと冷え込んでもらわないと・・・・   こんなにゆるゆるに緩んだ暖かな日があると、やっぱり暖冬? って心配にもなってきます。    寒暖の差がちょっと大きいので皆さんも体調をくずさぬようご自愛くださいませ。

写真で見てもいかにも緩んだって感じの大寒。 北側屋根のつららも融けて雨だれになる暖かさ。

NO 681  冬の造形   木花咲く朝。

2010  1/ 20(水)

  冷え込んだ朝、市街地の東部を流れる農具川から川霧が沸き立つと周辺ではみごとな木花(霧氷)が咲き乱れます。ただこれもいろいろな気象条件がタイミングよく整わなきゃいけないようで、数メートル離れているだけでもまったく霧氷がつかないことも珍しくありません。18日朝も大町文化会館の公園にある植栽も南半分はそれはみごとな木花が咲き乱れているのに北半分はまったくといっていいぐらいに霧氷が着きませんでした。北半分には川霧がまったく流れ込まなかったようです。そんな様子を見ながら、考えながらの散歩も楽しいものです。この季節草花の彩りがまったくない雪国では、雪や氷が造る冬の造形の美しさや面白さを見つけながら歩くのが楽しみです。(公園歩きは長靴が絶対条件ですよ〜)  平日登山倶楽部

NO 680  18日目にしてようやく本物の表情を見せてくれました。

2010  1/ 18(月)

   新春4日に半日、11日には終日北アルプスの北部も姿を見せてくれはしたんですが、いずれも黄砂っぽいような空で、いまひとつ冬らしい澄んだ透明感には欠けるパノラマでした。また他の日はいずれも北アルプス北部は雪模様で、なかなか新春の透き通った厳冬の表情を見られないまま来てしまいましたが、18日目にしてようやく本来の冬姿と逢うことができました。連日の降雪で雪の衣をさらに増して、どの山も勇壮さと優美さもさらに増して屹立しています。大町マイナス13,0度の朝の少し遅めのお年玉です。

 

NO 679  心安らぐ今年の冬。

2010  1/ 17(日)

   雪が降ってもすぐに融けてしまう。1月下旬からは毎週末のように雨降り。もう日中は毎日が春のよう・・・・  以上昨年の冬のことです。毎日がビクビク、おどおどのしっ放しだった少雪の昨冬は案の定3月上旬で爺ガ岳スキー場はクローズになってしまいました。

  今冬は心から天の恵みに感謝!安心してお客様をお迎えすることができます。パウダーパフのスタッフだけでなくスキー場全ての関係者の表情も明るさいっぱいです。今日は絶好の晴天と降ったばかりのぱふぱふのパウダースノーに誘われてゲレンデもにぎわってくれました。うれしいですね。

NO 678   今回の寒波の底は明日でしょうか。

2010  1 / 16(土)

   九州各地でも大雪をもたらした今回の寒波ですが、大町周辺はその割には降雪は少なくここ4日間の間に合計25センチ程度の降雪でした。新潟県の十日町市あたりでは一日で1メートルも降ったそうですので、大糸線沿線はあまり影響はなかったようです。それでも大町でも積雪はふたたび50センチを超えて北側の屋根などはかなりの量になってきています。雪下ろしをやっているようなお宅もところどころに垣間見られます。ただ北アルプス北部も今日の午後には姿をようやく見せて今回の寒波も通り過ぎようとしているのはまちがいありません。大町は今日まで、4日間連続しての真冬日(最高気温もマイナスの終日氷点下の日のこと) の寒さが続き、終日マイナスの温度です。ここ3日間は最高温度もマイナス4度ほどとよく冷え込んでいます。ただしこの程度の冷え込みはそう珍しいことではありません。超暖冬だった昨冬でさえ1月には5日間連続の真冬日があったくらいですから・・・  そして明朝は今回の寒波も底になりそうで、マイナス15度近くまで下がりそうです。すでに今夜は7時過ぎにはマイナス10度を下回っています。

  今週末から来週前半にかけては移動性高気圧もやってきて絶好のスキー日和になりそうです。爺ガ岳スキー場も明日はまたにぎわってくれそうです。冬期オリンピックの今冬、子供たちや若い方たちにどんどん滑りにきて欲しいんですが・・・・   

NO 677  お天気もまあまあ、にぎわいを見せる成人の日三連休。

2010  1/ 10(日)

   昨夜から朝までに5センチほどのふわふわの新雪もあり、ゲレンデは最高のコンディション! お天気も尻上がりによくなり、昨日に続いて絶好のスキー日和の三連休の中日でした。年末年始はちょっと大雪過ぎたり、日の並びがいまいちだったり、年末の高速道路1000円が実施されなかったり・・・等で長野県内のスキー場はどこも入り込みがよくなかったようですが、爺ガ岳スキー場も同様でした。そんなこともあってこの三連休は期待の連休でしたが、天気にもめぐまれて今日はなかなかいい感じの入り込みになりました。初中級者向けの爺ガ岳スキー場ですがとてもいい感じで時間が流れ、3S(スキー、スノーボード、ソリ) が融合していました。おかげさまで私どものパウダーパフもとてもいい感じで込み合ってくれました。連休明けにはまたまた雪の日が多くなりそうとのこと。今冬は今のところ雪の心配は無用で、昨冬と違ってほんとうに気が楽です。ぜひみなさんも遊びに来てください。

NO 676  田舎暮らし  おんべ焼きで正月気分も終了。

2010  1/ 10(日)

   今日は地区のおんべ焼きの日。朝早くから子供たちが正月飾りやしめ縄、だるまさん等を集めてくれ、父兄や百寿会のみなさんのお力を借りて盛大にお焚き上げしました。おんべは御幣に通ずることばでもあり、正月にお迎えした歳神様に御帰りいただく行事です。当地では三九郎とかどんど焼きとかとも呼ばれています。おんべが終われば正月気分にいつまでもひたっているわけにも参りません。そろそろ気持ちも切り替えていかなければ・・・・  年明けには夏山や秋山のご予約もツアー会社ばかりでなく、 個人グループからも早々にいただいたりしており、冬眠気分ではおられません。いつものことながらすぐに春山シーズンがやってきそうです。

NO 675   続く世界同時寒波。

2010  1 / 6(水)

   NHKテレビBS放送のワールドニュースを見ていると、どこの国のニュースもトップニュースは大雪や寒波の話題で持ちきりです。北京やソウルでは マイナス10度以下の“厳冬日” と観測史上最高の積雪を記録したとか、インド北部も大寒波到来、内モンゴルでは列車が各地で大雪にて立ち往生、ロシアもフランスもイギリスでも同様に大寒波のニュースです。クリスマス前の寒波の際にも日本だけでなくアメリカやヨーロッパ各国 でも同時寒波でしたね。そして今冬は寒波が持続する期間も例年になく長いようです。

  日本も同様の寒波、大雪ですが、90センチ近い雪が屋根にたまったパウダーパフの雪下ろしを、正月休みの入り込みも一段落した今日やりました。今日も一日中雪がパラパラするお天気でしたが、いい汗をかきながら無事に終了することができました。この調子でいくと今冬はあと2回ぐらいやらないといけないかも・・・・  ちなみに大町市街地北はずれにある我が家あたりで、今冬の降雪の累計は暮れの12/17以降すでにトータル150センチ近くなっています。ちなみに現在の積雪は55センチぐらいでしょうか。こちらももう少し増したらやらなきゃならないようです。雪かきも雪下ろしも、いい運動だと思ってやるのがいちばんです。ジョギング同様お金のかからない冬のナンバーワンスポーツ?です。 

  それにしても北京の史上最高積雪って、いったいどのぐらい凄いかと思いきや、たったの10センチなんですね。正直拍子抜けです。大陸の方ってあまり降らないんですね。というか日本のような降り方をするところの方が不思議なんでしょうかね。日本の夏山では大量の残雪があるのはまったく不思議でもないし違和感もありません。でも外国の人に言わせれば2000m台の山で真夏に残雪があるってのはすごい驚きだと言うことを聞いたことがあります。日本の位置や本州を連なる高山帯、日本海などが大きく影響しているわけですが、それらの要因のおかげで北アルプスをはじめとした各山域では素晴らしい地形や、植生、高山植物の数々が生み出され、育まれてきているんです。そしてウィンタースポーツも冬山登山も楽しめるわけなんですよね。あまりの豪雪になればいろいろと被害も出てしまうわけですが、やっぱり冷え込むときにはしっかりと冷え込んでもらうのがいいようです。

NO 674   早くも寒の入り。

2010  1 / 4(月)

   雪模様のお天気が続いた大晦日以降でしたが、新春四日目にしてようやく晴れ上がり北アルプスも初お目見えです。なんか黄砂が微妙に舞っているような、少々霞んだ感じの今年最初の出座でしたが、お天気のくずれは早く午後には再び雪雲の中に姿を隠してしまいました。明日は低気圧の通過、発達、その後は西高東低の気圧配置へと急激に変わるようで、再び大雪へと変わりそうです。そして明日は早くも小寒、寒の入りですが、気象庁の暖冬予想に反して今冬は暮れからはいたって順調に季節が進んでいるようです。いよいよこれからの1ヶ月間が、まさに冬本番。とっても大町らしい今冬に感激ならぬ寒激です。

NO 673   爺ガ岳スキー場も大にぎわい。

2010  1 / 4(月)

   昨年暮れからの2回の大雪で、とっても安心して迎えられたお正月休みでしたが、爺ガ岳スキー場もたくさんのお客様におこしいただくことができて、いいスタートをきることができました。当たり前のことですがスキー場にはたっぷりと雪があるということ。何はさておきこれが第一ですね。昨冬は史上まれに見る“超暖冬” で最初から最後まで雪不足、枕を高くして寝られる日はまったくなかったくらいですので、今冬は気分的にも楽です。パウダーパフも連日大にぎわいで、スタッフも気合十分がんばってくれています。噂の“黒部ダム”カレーも小さいお子さんたちを中心に大人気! スキーシーズン中は県外のお客さまも多いですので、大町の“黒部ダム”カレーをなんとか“全国区” にしていければうれしいですね。みなさんスキーに来てくださいね。爺ガ岳スキー場は北アルプス山麓のスキー場でいちばん優しい、懐かしいスキー場ですよ。 

NO 672   雪に恵まれた平成22年幕開けです。

2010  1 / 2(土)

   明けましておめでとうございます。みごとな冬型の気圧配置になって大晦日から元旦夕方にかけて大町市内でも50センチ近い新雪になりました。 まだまだ積雪が少なめだった爺ガ岳スキー場にとっては、とても安心できる80センチ近いまとまった新雪になり大感激です。大雪の峠もひとまずは越えたような感じですがこの後も寒気が周期的に流れ込みそうですので、さらに積雪も増していきそうです。少雪に悩み続けた昨年とは打って変わって、爺ガ岳スキー場も安心感あふれる2009ウィンターシーズンのスタートになりました。スキー場にもパウダーパフにもたくさんのお客様が年末年始はお越しくださっています。この後もしっかりと冷え込んでもらって、2月3月も雪不足を心配することのないシーズンになって欲しいものです。

    ところで長野県北部は大雪で新年を迎えましたが、皆様お住まいの地方はどのような新年を迎えられたでしょうか。2010冬期オリンピックがまもなく開催されるバンクーバーはどんな様子でしょうかね。夏山シーズン入り直前にはWカップサッカーもあり、楽しみもいろいろな2010年です。明るい年になることを祈るのみです。本年もなにとぞよろしくお願いいたします。