▲▲ 2012 / 2月 ▲▲

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NO  1102  澄み渡る朝。

2012  2 /  28(月) 

  峰々が赤くきれいに染まった朝でしたが、ちょっと寝坊してぐずぐずしていたら、あっという間にモルゲンロートもおしまいです。3月入りを直前にして、すっかり夜が明ける時間帯も早まり、さらには明るくなって行くスピード感も増しているようです。いつまでも冬時間モードではおられないようですね。

  写真撮影から帰って、7時前の県内ニュースを見ていたら、隣りの白馬村は今冬一番の冷え込みで、マイナス15.4度まで下がったとのことでした。大町も昨晩寝るときの冷え込みからは、それ以上に冷え込むかと思いましたが、マイナス13.7度どまりでした。そしてどうやら今回の寒気もここまで。このあとは明日にかけて、南岸を低気圧が通過、その後も前線は南岸に停滞しそうな気配で、春へ向かって少しずつ前進して行きそうです。 

    昨年の今日には、我が家の周りの積雪は完全になくなってしまいましたが、今冬は寒さが昨年以上に厳しいのが功を奏して、少雪ながらも20センチほどの積雪を保っています。明日にはまた“南雪” が降りそうですし、3月に入ってももうしばらくは周囲も雪景色が続いてくれそうです。

“かっちん” といって、雪の上を歩いても沈むことはない、冷え込んだ朝です。積雪20センチ、いくらジャンプしても平気です。サンダルで歩いても大丈夫です。後立山連峰も穏やかに明けました。(2/28)

五竜岳のヒマラヤ襞が美しい朝です。(2/28)

久しぶりに赤く染まる、鹿島槍ヶ岳とご対面。(2/28)

NO  1101  明朝は冷え込みそう。

2012  2 /  27(月) 

  表銀座の山々は日中も姿を見せていましたが、爺ヶ岳から北の峰々は今日も一日中雪雲の中に隠れたままでした。それでも夕方には雪雲の厚みもなくなってきており、明日は期待できそうな感じでした。明朝は移動性高気圧も本州上に中心がやってくるようですので、大町も雲がかからなければ、厳冬期なみの冷え込みになりそうです。全国的に低温傾向が続いて、ウメの開花なども遅れているようですが、2月ももう2日間を残すだけになってしまいましたね。

餓鬼岳、燕岳方面は冬晴れの一日。(2/27)

後立山連峰も雪雲がまもなくとれそうな夕暮れ。

NO  1100  まだまだ “寒の戻り”。

2012  2 /  26(日) 

   週初めから金曜日までは、日中の温度も5度以上に上昇して、春近しを思わせましたが、週末はまたまた温度も急下降! 日曜日の今日は、2/18以来の、終日氷点下の真冬日に逆戻りの大町でした。 この間、少々薄着になって、身も心も春モードになろうとしていた 、ちょっと気の早い者にとっては、かえって応えるってものです。 ぶるぶるぅぅ・・・・   そんな具合ですので、地元のお客さま中心の爺ガ岳スキー場にとっては、ちょっと出足も鈍くなってしまうのは、いたしかたないかなといった感じの今週末になりました。それでも この寒さの中、実質冬山スキーシーズンとしては最後の2月最終末に、お越しいただきました皆様には、感謝申し上げる次第であります。 またパウダーパフのピザをお召し上がりに、遠く関西方面、中京方面からお越しいただいた爺ガ岳スキー場ファンのみなさまにも、厚く御礼を申し上げる次第であります。

   そしていよいよ来週は弥生3月、スキー場にしても文字通り春スキーの世界へ移っていきます。爺ガ岳スキー場の最終予定日3/25(日)までも、ちょうど1カ月 となってしまいました。降雪がいたって少なかった今冬の大町でしたが、1月2月の低温傾向のおかげで、積雪も意外に安定している今冬の爺ガ岳スキー場です。 ここ数年は積雪が、ちょっぴり心配のまま迎えた3月でしたが、今年は逆にちょっぴり安心して3月に入れそうです。まだまだ滑り足りない方、パウダーパフのピザをまだ召し上がっておられない皆さまには、ぜひおでかけ いただければ幸いであります。スタッフ一同お待ち申し上げます。

   あしたももう一日寒い日が続きそうな大町です。そしてそのあとも幾分お天気がぐずつきそうな弥生3月への移りです。風邪など召しませぬようくれぐれもご自愛くださいませ。

NO 1099  大町も “三寒四温” の季節近し。

2012  2 /  24(金) 

    週明けに山岳トイレシンポジウムで京都に出かけたり、所用で留守にする日があったりで、いまひとつ実感が足りないんですが、大町もすっかり春めいた今週だったようです。今週はついに、一日も真冬日になることもなく、昨日2/23には温度も9.7度まで上がり、雨も降ったりで、雪解けもすすんだようです。結構低温傾向が続いた今冬でしたので、いたって少なかった降雪量にもかかわらず、暮れから2ヶ月間に渡って、常に20センチ以上の積雪を保っていた田んぼの雪も、ついにその量を減らし、雪の着きかたが少ない畦下は、そこかしこで顔をのぞ かせるようになりました。まだまだ寒気も何回かやってくるでしょうが、大勢は春に向かって大きく動き出したような感じです。 

   先般テレビジョンでアナウンサーが “三寒四温” の季節到来ですね。といったら、気象予報士の森田さんが、困ったような顔をしながら 『いやあ、三寒四温というのは、本来これからの季節の言葉じゃないんですけどね・・・・』 ってような、ことをおっしゃっていたので、怪訝に思い、調べてみると、確かに本来の意味と、近年使われているような、寒さと暖かさを繰り返しながら春がやってくるといった意味とは違うようです。興味のある方はJALの気象情報より “三寒四温” お調べください。 

     なんかよくわかったような、わからないような本来の意味です。もう何十年も自分も含めてほとんどの皆さんが、またテレビや新聞等でも、本来の意味合いからは外れた用い方をしているようです。それどころか、真冬の寒のさなかに、正しい本来の “三寒四温” を用いているのは聞いた覚えがありません。お天気も日々変化する “生き物” ならば、言葉にしても刻々と変わって行く “生き物” でしょう。少々まちがった用い方かもしれませんが、“三寒四温” という素敵な言葉を、死語にしてしまうよりは、これからの季節にどんどん用いる方が、どんなにか素晴らしいでしょう。ここ三日間ほどはあたたかな朝の大町でしたが、明朝は少し冷えそうです。まだまだ “三寒四温” にはやや早い “五寒二温” ぐらいの北アルプス山麓です。

長らく雪の下だった、田んぼの畦も見え隠れしはじめました。後立山連峰もそれに呼応するかのように、遠目には春のきざしも見せてくれましたが・・・ やはりまだまだ厳冬の峰々です。(2/22)

NO 1098   やっぱり・・・ なかなか難関だった、第2回『信濃おおまち検定』。

2012  2 /  21(火) 

   今日は、2/4に行なわれた第2回『信濃おおまち検定』の合否通知書が届きました。おかげ様で、無事に中級コースを合格することができましたので、まずはめでたしめでたし・・・  

   今回の中級コースは100問中90問が記述式の解答であり、しかも正答は漢字で正しく書いたもののみが正解ということで、なかなかきびしかったように思われました。私も松谷みよ子の童話『龍の子太郎』のモデルにもなった、松本平にのこる『泉小太郎』伝説の、小太郎の母親は誰か? という問題の、正答『犀龍』の犀の字が書けなかったりしました。 また問題も意外に? 難しいものもあったりして、合格点80点というのは結構ハードルが高いなあとテスト後に感じていましたが、案の定合格率は44.4パーセントとというなかなかの難関でした。 発表によると、正答率の低かった問題には  A.餓鬼岳と燕岳の間にある標高2497mの山岳の名称は何か。(正答率11%)  B.岩小屋沢岳と鳴沢岳の間にある山小屋の名称は何か。(正答率22%)   C.三俣山荘は三俣蓮華岳と何岳の間にあるか。(正答率28%) といった、山岳関係の問題が多く見受けられたようです。(正解はA.東沢岳 B.新越山荘 C.鷲羽岳)   むむむむ・・・・ 新越山荘、認知度めちゃくちゃ低いぞ!  これを機会に、地元の皆さんにも新越山荘のある、爺ヶ岳〜針ノ木岳稜線の縦走の魅力を知っていっていただかなくちゃ! 妙に変なところでがっくりくるオチまでついた今回のおおまち検定でした。

   ただどちらにしましても、大町を愛するみなさんが、大町のいろんな魅力を知り、いろんな大町の情報を発信していくきっかけになれば、このおおまち検定も大成功! また先日も紹介しましたが、3月には大町市のキャラクターも決定、登場いたします。こういった遊び心を併せ持ったソフトの面での充実が大町の話題に、そして力になっていくはずです。来年以降もぜひとも継続していただきたいものです。そして多くのみなさんに参加していただきたいものです。勉強すればするほど大町の魅力が増します。やはり “知るは楽しみなり” ですね。というよりか “住めば都” ってことですかね。 

左に鷲羽岳、中央に三俣蓮華岳〜笠ヶ岳、右奥には黒部五郎岳。昨秋に雲ノ平〜水晶岳を縦走。

左に鳴沢岳、後ろに立山。新越山荘ってウチの小屋じゃないですか。今夏は皆さん来て下さいネ。

たぶん右が東沢岳。餓鬼岳方面から。最奥に槍ヶ岳。過去2回縦走の私の記憶もややあいまい?

NO 1097   大町は今冬2回目の“烈冬日”。

2012  2 /  19(日) 

   今朝の大町はマイナス15.8度まで下がって、1/12以来の今冬2回目の“烈冬日”になりました。(毎度申し上げていますが、“烈冬日”は私がマイナス15度以下に下がった日を名付けているものです)  寒い冬には5日以上もある“烈冬日”ですが、ない年には一日もない年もありますので、寒さのバロメーターのひとつになります。それからいうと、今冬は温度的にはまあまあ寒い部類の冬といっていいようです。

   温度が低いものだから、我が家の周りでも、暮れからずうっと雪は消えることなく20センチ以上キープしているのですが、基本的には降雪の少ない今冬になっています。日本海側では、各所で昨日今日も大雪に見舞われているわけですが、今冬の雪雲は剱立山連峰と後立山連峰の二つの大きな壁を越えて大町までは、やって来られないようです。日本海側を中心とした大雪の地方の皆さんは、雪片付けに大変ご苦労されているわけですが、今日は暦の上では雨水ということで、これからは少しずつ温度も上がり、雪も雨へと変わっていくことでしょう。もう弥生3月もすぐそこです! サクラの開花予想なども出始めていますが、ことしもちゃんとサクラの咲く季節がやって来るはずです。

パウダーパフにも大きなツララができました。

爺ガ岳スキー場手前の古民家が並ぶ源汲地区。

手前に大町温泉郷と、遠く美ヶ原と高ボッチ高原。 冬は大町より少し降雪量が多いと思われる美ヶ原高原ですが、やはり今冬は積雪量が少ない感じに見えます。(2/19)

NO 1096   人気番組 『土曜ワイド劇場』 に大町が登場。

2012  2 /  16(木) 

   大町を舞台にした、片岡鶴太郎さん主演のサスペンスドラマが、次週の週末2/25(土)夜9時から、テレビ朝日系列にて全国放映されます。大町ファンの皆様にはぜひとも御覧いただきたいと思います。みなさんなじみの場所もそこかしこに登場しそうですよ。ただ撮影をされた1/26前後は、連日雪模様、曇り空の日が続いていましたので、鹿島槍ヶ岳をはじめ北アルプスの峰々の登場はどうでしょうか。 お天気でも良ければ、中山高原での撮影などは、鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳を背景にして最高のクライマックスシーンが撮れたんでしょうにね・・・  でも雪の舞う中での撮影もまた、大町らしくていいでしょうか。 どちらにしましても、当日の放送が楽しみです。大町も以前から、ほんとうにたくさんの映画やテレビドラマ、旅行番組等のロケ現場に使っていただいていますが、これからもどんどんきていただければ幸せですね。それだけいろんな魅力に溢れた町だと思います。  『大町ゃさぶくてやだやだ。』 なんておっしゃっているのは誰ですか?  出演者、撮影スタッフ、関係者の皆さんに置かれましては、ロケの最中は連日最高気温がマイナス3度ほどの真冬日続きだったと思いますが、寒い中での撮影たいへんごくろうさまでした。

   今日は最高気温プラス0.1度のやや肌寒いも、少しだけ春の光を思わせる日差しがさす一日。後立山連峰も午前中は雲間からちらちらしていました。ただ午後には、蓮華岳から北の峰々はまたまた雪雲に覆われて、雪が舞いだしたのがわかります。今夜から明後日にかけては、大町市街地もまた雪模様の週末になりそうです。それにしても一気に日は長くなってきましたね。

地元紙 大糸タイムス 1/31版より

日が長くなってきました。田んぼの雪模様にうっすらと西日が射します。(2/16)

NO 1095   待望! 大町にもご当地 “ゆるキャラ” 登場へ。

2012  2 /  14(火) 

   ここ数年、滋賀県彦根城の『ひこにゃん』とか、奈良の 『せんとくん』とか全国各地のいわゆる“ゆるキャラ” が人気ですね。県内では長野県観光大使の『アルクマ』とか、松本市の『アルプちゃん』が、結構有名で人気があります。そんな中で、このたび大町市でもゆるキャラを作ろうという話しになり、デザインの公募がおこなわれ、プロのデザイナーから地元の子供たちまでたくさんのアイデアが寄せられました。プロの作品は、プロらしい洗練さ。子供たちの作品と思われるものは、子供たちの大町に対する純粋無垢な気持ちが伝わってきて、どれもこれもがとても微笑ましいものばかりです。 しかもどれもこれもが発想がユニーク! ネーミングもなかなかイケテるものばかり。このあと市民による投票が実施されて、3月下旬には決定! お目見えするようですので、今から楽しみでなりません。

   144点もの応募作品を見ると、やっぱり題材や素材をライチョウ、カモシカ、リンゴ、北アルプス、仁科三湖、美味しい水などなど、大町の自慢の自然からとったものが多いようです。 変わったところでは、お蕎麦、おやき、大町黒豚なども・・・  末永くみんなに愛されるキャラクターが誕生することを願ってやみません。ちなみに私が選んだのは、○○番の○○○シー。 う〜んでも ○○番の○○○ッチ も捨てがたいな。(しなのおおまちキャラクターブログご覧下さい)

ご存知、ゆるキャラ界のスーパースター『ひこにゃん』。

長野県内では『アルクマ』が赤丸人気上昇中! リンゴ顔だね。

松本市で人気『アルプちゃん』。北アルプス生まれの妖精。

なかなか楽しいでしょ。こんな感じで144点もの素敵な作品が集まりました。『アルクマ』とも共演するのは誰かな? 大町市民のみなさん! 投票してくださいね! 2/17が締め切りですよ〜

NO 1094   静かにたたずむ霊松寺。

2012  2 /  13(月) 

   朝、写真を撮りに行った際に、思い立って霊松寺まで足を延ばしました。寺までの林道は途中からは、冬期間除雪されてないので、1キロあまりは、雪道歩き。幸いに誰かが歩いた跡と、長靴のおかげでなんとか到着。雪深い山中にひっそりとたたずむ、名刹を静かに観賞することができました。もちろん今年の平穏無事もお願いして参りました。

春の枝垂桜と新緑、夏の北アルプス展望、秋の紅葉と、近年大人気の霊松寺。雪深い山中にあるため、訪れる人もほとんどなく、ひっそりと春到来を待っているようです。(2/13)

霊松寺鐘楼から見た今日の大町市街地と、蓮華岳から南の山々。今冬の大町は他の雪国とちがって雪の少ない年。そんな大町の冬もあと1カ月あまりになりました。(2/13)

NO 1093   早い早い・・・

2012  2 /  13(月) 

   何が早い早いかって、お天気のくずれです。昨夕に は久しぶりに、全山姿を見せてくれた後立山連峰。今朝はどんなにか冷え込んで、素晴らしかろうと思って起きたのですが ・・・  温度こそマイナス10.3度で、まあまあ冷え込んだのですが、黄砂? が舞っているのか、鹿島槍ヶ岳などは、な〜んか霞んだ感じ。期待した厳寒の表情とはちょっと違った感じでした。そして午後には南岸低気圧の通過に伴う雪が降り出し て、あっという間に隠れてしまいました。 真冬の鹿島槍ヶ岳以北の後立山連峰は天岩戸神話のごとく、なかなか姿を見せてくれません。そして大町市街地も夕方からは本格的な、南岸低気圧による湿った“南雪”になり、あっというまに10センチほどの新雪になりました。明日も今日と似たようなお天気予報の大町ですが、今週末にはまたまた寒気がやってくるみたいですね。

黄砂がうっすらと舞っているような・・・  北アルプスは朝からかすみ気味。とはいっても爺ヶ岳も一応は、久々に雲ひとつない顔見世となりました。(2/13)

鹿島槍ヶ岳から北側の峰々はさらに、どんよりと・・・ いまひとつすっきりしない登場。ちょっと残念も、次回こそ赤く染まる銀嶺鹿島に期待。大町市新行にて。(2/13)

鹿島槍、五竜岳はどんよりとした感じ。(2/13)

午後はあっという間の雲隠れです。(2/13)

NO 1092   好天の連休初日は、絶好のスキー日和。

2012  2 /  11(土) 

   明け方までチラチラしてた雪も上がり、今日は尻上がりに天候も回復! 絶好の建国記念の日連休の初日となりました。今週の週明けは、大町でも雨模様だったりで、すっかり寒さも緩んでいましたが、ここ3日間はふたたび終日氷点下の真冬日に戻り、肌寒い日が続いています。ただ今日は、日中の日差しはどこか春近しをも思わせるような感じも幾分かありましたが、吹く風はやはり冷たくまだまだ真冬のそれでありました。そんな建国記念の日連休の初日でしたが、正月、成人の日連休につづくにぎわいで爺ガ岳スキー場もいい感じに連休スタートです。今年は3連休にはならずちょっとだけ残念ですが、明日も今夜から明朝にかけての降雪も上がってくれて、ゲレンデもふたたびにぎわってくれそうです。

   夕方、スキー場からもどって、大町市街地から見る北アルプスは餓鬼岳から南の表銀座はきれいに姿を見せていましたが、後立山連峰はなかなかすっきりと、その勇姿を見せてはくれません。凛とした秀麗な鹿島槍ヶ岳の姿はもう3週間近くおあずけです。来週も雪模様の日が多いような、予報に変わってきましたね。なかなか皆さんに冬晴れの鹿島槍ヶ岳をお見せすることがかないません。

NO 1091   大町も雨模様の一日でした。

2012  2 /  7(火) 

   予報では雪が予想されていましたが、今日の大町は、昨夕からの雨が降り続きました。北アルプス主稜線はどうかわかりませんが、結構標高の高いところまで雨降りだったような感じです。そしてその雨も低気圧の東進とともに、午後には小雨へ・・・  そして今夜遅くからは、再び冬型気圧配置に変わって雪降りに なるのかな? とおもっていましたが、完全な月夜回りの満月状態! これでは、夜間にはなかなか雪は降れません。明日の朝以降の降雪に期待です。

   さて今朝の大町の最低気温は久々のプラス1.1℃、日中も4度近くまで温度も上昇し少しだけ暖かな一日でした。昨年暮れの12月13日以来の、氷点下にまで下がらない 一日になりました。ただしこのあとは、全国的に明日から金曜日にかけては、ふたたび冬に戻りそうですね。春遠からじ・・・  体調管理には気をつけたいですね。

大町市街地も雨と温度上昇で雪が融けてグチャグチャの一日になりました。(2/7)

NO 1090   後立山連峰は “初黄砂”。

2012  2 /  5(日) 

   久しぶりに朝から登場の鹿島槍ヶ岳です。ただ今日は黄砂が飛んできているようで、終日霞んで見える、後立山連峰でした。この時季後立山連峰に飛んでくる黄砂が、肉眼でもはっきりとわかるようになってくると、春へ向けてのスタートラインでしょうか。なお黄砂は、3月頃に大規模なものがやってくると、気象庁が発表したりしますが、基本的には一年中飛んできているものです。だから表題の初黄砂という言い方も正しいものではありません。ただ毎年このころになると、はっきりと北アルプスが、黄砂で霞むのがわかるときがあるので、私のイメージの中での初黄砂ということですのであしからず。毎年小屋開けで岳へ上がって、小屋周りの場所によっては7mにも及ぶ残雪を除雪機で飛ばしていくと、いくつもの黄砂の層がわかるものです。

   今日の大町は、1月24日から続いていた、終日氷点下の真冬日からも13日ぶりの脱出。久しぶりのプラス0.2度の最高気温でした。週明けも南岸低気圧の通過に伴い、全国的に温度が上がりそうということで、こちらでも少しだけ春めきそうですね。でもその後にはまた寒気が・・・ インフルエンザも大流行の気配? ご自愛くださいませ。

久しぶりの鹿島槍も霞んだまま。(2/5)

蓮華岳方面。大町は積雪40センチほどです。

NO 1089   祝 4年ぶりに諏訪湖の御神渡り出現。

2012  2 /  5(日) 

   1/30の当情報でもご紹介した、諏訪湖の御神渡り(おみわたり)ですが、週末の冷え込みにより、無事に出現! 昨日関係者の皆さんにより、4年ぶりの出現が正式に認定されました。今朝の信濃毎日新聞では一面に登場、長野県内での関心の高さがよくわかります。明日には拝観式もおこなわれ、今年の世相等も占われます。週明けは温度も上昇、場所によっては雨も予想されるような天気予報になっていましたので、ぎりぎりのタイミングだったといってもよさそうです。氷のせり上がりの規模はちょっと小さめのようですが、いく筋もの立派な御神渡りの出現は、地球温暖化の防波堤のような感じもあって、私にはとってもうれしい話題です。

2月5日今朝の信濃毎日新聞一面より

NO 1088   なかなか難しかった、第2回『信濃おおまち達人検定』。

2012  2 /  4(土) 

   う〜ん正直なところ、結構むずかしかった、今日実施された『信濃おおまち達人検定』の中級コース。さっそく帰って、持ち帰った問題と、いただいた解答を照らし合わせると、結構間違っているじゃないですか・・・・  また一応、答えは合っているんだけど、漢字で書けてないとか・・・  (要項によると、漢字で書けてないものは不正解と言うことでした。 北鎌尾根で死んだ『風雪のビバーク』の作者故 松濤 明氏の濤という漢字は一所懸命覚えたんですが、出題されませんでした)  正式名称と微妙に違っているとか・・・ 早とちりしてしまったものも・・・  なんか、思っていた以上に点数が取れてないようだぞ。でも100問中70点を取れば合格なんだから、まあ合格は間違いないだろうと思っていたところ、もう一度要項を確認したら、合格は80点以上じゃないですか! 70点で合格というのは初級コースのことじゃないですか・・・  う〜んなんか意気消沈の今の心境です。

   まあ、負け惜しみじゃないですが、当検定の趣旨にしても、大町市の歴史・文化・観光資源などの知識をより深めていただき、訪れるお客さまに自信をもって地域の魅力をお伝えできる人材の育成と、地域の方や大町好きの方に、大町への愛着をさらに深めていただくということが、目的でありますので、間違ったところは再確認して、第3回に向かいたいものです。それにしましても、みなさんどうだったんでしょうかね。合格率なんかも気になるところです。参加者は中高年層の男性が多いようでしたが、お若い女性の参加者も結構いらっしゃってうれしいかぎりでした。

   今後はもっともっとたくさんの大町市民が参加するようになっていけばいいですね。『知るは楽しみなり』で、人生を豊かにしていってくれるはずです。問題作りや運営に、関わられた関係者の皆さんには厚く御礼を申し上げる次第であります。

54.槍平は“やりだいら”じゃないですよ。“うつぎだいら”と読みます。  55.は『山を想へば』だったんですよね。『山を想えば』と解答してしまいました。

36.岩小屋沢岳と鳴沢岳の間にある山小屋は?私にとっては間違えられない問題も! 解答はもちろん新越山荘ですね。ちょっとだけラッキー!?

NO 1087   “極強寒波”は、平成最強!?  大町は超“酷寒日”!

2012  2 /  2(木) 

  “平成時代最強の寒波到来” と云われた、1/31からの寒波ですが、その名に違わぬ、猛烈な寒波になりましたね。大町は新雪こそ40センチ弱で、さほどではありませんでしたが、温度はめちゃくちゃ下がりました。本日の日中の最高気温は、近年稀に見るマイナス6.6度! 最高気温がマイナス5度以下の“酷寒日” は、何年かに一回はありますが、マイナス7度近くまで下がるということになると、そうそうはありません。少しだけ北海道の陸別町や占冠村の寒さを味わうことができました。明朝も“平成時代最強の寒波” にふさわしい冷え込みになりそうです。

  今日はそんな寒さの中で、パウダーパフの屋根の雪下ろしを若い衆と一緒にやりましたが、体を動かしていたら、マイナス6.6度も、そんなに感じられません。それよりも暮れからずうっと心配し続けていた、雪不足からの脱却のほうがうれしいかぎりです。爺ガ岳スキー場も積雪150センチを優に超えて、先日までの心配がうそのようです。これで安心して、建国記念の日連休や2月シーズンに当たっていけそうです。

Y君は去年の雪下ろしの時は、半袖姿でしたが、さすが今日は完全防備ですね。頑張ってくれました。

最強寒波なんてなんのその! ちびっ子達は元気いっぱい! また遊びに来てね。

後立山連峰はまだ姿を見せませんが、大町の東側の空半分は青空が広がってきた夕暮れです。この極強寒波もまもなく立ち去ろうとしているようです。(2/2)