▲▲ 最 新 情 報    : 2014 / 06月  ▲▲

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NO  1590  ようやくひと安心。

2014  6/ 30(月)  

   願い通じた待望の梅雨の中休み、3日遅れのヘリ荷上げ作業が無事に完了いたしました。3つの山荘に、25トン近い食料品や燃料、雑貨等を無事に荷上げでき、ホッと一息つく瞬間です。天候不順の中、あちこちの現場を行ったり来たりの、ヘリコプターのクルーの皆さんには心より御礼申し上げます。また関係業者の皆さんと当山荘スタッフに感謝です。これで名実ともに安心して、7月入りそして夏山シーズンへ向かえそうです。

ガスが沸き立ちきびしい時間帯もありましたが、ヘリのみなさん頑張って下さいました。(6/30)

NO  1589  どっぷりと梅雨空。

2014  6/ 29(日)  

   梅雨らしい梅雨空がしっかりと続く、今年の6月です。例年小屋開け後の、6月後半は、あまりお客様もいらっしゃらないのですが、今年は例年になく少なめの感じの今シーズンです。この週末にしても、山荘には、数名のお客さまがお見えになっただけでした。小屋の周りのミネザクラも咲き出し、稜線ではキジムシロや、シラネアオイなども咲き出して、目を楽しませてくれるのですが、いかんせん、お天気がスッキリしないと・・・  ちなみに平年並みの梅雨明けなんていったら、まだまだ3週間以上も先になってしまいます。とにかく7月入りの声とともに、梅雨もいよいよ、後半戦に突入するわけですが、そろそろ梅雨明けの声も聞こえてきてほしいような、今年の梅雨シーンです。

種池山荘も新越山荘も、この週末は残念なお天気でした。

NO  1588  ちょっとした残雪にも注意。

2014  6/ 29(日)  

   この一週間ほどのあいだにも、北アルプスでは、雪渓や残雪上での滑落が原因と思われる死傷事故が、数件発生しています。あさってにはいよいよ7月に入り、夏山モードも一気に高まりますが、もうしばらく残雪上ではしっかりと注意を払わなければならないのは云うまでもありません。

   周辺では、柏原新道の上部や赤岩尾根の上部、種池山荘周辺、冷池テント場の北方、そして種池山荘の700m〜1000m西方、新越山荘周辺、さらには針ノ木岳〜針ノ木小屋間に残雪が残っています。まして針ノ木大雪渓に、大量の残雪が残っているのは当然のこと。そうでなければ針ノ木大雪渓、北アルプス三大雪渓なんて云うはずもありません。

   長〜い雪渓歩きではもちろんのこと、夏道におおいかぶさったちょっとした残雪から、ふたたび夏道に下りる際にもバランスをくずさぬよう要注意です。転んで下方のお花畑にでもとまれば、笑い話で済みますが、そのままがけ下にまでいってしまったら、大変なことです。ご心配な方には、もうしばらく軽アイゼン等をお持ちになることをおすすめいたします。  

今日は冷池テント場北方の残雪のカット作業に出かけました。右側の10mぐらいの残雪のトラバースでも、カットしてなかったら、横断はなかなか大変なことです。

NO  1587  新越山荘小屋開け。

2014  6/ 27(金)  

   先日は、東京の三鷹あたりでも、猛烈な降ひょうがあってニュースになりましたが、鹿島槍ヶ岳周辺も、今週はいまひとつ不安定な、はっきりしない天候が続いています。今朝は昨夜からの強い雨は止み、小康状態といった感じです。ただ今週はずうっと雨降りというのではなく、結構晴れ間の時間帯もあったりしました。おかげで、種池山荘から移動しての、新越山荘の小屋開け作業も順調に行なうことができました。

   ゴールデンウィーク中や、6月上旬の除雪作業が功を奏して、小屋周りの残雪もその高さを順調に下げ、作業もはかどることができました。このあとさらに準備をすすめ、7/1(火)からの今季営業スタートになります。静かな山旅を満喫するには、もってこいの新越街道です。今夏はぜひとも、ご計画くださいませ。なお新越方面、針ノ木岳方面は、まだまだ残雪があちこちにありますので、7月中旬までは、注意が必要です。

   そして昨日には、沖縄地方の梅雨明けが報道されましたが、ほぼ平年並みの梅雨明けといったところでしょうか。今年の梅雨は全国的にも、雨量が多めのような印象を受けておりますが、この後はなんとか順調に、願わくば7月15日ごろには明けてくれればうれしいのですが・・・・ みなさん、願いはひとつですね。

種池山荘と冷池山荘からの加勢も得て、新越山荘の小屋開けです。新越山荘は、昨年からのスタッフも多く、今夏もみんながんばってくれそうです。お客さんお待ちしてま〜す。
ひょうが降ったり、雷雨があったり、通り雨が何度も通過するあいだには、晴れ間も続いたりと、めまぐるしい一週間でした。

NO  1586  夏山に向けて。

2014  6/ 24(火)  

   梅雨らしい空模様が続く今年の入梅ですが、昨日そして今朝と、梅雨の中休みに恵まれた鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳周辺です。この間げきを縫って、昨日には夏山スタッフの第2陣も、柏原新道を登って種池山荘に到着です。ちなみに柏原新道の雪も、ここへきていたって順調に雪融けがすすみ、上部の危険地帯もかなり夏道が出現してきており、危険度も日に日に小さくなってきています。ただ柏原新道開通後も、雨模様の日が多く、一般登山者は少なめの今年のスタートでしたが、7月入りの声を聞く、来週以降には客足も増してくることでしょう。

   今週は、このあと新越山荘の小屋開けや夏山物資のヘリ荷上げ作業等の予定もあり、いよいよ名実ともに、夏山シーズン入りといった感じが、周辺にもスタッフにも漂ってまいります。願わくば梅雨の中晴れが、もう少し続いてほしい期間になります。

ザ・中晴れの一日。剱岳立山もスッキリ! 種池山荘周辺の大量の残雪も、7月に入ると見る見るうちに、消えていきます。 雪どけに合わせて、夏山のにぎわいもまもなく到来です。(6/23)
水平道を過ぎれば雪がでてきます。(6/23) ガラバ周辺はまだまだ雪量多いので注意です。
富士見坂にはまだ大きな雪渓があるので注意! 新人1人を含め5人のスタッフが到着です。6/23
気温4度のヒンヤリとした朝。残雪もまだたっぷりの鹿島槍ヶ岳が眼前に横たわります。(6/23)

NO  1585  順調に雪消え。

2014  6/ 19(木)  

    ここ2、3日はふたたびの梅雨空モードの鹿島槍ヶ岳周辺です。今日も午後には雲が厚くなり、雨の降る時間帯がありました。ただ午前中は、青空も広がり一服といった感じでした。

   冷池山荘でも種池山荘でも、今日はこの晴れ間を使って、週末を前に、登山道上部の雪渓の雪切り作業にあたりました。梅雨に入ってからの、まとまった雨量と、中晴れ時の暑い日差しで、雪融けもいたって順調に進んでいる感じです。あと10日もすれば、かなり安心して上り下りもできそうです。と同時に、ミネザクラやシャクナゲ、ムラサキヤシオなどのお花の山登りも進みそうす。

   あっ、そして一ヵ月後の今日は、もう海の日3連休の初日ですね! 夏山のご予約も日に日に増えてまいりましたが、とにかく順調な雪融け、順調な梅雨明けを期待したいものです。

平年の梅雨明けは、まだまだ1ヶ月も先・・・  その頃には、残雪も相当に小さくなります。(6/19)
柏原新道の“ガラバ”付近。今日もステップをスコップで、広くカットしました。滑落要注意です(6/19)
雪切り作業を終え、種池山荘に帰還です。種池山荘直下の大きな雪田にもまもなく、夏道が現れてくることでしょう。(6/19)
 
こちらは、赤岩尾根の最上部のトラバースの雪切り作業。週末はお天気に恵まれて、お泊りのお客様も来てくれれば、うれしいんですが・・・ お天気どうかなぁ。(6/19)

NO  1584  梅雨の中休み続く。

2014  6/ 16(月)  

    6/5の入梅後は、連日どっぷりと梅雨空に浸かっていた北アルプスでしたが、昨日そして週明けの本日と、絶好の北アルプス晴れが続いています。そんな中週末の14日土曜日には、種池山荘と冷池山荘もオープンして、さっそく数名様のお客さまにお泊りいただくことができました。いよいよ夏山シーズンも開幕! といった感じです。 同じように13日に開幕したWカップサッカーでは、日本が残念ながら、初戦でコートジボワールに敗れてしまいましたが、次の対ギリシア戦では、この北アルプス晴れの如く、スカッと勝利してもらいたいものです。

   なお柏原新道の中間帯から種池山荘までの全線および赤岩尾根の高千穂平上部や、最上部の主稜線へのトラバース部分には、残雪がまだまだ相当に残っています。一応は小屋で雪切り作業を数日おきにしていますが、雨や強烈な日差しで、カットしたステップは刻々と変化します。各人が自己責任で、最大限の注意をはらわなければならないのは当然のことです。爺ヶ岳鹿島槍ヶ岳周辺が、誰しもが安心して通行できるようになるには、もうしばらく時間が必要です。

種池山荘と爺ヶ岳。小屋前の残雪は、ゴールデンウィーク中の除雪作業の甲斐もあって、ずいぶんと少なくなりました。(6/14)
午前中の雨模様も午後には回復へ。種池山荘オープンに合わせてお客様もお越し下さいました。(6/14)
剱岳立山方面も、ほんんとうに久しぶりの登場!種池山荘に入ってから初めてのご対面です。(6/15)

NO  1583  柏原新道開通へ。

2014  6/ 9(月)  

   先週再入山した、スタッフは、作業の順序を変えて、最初に柏原新道上部の雪切り作業に当たってくれ、本日までにカット作業を無事に完了させてくれました。明日から柏原新道も一応通行可能になりますが、あくまで一応ということです。通常の夏山登山道とは、まったく違う雪道が延々と続きます。雪の急斜面をスコップでカットした、トレースは時間がたつに連れ、ダレて斜めになってしまったり、消えてしまうのは、当たり前のことです。毎日毎日はカット作業はできませんので、登山者各自の適切な対応が必要です。アイゼンピッケル等の持参、適切な判断、的確な登下山技術をお持ちの方でなければ、まったくすすめはしませんので、まだまだ爺ヶ岳登山はおやめになってください。安心して通れるようになる6月末まで、お待ちになってください。あわてる必要はまったくありません。

   今日は、わたしも食料のボッカがてら、下から雪切り作業をしながら、“石畳” まで行ってきましたが、まだまだ“石畳”から種池山荘までの上半分は、ほぼ全線に渡って、雪道になっていますので、気をつけてください。転落したら大事故は必至です。

   スタッフのみんなには、たいへんな作業をほんとうにありがとう。このあとは、6/14(土)の種池山荘と冷池山荘の営業再開に向けた準備や、新越山荘の除雪作業にと、梅雨空の下で、大忙しの毎日になりそうです。

午前中の濃いガスが切れた瞬間。柏原新道最上部 “富士見坂” の急斜面。おおよそ柏原新道に沿ってカットしたルートが、写真の下方に見えます。梅雨空が連日続きますが、今日も午後遅くにはまたまた厚い雲の中、強雨に見舞われた一日でした。 上の小屋は種池山荘。(6/9)
最上部の危険なカット作業も終わり、“石畳” あたりまで、下がってくれば、気も楽になります。(6/9)
午前中はチラッと見えるも、どっぷり梅雨空の針ノ木岳(左)とスバリ岳。(6/9)

NO  1582  第2回夏山フェスタ名古屋、ご来場御礼。

2014  6/ 9(月)  

   週末に名古屋で開催された、『夏山フェスタ』は、時間帯によっては、押すな押すな? の大盛況でした。5月の東京秋葉原での『山小屋サミット』では、とにかくお若い方が、目立ちましたが、名古屋のほうは、年齢層がやや高めの感です。そんなせいか、会社をやめて山小屋で働きたいのだが、どうすればいいのか・・・・ なんていうご質問の、中高年の方が、3人もおられて、ちょっとビックリでした。 また夏山デビューをねらう方も多々おられましたが、ぜひ爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳にお出かけいただければ幸いです。  とにもかくにもたくさんの皆さんに足をお運びいただきありがとうございました。

にぎわった山小屋相談コーナーには、おおぜいのお客さまがお越しくださいました。2日目にはシンポジウムに参加していただいた谷垣法務大臣も激励?にかけつけて下さいました。“山の日”制定に当たっては、国会議員団の 重鎮として、中心になってご尽力下さいました。

NO  1581 順調に入梅。

2014  6/ 6(金)  

   昨日は、例年より若干早めの、梅雨入りになった北アルプスです。4月の時点では、例年になく残雪が少ない印象だった鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳周辺ですが、4月から5月にかけての降雨量が、いたって少なかったので、雪の消えるスピードは大幅にダウンしている感じは否めません。先般の針ノ木岳の慎太郎祭でも、かえって残雪量は、例年より多めの感じだったくらいです。このあとは適度な雨量が、雪消えのスピードを増していってくれるものと期待しています。 

   一昨日には、私どもの若い衆も赤岩尾根より再入山を果たしました。来週は天気も見ながら、柏原新道上部の雪切り作業に当たる予定でいますが、作業終了後も、まだまだ慣れない方の登山はおすすめいたしません。比較的安心して柏原新道が通行できるようになるのは、6月末になります。     

 

   なお、今週末は第2回夏山フェスタ が、名古屋で開催されます。北アルプス各地の山小屋の皆さんが参加しますので、お出かけ下さい。

順調な梅雨入りのあとは、適度な降水量、そして順調な梅雨明けを期待したいものです。(6/6)
本年6/4の柏原新道最上部の斜面。まだ通行はできません!  (6/4)
一昨年、2012年6/14の柏原新道最上部“富士見坂”。 来週には雪切り作業を始め、ご覧の写真のようにステップをつける予定です。滑落したら大事故は必至です!

NO  1580  東京一の低山 “待乳山” に登頂。

2014  6/ 2(月)  

   毎年6月1日は、香川県にある弁天山といわれる、一説では、自然にできた山では、日本一低いといわれる山の山開きの日だ。 (ちなみに標高が6.1メートルだから、6月1日に開山祭が行なわれるという、実にわかりやすい話しも、なかなかいい。)  毎年ニュースを見ていると何年かに一度、紹介されることがある。いつの日か、登頂してみたいと思っている。同様に日本一低い山と云われている、大阪の天保山や、宮城県の3.11の大 地震で標高が低くなってしまったと云われる、日和山にも、いつの日か登ってみたいものだと思っています。いきなりなんでこんな話しをするのかといえば、先般自分自身にとって は、最低標高の低山に登頂してきたのです。 ずいぶんとマニアックな話しで申しわけありません。

   過日ご紹介した東京での山小屋サミットに行く前日、5/15の信濃毎日新聞。一面に“四季の一茶”という、俳人 小林一茶(もちろん信濃の国の生まれ) の俳句を紹介するコーナーがあり、ときどき目にしています。 そこに『春雨や 夜さりも参る 亦打山』 という一句が載っており、思わず目に入りました。ちなみに亦打山は、今では待乳山と表記されているそうな。不二山を富士山って書くようなものなのかな・・・・  ところで、この一句の意味については、下の信濃毎日新聞の記事をご覧になってくださいね。  

   句の意味についても、たいへん興味をもったのですが、同時に大相撲好きの私にとっては、違った意味でも興味をもちました。そう大相撲の親方に、待乳山親方っているんですよね。こんなことをいっては、今の待乳山親方には失礼ですが、高砂や出羽の海、二所ノ関といった有名な年寄り名跡と比べれば、やっぱりほとんど知られていないんですよね。だいたいが待乳山親方の存在を知ったときにも、なんか意味深な名前の山があるんだななんて思ったくらいですから・・・・ そして、偶然にもその待乳山が浅草にあるということが今回判明。頂上には大聖歓喜天様を祀ってあるという聖天宮があるという。ネットで調べたら、待乳山という名前は、お寺の“山号”(新勝寺のことを成田山ということ)というのでもなく、元来隅田川沿いに待乳山という小高い山があったらしいということがわかった。さらに待乳山は標高10.0メートルで、東京一低い山らしいということもわかった。たいへんご利益もありそうだし、低山登頂にも興味があったし・・・  これは、東京に行ったら、登頂するしかないと思って、山小屋サミットの当日早起きして、参詣 兼 登頂を果たして参りました。

   浅草のはずれの隅田川そばにあるこんもりとした森が、待乳山大聖天が建つ待乳山の丘であります。都会とは思えない静けさが漂う待乳山には、木々がうっそうと茂り、夫婦和合や良縁を願う? お若い参詣者が引きもきりません。江戸の時代から幾星霜、平成の世の中でも人の願いは何ら変わりませんね。

『 春雨や 夜さりも参る 亦打山 』  一茶   (※ 亦打山=まつちやま=待乳山) 
聖天さまは秘仏のようです。右側の女性が抱いている緑色のものって、なにかの葉っぱみたい・・・
とっても緑の多い待乳山。次々にお若い参詣者がやってきてびっくり。ご利益ありそうです。(5/17)
待乳山の全景と、参道には名物の大根売り場も。そう皆さんお供えに一本250円 也の大根を上げるんですよ。私も大根をお供えして、今季の山の安全を祈願してまいりました。(5/17)
今日は浅草の三社祭。パンダバスも運休。浅草聖天町の皆さんも聖天さまの隣で準備の真最中です

NO  1579  梅雨入りも見えてきましたね。

2014  6/ 2(月)  

    ややけた外れの熱波が日本上空を襲っていますが、大町も昨日、今日と連日30度超えの真夏日が続いています。季節はずれのこの暑さに、みなさんお体はだいじょうでしょうか。

   ただ九州や山口県では本日梅雨入り宣言が出され、週間予報を見ても、このあと東日本や西日本でも、梅雨入りはまもなくかと思われるような、予想にかわってきました。雨不足の時ならぬ熱い大地を冷ます、グッドタイミングの梅雨入りになってくれそうです。

   さて、昨日は北アルプス北部にも、シーズン入り間近を知らせる、恒例の針ノ木岳慎太郎祭が開催されました。残雪と新緑の針ノ木岳大雪渓にてセレモニーが行なわれ、そのあとには、青空の下で針ノ木峠への記念登山も行なわれ、300人近い参加者には、大満足の一日でした。

   今春は残雪が少なめで、針ノ木雪渓にしても同様だったのですが、4月、5月の少雨の影響で、いたって雪融けのスピードが上がらず、この時期としては、例年よりもかえって、残雪が多いぐらいの状況でした。

   6月入りは、異常なくらいの、超高温状態でのスタートとなりましたが、順調な梅雨入りとほど良い雨量で、梅雨が経過していってくれたらなと思っています。

にぎわった針ノ木岳慎太郎祭。雪渓歩きは、この時季の醍醐味ですね。
中腹では、ミネザクラやオオカメノキなどが咲きだしています。
青空に新緑と残雪が映えます。