▲▲  最 新 情 報    : 2020 / 4月  ▲▲

 ホーム     山荘案内予約          今までの情報

NO 2467  田植えの始まりに安堵。 

2020 4/ 30(木) 

   私どもの山小屋もそうですが、国内のあらゆる経済活動がどうなって行くのかがまったく不透明で心配でなりませんが、ここ大町は無事に田植え作業については開始されて、日に日に水を張る田、そして早苗が植えつけられ行く田が増えてきました。まずはひと安心といったところですね。

  このあとは早苗が日一日と青味を増していき、いくら遅くともイネの花が咲きだす7月20日ごろには、日本国内にも明るい日差しが射してくることをと祈るばかりです。 そして稲穂が黄金色にかがやく9月中旬には、あの話しはなんだったんだ? って感じになっていてほしいものです。

イネの生育に合わせるかのように、このウィルス禍も収束していってほしいです。(4/30)
このところ黄砂で霞む日が多い北アルプスです。(4/30)

NO 2466  失敗を恐れましょう!

2019 4/ 28(火) 

  今週末からはいよいよゴールデンウィークも本格化するわけですが、例年のような華やかさは日本中どこを探してもありませんし、必要もないはずです。また混雑だとか大入り満員なんて言葉もどこを探してもあってはいけません・・・  お願いですので、今は長野県への来訪も、北アルプスや八ヶ岳をはじめ山岳地へのお越しも登山もおやめください。とにかくステイホーム、絶対にステイホーム、何が何でもステイホームでお願いいたします。以下本日の新聞や県内ニュース等で報道された顛末です。

                                                         

  先週末の25日(土)に八ヶ岳で東京都在住の36歳男性が滑落して、左手首骨折の重傷で長野県警ヘリおよび長野県警山岳救助隊員に無事に救出されたまでは良かったのですが、その際収容された県内病院でCT撮影をしたところ、肺炎の症状が見つかり、新型ウィルス感染症の疑いが浮上して、PCR検査を受けることになり、結果は幸いにも陰性ということで助かったのですが、検査結果が出るまで日間に渡って救助隊員やパイロット、整備士ら10人が自宅待機になったということが判明しました。 まさにこのページのNO.2465に書いたような、心配されたことが起こってしまったわけで、その衝撃は関係者には相当なものであったようです。これが本当に陽性感染者であったならば、隊員やパイロットは濃厚接触者として週間以上の自宅待機になってしまうのです。県警航空隊は編隊で活動しておりますので、最悪の場合もう一つの編隊が活動できますが、この緊急事態宣言下に余裕なんてものはまったくなくなります。長野県は数年前の防災ヘリの不幸な事故の影響等もあって、消防防災ヘリも現在運航できてない状況であります。

今回の遭難案件はヘリ救助だけに当てはまることでなく地上救助でも同様なことです。また周辺他県の救助ヘリだって同様の危機感は肌で感じていると思います。下界でだって救急車の隊員の感染の心配も盛んに報道されています。パチンコ屋さんの前で『自分は元気なので大丈夫!』湘南の海岸でサーファーが『海の上だから大丈夫!』と言っているように、おんなじ論理で『私遭難しないんでぇ・・』でしょうか。ですが今は本当に気を付けましょう。普段以上に心配症になって神経を尖らしていきましょう。『私失敗しないんでぇ・・』はドラマの大門未知子だけの世界です。

今日は長野県知事からも登山の中止を訴える緊急会見がありました。各種SNSにて強く発信もしていくようです。とにかく 今しばらくは、今回のゴールデンウイークだけは、家で読書・テレビ・ネット三昧、登山計画の立案、体幹トレーニングで体力づくり、庭いじり、家族孝行等等ステイホームでお願いします。本当にみんなでそうしないと、今年の夏山登山 もできなくなってしまうかも・・・  現にいろんな山域で夏山営業の中止を発表している山小屋もでてきています・・・・  こころよりお願いいたします

長野県内の全登山口の駐車場の閉鎖を市町村に要請!今G.Wはあらゆる方の登山はおやめ下さい! 湘南の駐車場を全部禁止にしてサーファーの来場をやめるようにしたのと同じです
山岳救助機能が不全になりかねません!(4月28日abn長野朝日放送ニュースより)
救助隊員も救急車も長野県医療も、感染者の増加に伴なってたいへんな状況です。
本当に山が好きなら、しばらく登山はやめて下さい!
県警ヘリは山岳救助だけでなく、いろんな場面での出動があります。今長野県内は中部を震源に地震も群発しておりそちらも心配されております。

NO 2465   さらに心配が増す遭難救助。

2020 4/ 24(金) 

  ネットニュースを見ていたら、『登山自粛とは頭悪すぎて笑う・・ 』 といった記事がありました。なんでも登山家の野口 健さんが、この新型ウィルス蔓延下での登山は、各方面へのリスクが余りにも大きいので、登山も今はやめましょうといった至極真っ当なツイートをしたところ、ホリエモン氏が冒頭の『登山自粛とは頭悪すぎて笑う・・ 』 とツイートをしたらしい。氏はその前日にもサーフィン連盟が湘南や房総でのサーフィンの自粛を訴えたところ、そこでも同様な批判をしたとか・・・  まあこういった考えは、世界を見渡してもブラジルのボルソナロ大統領やベラルーシのルカシェンコ大統領などもおんなじであり、一定の支持層もあるのでしょう。数年後に今回のこのウィルス禍が再検証されたときには、もしかしたらこういった考えも一定の評価を得るのかもしれませんが、私は今はやっぱり自粛が第一かと思います。正直私どもにもホリエモン氏に笑われないようにするだけの、ウィルス禍を収束させて行く方法も判断材料もありません・・・

  下の写真記事は長野県警山岳救助隊と大町署の新型ウィルスに対応するための防護服の着用訓練を報道した新聞記事です。3月の終わりに春山営業を予定していた山小屋の有志で大町署をお訪ねし、山岳で発熱等で行動不能に陥った登山者の救助体制等を伺った際に、防護服等も着用して、安全を確保していただいた上で、なんとか救助をお願いしたいことを申し上げて参りました。新聞を読むとその後、真剣に検討していただき、最悪の発熱遭難等に備える体制を構築していただけたようです。ありがたいかぎりで、心より敬意を申し上げる次第であります。通常の遭難救助でも二重遭難等のないように、隊員は最大限の注意を払って出動するわけですが、今回はさらにまだまだ雪深い山中で、見えない未知の敵とも対峙しなければならないのですから、その覚悟や心労は相当なものです。

  またヘリで感染者を救出したなんて話になれば、それこそ隊員からパイロットまで皆さん濃厚接触者なんてことにもなりかねません。とんでもなく大変なことです。こんなことを知っていれば、ホリエモン氏の冒頭の言葉もないでしょうし、安易な登山者の今年の春山入山なんてこともありえないことと思います。とにかく今しばらくはステイホーム!  いろいろと大変かもしれませんが、静かにウチにいましょう。

  全国各地には家に帰ることもできない医療関係者もおられると聞きます。そんな話しを伺えば自粛疲れで息抜きで遊びに行くなんて、とんでもない話しです。医療関係者の負担を増やさぬよう外出は本当に控えましょう。とっても重要なゴールデンウィークになりそうです。

 

備えあれば憂いなし。でも今春は登山も自粛が一番大事! 隊員のみなさん心よりありがとうございます。(4/18:大糸タイムス記事より)

NO 2464  今しばらく北アルプス登山はお止めになって下さい。

2019 4/ 22(水) 

  昨日は長野県知事からも新型ウィルス感染拡大を止めるために、各種施設への休業要請(期間は5/6まで)が出されました。なお山小屋が含まれるであろう簡易宿所や旅館、ホテルについては 『休業の検討を依頼』 という、なんとも煮え切らない言い方での “依頼” という形です。といっても北アルプスや八ヶ岳をはじめ県内の山小屋は、ほとんどどこも営業の自粛を既にしています。

  もう今週末からはプレゴールデンウィークという感じですが、テントや日帰りも含めて一切の登山は止めていただくことを心より切望いたします。先日も申し上げましたが、目先の楽しみ、歓びよりも2ヶ月3ヶ月先の安寧を手に戻せられるよう全ての登山愛好家が今こそ注意喚起! 自重すべきものは自重、自粛できるものは自粛していっていただきたいものです。 そうしないと今の不安定な状況は、いたずらに先延ばしされていくだけです・・・ 皆さん心おだやかに夏には満開のお花やライチョウの親子、そして秋には燃えるような紅葉に逢いに行きたいとは思いませんか。

大町市街地のソメイヨシノはほぼ満開に。
今日の後立山連峰は終日雪が舞い姿を見せませんでした。

NO 2463  日山協、労山、日本山岳会、山岳ガイド協会も登山自粛宣言。

2019 4/ 22(水) 

  ゴールデンウィーク入りも間近になりましたが、国内の主要山岳4団体も足並みをそろえ 『事態の収束まで山岳スポーツ行為を厳に自粛してほしい』 と、事実上の登山自粛宣言を昨日発表しました。また愛知県がゴールデンウィーク中に名古屋駅で新幹線で降りた乗客に検温をするとか、また先般も山形県でも実施されましたが、岡山県でも県境で来県者の検温を実施するとか発表されています。他にも追随するところもありそうです。要は他県との往来を止めて今は家にいてほしい!といったことでしょう。

  とにかく山を愛する心ある方なら、今は家に居てくださると思いますが、念押しの意味もこめて今一度 『今は家にいましょう!』 山は絶対にどこへも逃げては参りません・・・  郊外にキャンプに行くとかもやめましょう。Stay home お願いいたします。

大町市公式キャラクター“おおまぴょん”も、2月から完全外出自粛を続けています。“自粛疲れ”なんてぜ〜んぜんないよ〜
つぶらな瞳にマスクもバッチリ!市役所のマイルームに巣篭もり状態。早く山に行けるといいなあ!

NO 2462  黒部立山アルペンルートも全線で営業休止。 

2020 4/18(土) 

  緊急事態宣言の発令を受けて、4日ほど前にオープンをお伝えしたばかりの『黒部立山アルペンルート』も、誠に残念ですが全線で営業休止となりました。期間は4月18日から5月10日までとなっております。当然のことながら黒部ダムや立山室堂への入山は一切できなくなりました。また室堂で部分営業をしていた宿泊施設等も全部休止になりました。

  県内では上高地への定期路線バスも5月6日まで運行休止になりましたし、上高地周辺の宿泊施設もほとんどが営業休止になったようです。大町温泉郷でもほとんどのホテルが休止になっております。

新型ウィルスは黒部ダムの勇姿まで隠してしまいました。今はじっと耐えましょう。

NO 2461  ようやく日本中に『緊急事態宣言』発出! 

2020 4/17(金) 

  ここ数年ちょっと大き目の台風が来ると、すぐに気象予報士から“不要不急の外出”はやめて下さい!!と、これでもかこれでもかと言われて 、その度に『鹿島槍ヶ岳周辺は今回の台風はそんなに影響は出ないと思うんだけどねぇ』 。 といった話しをスタッフといつもしていました。昨年なども9月の秋分の日3連休の際に、台風17号が日本海側を北上 (10月の千曲川などが決壊して、大被害が発生した台風19号ではありません) して大騒ぎになり、冷池山荘など当初の満館予想が、ほぼほぼ連日お客さまは5人ほどといった開店休業といった有り様に・・・  そして肝心のお天気のほうはと言うと3連休の初日の朝と3日目の朝に雨が少しだけパラパラしたくらい・・・  2日目なんて絶好の登山日和! といった具合で、すっかり肩を落として意気消沈・・・ そして出てくる言葉は、気象予報士の言う不要不急の外出の自粛ってなんだろうね? 簡単に用いすぎるきらいがありゃしないかねぇ。

  しかし今回の『緊急事態宣言』は違うと思います。本当に不要不急の外出はしばらく避けたいものです。登山においてもまったく同じだと思います。遭難者にもいつものような対応が取れるかどうかも疑問なくらいです。ぜひとも当面ゴールデンウィーク明けまでは、登山も自粛していただきたいです。目先の楽しみ、歓びよりも2ヶ月3ヶ月先の安寧を手に戻せられるよう国民全体で注意喚起、そして自重すべきものは自重、自粛できるものは自粛していきたいものです。

  北アルプスの山小屋はほとんどゴールデンウィーク中の宿泊営業は中止のようですし、北アルプス北部の栂池ロープウェイ、八方ロープウェイ、五竜テレキャビンなども先般の東京都などに緊急事態宣言が出されたあとには、運行を中止しております。今後もいろんな動きが長野県内においても出てくると思われますが、とにかく今回だけは『おうちにいてね!Stay at home!』 でお願いしたい思います。

思わず道祖神にも手を合わせて、終息を願う春です。

NO 2460  静寂のなか黒部立山ルペンルート全通。 

2020 4/15(水) 

  北アルプスに春を呼ぶ黒部立山アルペンルートの開通! と、声高らかに、誇らかに宣言したいところですが、こちらも静かな寂しい開幕になってしまいました。オープニングイベント等もなく、黒部ダムや立山室堂への入山者も例年初日の数十分の一の入り込みだったようです。例年なら台湾の皆さんが大勢、室堂の“雪の大谷”の散策を目当てにお越しくださるのですが、もちろんその姿はどこにもありません・・・ またややもすれば観光客が密集してしまう “雪の大谷ウォーク” そのものも、今春は中止になってしまいました。こちらも一日も早く黒部ダムから、大観峰から、室堂からの歓声が北アルプスに響き渡るようになってほしいものです。

  ところで標高2400mの室堂は平年並みの積雪に覆われているようで幸いですが、扇沢あたりは信じられないぐらいに少雪の今春です。爺ヶ岳南尾根も下から見る限りは相当に積雪は少ない感じです。

扇沢駅周辺。(4/15)
いつもなら観光バスがひしめきあう扇沢駅前ですが、静かなスタートになってしまいました。(4/15)
爺ヶ岳南峰と南尾根全景。見るからに雪は少ない感じです。(4/15)
下から見る限りは建物の見え方は例年通りかな・・ 稜線中央に種池山荘が見える。(4/15)
爺ヶ岳南尾根のジャンクションピーク下の雪庇もほとんど出てない。(4/15)
いつもなら1m以上はある柏原新道入口もこんな具合です。(4/15)

NO 2459  心癒やされるサクラ前線到来。 

2020 4/ 15(水) 

  北アルプス山麓の大町にもサクラ前線がやってきました。ここ一週間ほどは平年よりも肌寒い日が続き、当初予想されていたよりは一週間以上遅めのソメイヨシノの開花となりました。とはいってもずいぶんと早めの開花ではあります。年々とソメイヨシノの開花も早まり、平年値というものも昔に比べて恐ろしく早まっていて、いったい今 どきの大町のサクラの開花の平年日っていつなのか、もうわからない始末です。 昔なら5月に入ってから開花なんてことも珍しくなかったんですが・・・・ 

  ところで市内は昔から小中学校の周りにたくさんのサクラの樹が植えられ、この時季は新一年生を華やかに迎えてくれるのですが、大町も新型ウィルス騒動で、学校も休校になってしまっているようで、今年は寂しい静かなサクラの季節になってしまいそうです。早く行き交う子供たちの姿が、大きな声がたくさん聞こえてくる当たり前の平穏が戻ってきてほしいものです。

こちらは高根のエドヒガンザクラの大木。3分咲きといったところでしょうか。(4/15)
いつもなら大勢の子供たちが飛び回るんですが・・・ (4/15)

NO 2458新型ウィルスに関する重要なお知らせ(4/7・4/16更新)

◎新型ウィルスcovid19感染症の拡大蔓延に鑑み、今春の冷池山荘のゴールデンウィークの営業は一切行ないません。ご宿泊はできませんし、テント対応もできません。スタッフも入山いたしません。

◎現在ご宿泊の受付は中止しています。今後は状況を見ながら今年の夏山のご宿泊予約を5月15日から再開の予定です が、状況に好転が見られない時や悪化傾向の時には、判断をさらに2週間毎順延していく予定です。

◎現状では例年通りの夏山営業期間や営業内容を堅持できるか不透明です。今後は逐次状況を見ながら、宿泊客とスタッフの安全を第一に体調管理の徹底、消毒やマスク等の衛生管理体制の構築、そして宿泊人数の縮小、完全予約制等も考慮しつつ対応して行く所存です。

◎冷池山荘の冬期避難室の使用は禁止いたします。なお同室内にあるトイレの使用については小屋周辺の汚染を避けるために使用は可能です。各人の責任の下で使用ください。

4/16追加分  全国に『緊急事態宣言』が出たわけですので、4月17日からゴールデンウィーク中の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山は自粛していただきたいです。遭難等の発生の際にも、関係者にかける負担は、いつも以上に甚大なものになると思われます。

4/28追加分   長野県は県内すべての山岳地の主要登山口の駐車場の使用および利用の中止を宣言しました。

 

お客さまへ(4/7)

 平素は冷池山荘のご利用、ご来荘誠にありがとうございます。本年も多くの皆様に鹿島槍ヶ岳へお越し頂けますように準備を進めて参り、夏山シーズン入りを前に、先ずは残雪にすっぽりと埋まった小屋の掘り起こし作業とゴールデンウィークの冷池山荘営業から2020シーズンのスタートをきる予定でおりました。

 しかし年明けからの新型ウィルスcovid19感染症の日本国内はもとより世界的な拡大蔓延は未だ止まることを知らない状況であります。国内のあらゆる施設や商店等の開場や営業がたいへん困難な状況になっているのは、周知の事実であります。

 皆さんご存知のように、当方の山小屋は交通の便もないまだまだ雪深い人里離れた北アルプスのてっぺんに建つ訳で、この度の国難とも云うべきとてつもなく巨大なこの難題に立ち向かうには、あまりにも多くの障壁や困難がつきまといます。

 よって誠に残念かつ苦しい思いでありますが、今春の冷池山荘へのスタッフの入山は取りやめ、宿泊・売店・テント対応等はいずれも行なわないことと決定させていただきました。また6月中旬以降に始まる冷池山荘・種池山荘・新越山荘の夏山営業に関しても、今後の状況を見ながら適切に開設内容及び期間等を決めていきたいと思います。

 当座国内の感染状況の様子を見ながら、第一段階としてはゴールデンウィーク後の5月中旬を目処に判断をして、夏山のご宿泊予約を5月15日から受付再開したいと思っております。ただ状況に改善の様子が見受けられないようなら、2週間ごとにその判断を延期していきたいと思います。未曾有の緊急事態につき、皆様にはご理解ご協力をお願い申し上げます。

【冷池山荘の新型ウィルス感染症への取り組みの経過】

(これは自主的に判断決定したものであり、国や環境省、営林局、長野県、富山県、保健所、大町市等からは指導、要請等はありません。)

1.3月26日 今年のG.W中の、冷池山荘宿泊営業は一切中止決定。ただし売店及びテント客へ対応はいたします。

↓↓↓

2.4月  2日 今年のG.W中の、冷池山荘宿泊営業は一切中止。また売店及びテント客への対応も未定とさせていただきます。

↓↓↓

3.4月  6日 G.W中のスタッフの入山を中止いたします。よって宿泊営業の中止だけでなく売店及びテント客への対応もいたしません。完全閉鎖です。今後はG.W明けの国内の状況を見ながら、夏山営業の対応を決め、各種対策等も考えた上で、5月15日より夏山予約を再開いたします。それまでは夏山の予約も受付いたしません。

↓↓↓

4.4月16日 国より16日に全国に向けて『緊急事態宣言』が、発出されました。山岳とて同様と思います。山を愛する心ある方なら、爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳 方面への5月6日までの登山は自粛をしていただきたいと思います。

 

↓↓↓

4.4月16日 国より16日に全国に向けて『緊急事態宣言』が、発出されました。山岳とて同様と思います。山を愛する心ある方なら、爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳 方面への5月6日までの登山は自粛をしていただきたいと思います。

↓↓↓

4.4月21日 長野県より簡易宿所(山小屋は簡易宿所に分類されます)に休業の検討の依頼がありました。(当山荘はすでに3月中にG.W春山営業の自粛を発表しています)

↓↓↓

5.4月21日 日本山岳協会・日本山岳会、日本勤労者山岳連盟・日本山岳ガイド協会から、日本中の山岳地への登山の自粛要請が発表されました。

↓↓↓

5.4月28日 長野県は県内すべての山岳地の主要登山口の駐車場の使用および利用の中止を宣言しました。登山はおやめ下さい。

 

 

 

NO 2457  本年の冷池山荘ゴールデンウィーク入山は中止いたします。 

2020 4/ 6(月) 

  新型ウィルス感染症はここへ来て、さらに拡大の一途の様相を見せており、明日にはようやく国も重い腰をあげて『緊急事態宣言』なるものを一都一府五県に発出して、国民全員に危機意識の共有を促し、この国難とも云うべき事態に対応していくようです。

  交通の便もないまだまだ雪深い人里離れた北アルプスのてっぺんに建つ私ども冷池山荘としても、今回の新型ウィルス禍はまったく経験のない難局であり、正直不安でありますし、不測の事態が発生した際に的確な対応を取れるかどうかも自信がありません。すでにゴールデンウィークの宿泊営業の中止は3月26日にこの場にて発表ささていただきましたが、本日はまだ未定であった売店営業等の中止、併せてスタッフの今ゴールデンウィークへ向けての入山も取りやめることを発表させていただきます。お客さまとスタッフの健康安全を第一に考えての決定であることをご理解いただければ幸いであります。

  なお夏山の営業については、『緊急事態宣言』等が奏功して、環境が好転することを信じつつ取り組んで行く所存でありますが、国内の新型ウィルス感染症終息に向けて時間を費やすようなことにでもなれば、各山荘とも定員を大幅に絞った上で、各種対策を施した上で今夏の営業に当たっていくことになろうかと思います。今年の夏山のご予約につきましても、しばらくは控えさせていただき、5月15日以降に受付を再開したいと思います。すでに受付しているご予約につきましては、了解しておりますので大丈夫です。ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。  

今日は一日中雪雲に覆われていた五竜岳でした。(4/6)
鹿島槍ヶ岳は夕方には雪雲がとれて登場です。(4/6)

NO 2456  不安かつ厳しい新年度入り。 

2020 4/ 2(木) 

  暖かな地方では春本番! サクラも満開! そして四月新年度を迎え、本来なら新入学だ進学だ入社だぁと、お正月に並んで華やいだ雰囲気の季節のはずですが、今年は新型ウィルス風邪騒動で日本国内はもとより、世界中で大混乱の状態です。国内においては、ここ数日緊急事態宣言を出すべきという論調が高まっている気がしますが、政府はなかなか腰が重いというか慎重な姿勢をくずしません。一体どうなってしまうのでしょうか・・・

  ところで緊急事態宣言が出されると、外出の自粛が求められると言われていますが、ここで問題になるのが、ずうっと云われている“自粛”という文言です。強制力は何にもないと言われていますが・・・  今月の末からはゴールデンウィークも始まりますが、いろいろと国民の誰もがわかるような、ハッキリとした物言いでなきゃ混乱にさらなる拍車がかかってしまいそうです。

  山小屋や登山に関して心配すれば、一番最初に緊急事態宣言が出されるとしたら首都圏だと思われますが、その際には丹沢山系や奥秩父の山々への登山も自粛が求められるのでしょうか・・・  なんか週末は郊外のキャンプ場が大人気!なんてニュースも散見しますが・・・ また私どものヘリ会社は東京ですが、ヘリスタッフなどの往来も心配です。また山小屋スタッフにしても首都圏に在住の者は移動していいのでしょうか・・・  一応当方も今のところ、山小屋の除雪作業やゴールデンウィークに向けて、4月下旬に入山する予定でいますが、まだまだ流動的な要素がいっぱいです。

  先般ゴールデンウィーク中は宿泊営業は一切しませんが、売店やテント対応はする予定ですとご報告申し上げましたが、それについても未定ということにしていただきたいと思います。とにかく時宜適切に判断をしていきたいと思っておりますので、皆さんのご協力もお願いしたいと思います。

  

白馬村にて(3/31)
白馬岳と手前に八方尾根スキー場(3/31)