NO269 ようやくの冬景色にひと安心も。世の東西をながめれば・・・・
2007/ 1/ 11(木)
『一年の計は元旦にあり』
と申しますが、あっという間に一月ももう11日です。今年は昨年来予定し構想を練っていた計画が、昨年暮れまでに頓挫してしまい、少し張り合い抜けの年明けになってしまいました。大きな一年の計はしばらく後回しになってしまいそうですが、他にも考えていることもあるし、日日の生活のなかでまた新たな目標や計画もでてくることでしょう。無理に一年の計を立てるよりは『一日の計は朝にあり』
で、その日その日を充実させてまた一年間を過ごしていきたいものです。皆さんも正月気分も去り新しいスタートを切られたことと思います。おたがいに健康には留意しメタボリックな身体、メタボリックな生活とはおさらばの一年にしたいですね。このメタボリックという昨年の流行語は死語にしたくない言葉ですね。
さて暖冬気配の年末年始の大町界わいでしたが、1/6からは本格的な雪将軍の到来となり降雪量は市街地でも50センチを超えました。なかなかゲレンデが全面滑走にならずやきもきしていたスキー場もどこも天然雪での全面滑走ができるようになってひと安心です。ただ地球規模でいえば相変わらずの“大暖冬”
のようですね。1/6にはニューヨークでは22度を超えたとか、ワシントンではサクラが一部では早くも満開とか、ニューヨークの今冬の初雪は未だに降らず過去の最遅記録の1/4を更新中だとか・・・・・ ヨーロッパやモスクワの暖冬も続いているようです。昨年暮れの当ホームページNO258と260でも書いたヨーロッパの大暖冬は、250年来最悪の大暖冬という表現が直後には500年間になり、先日のテレビニュースのなかでは1200年間で最悪という言い方になっていました。1200年という数字がどこから出た数字なのかはちょっと疑問ですが、それほどにひどい暖冬ということでしょうか。日本にしても昨日1/10は札幌が今冬一番の最低気温マイナス6.7度を記録したぐらいに北海道も冷え込んだというようなことを気象情報のなかで言っていましたが、札幌ってそんなに暖かい所だったんですか? ちょっとびっくりしたり不思議に思いました。大町も今冬は暖かめと言いましても年明けしてから最低気温マイナス10度以下に下がった日が少ないながらも二日ありました。
1/7からはNHKテレビでやっている秀逸なドキュメンタリー番組 『プラネットアース』
の新しいシリーズが始まり、第一回は南極のコウテイペンギンと北極のホッキョクグマを取り上げていましたが、北極海の氷の減少はほんとうに深刻な状況のようです(当
H.P260もご覧ください)。 日本国内においても近い将来北アルプスの雪の量は八ヶ岳程度の量になり、八ヶ岳は丹沢程度になり、丹沢は南房総の山々のようになってしまうのでしょうか。またさらにそれが進んだらいったいどうなってしまうのか、地球温暖化の話題にはどうしても目がいってしまう昨今です。
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市街地は雪のないさびしい正月でした。(1/5) |
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大町市内もようやく本来の姿に。朝も凍みてきました。(1/9) |
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年末年始はスキーヤーも関係者もほんとうに大変でした。(1/5) |
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前日までの黒いゲレンデは嘘のよう。もう安心ですよ。(1/6) |
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市内 仏崎の観音様への参道にて。路傍の観音様もひと安心。 |
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仏崎地区の皆さんは平穏を祈って“おんべ”(三九郎)づくり。 |
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